南山堂

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とびだせ、薬剤師!
臨床現場で活躍する薬剤師の知識やスキルのおさらい&アップデートをサポートする雑誌

月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035

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月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035

表紙
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2026年5月 Vol.77 No.6

患者をみる,処方を解く

咳アセスメント

ISBN 978-4-525-94032-4

定価

2,200(本体 2,000円+税10%)

  • 特集の目次
特集の目次
■症状と処方をつなぐ 薬剤師のアセスメント力

■咳アセスメントのための基礎知識
・薬剤師に押さえてほしい「咳嗽・喀痰の診療ガイドライン」のポイント
・鎮咳薬処方を理解するための咳嗽メカニズム ―薬で止める咳・止めなくてよい咳
・「時間軸」でみた咳のとらえ方 ―急性咳嗽,遷延性咳嗽,慢性咳嗽とは
・咳の背景にある疾患を把握するための検査のとらえ方
・要点整理 鎮咳薬
・見過ごしてはいけない咳を見極めるものさし

■実践! 咳アセスメント
・感冒エピソードのある長引く咳
・夜間・早朝に悪化する咳
・痰が増えてきた咳
・咳だけが続く慢性の咳
・処方変更に引き起こされた咳
・アレルギーが背景にある咳
・呼吸苦・全身症状を伴う咳
・食後・嚥下時に目立つ咳

[特別企画]
■フォーカス 令和8年度調剤報酬改定を探る ―「これからの薬局像」を描く手がかり
・収益構造の変化からひも解く
・今後の医療提供体制の再編からひも解く
・地域とのかかわりを期待される薬局の姿


【予告】
 近年、薬剤師には処方内容を形式的に確認するだけでなく、患者の症状や背景を踏まえ、処方意図を読み解き、その結果を服薬指導や疑義照会に活かす力が求められています。
日本医療機能評価機構では、医療事故情報収集事業等を通じ、医療現場で発生した事故やヒヤリ・ハット事例を収集・分析し、発生要因や再発防止に向けた情報を共有しています。これらの取り組みからは、医療安全のために情報を丁寧に読み取り、患者の状況や治療内容を適切に把握することの重要性が示唆されます。すなわち、薬物治療を実践するうえで処方と患者状態の関係を整理するアセスメントの重要性が高まっていると言えるでしょう。
また、日本薬剤師会の調査では、疑義照会の経緯として用法・用量、重複投与等の処方箋の内容が最も多い一方、患者・家族等へのインタビュー・服薬指導を契機とした疑義照会も40%超を占めています。この結果は、処方内容の確認に加え、患者の訴えや背景を把握することが、疑義の発見や処方の適正化につながる重要な手掛かりになっていることを示しています。
 本特集タイトルにある「患者をみる」とは、患者の訴え、症状の経過、既往歴、併用薬、生活環境などを総合的に捉えることを指します。また「処方を解く」とは、処方されている薬剤のみならず、症状や経過から想定されるものの、あえて処方されていない薬剤にも目を向け、その背景にある処方意図を考える思考プロセスを意味します。
 本特集では咳をテーマに取り上げます。咳は臨床上、遭遇する頻度の高い症状です。その原因や病態は感染症、アレルギー、喘息・COPD、胃食道逆流症、後鼻漏等、多岐にわたります。各疾患に伴う咳はさまざまであり、鎮咳薬処方の要否、鎮咳薬の使い分けの判断には、咳アセスメント力は不可欠なスキルとなります。本特集では、咳症状を有する患者の処方を手掛かりに薬剤師がどのように状況を整理し、処方監査、服薬指導、疑義照会といった日常業務に結びつけるかを具体的に解説します。
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