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カテゴリー: 臨床看護学  |  免疫・アレルギー学

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メディカルスタッフのための よくわかるアレルギー教室

1版

永田 真 編著

定価

3,850(本体 3,500円 +税10%)


  • B5判  173頁
  • 2026年4月 発行
  • ISBN 978-4-525-50671-1

アレルギー診療を支えるメディカルスタッフのための入門書

看護師,薬剤師,管理栄養士をはじめ,医療現場でアレルギー患者に関わるすべての人を対象に,必要な知識をわかりやすくまとめました.
総論では,アレルギー疾患が起きる仕組みやアレルゲンへの対策,検査・治療といった各疾患に共通して押さえるべき基礎知識を整理します.各論では,日常診療で出会う頻度の高いアレルギー疾患について,その病態や主な症状,行う検査・治療,患者指導の要点を解説します.
患者指導,服薬指導,栄養指導など日々の業務に幅広く活用でき,アレルギー診療の基礎を確実に身につけ,自信を持って患者に対応したいメディカルスタッフにおすすめの一冊です.

  • 序文
  • 目次
序文
 アレルギー疾患は,いまや国民的なcommon diseasesとして,大きな問題となっています.わが国ではアレルギー疾患対策基本法が制定され,アレルギー疾患の予防と正しい知識の普及,診療の均てん化の推進,患者の生活の質の維持・向上,さらには疫学的・基礎的・臨床研究の推進などが定められました.正しいアレルギー診療の推進が,法的にも支えられるという国家の方向性が示されています.
 アレルギー疾患の発症には体質的な基盤があるため,しばしば生涯にわたる管理が必要となります.また,1 人の患者において,同一のアレルゲンから複数の疾患が発症することも日常診療で少なくありません.アレルギー患者が受診する医療機関は,必ずしもアレルギー専門医に限られず,実際には一般内科や小児科などのプライマリケア,あるいは救急医療の場を訪れることも多くあります.これらの現場では,適切な初期対応や管理の基本的な知識が求められるとともに,専門医療機関への適切な紹介のタイミングを逃さないことも重要な課題となります.
 このような背景から,アレルギー疾患に関する適切な知識の習得は,すべての医療関係者にとって重要な課題といえます.アレルギー疾患に対応する診療科は多岐にわたり,他疾患の治療中であっても,基礎疾患としてアレルギーを有する患者は少なくありません.そのなかには,寛解しにくく,時に致命的となりうるアナフィラキシーを呈する食物アレルギーや,全身ステロイド治療に伴う副作用への配慮が必要となる重症喘息なども含まれます.
 一方で,日本においては,日常診療を支えるメディカルスタッフ,とりわけ初学者を対象に,アレルギー疾患を体系的に解説した成書はきわめて限られてきました.そこで本書では,メディカルスタッフがアレルギー疾患に関する正しい基礎知識を体系的に学び,臨床現場で実際に活用できることを目的として,初学者向けの入門書として刊行することを企画しました.
 本書が,日本のアレルギー診療の現場を支える一冊となり,ひいてはアレルギー疾患をもつ患者のよりよい医療につながることを願っています.

2026 年4 月
永田 真
目次
Part 1 総論
1.アレルギー疾患が起きるしくみ
2.アレルギー疾患の病因アレルゲンとその対応(環境整備)
3.アレルギー疾患の主な検査
4.アレルギー疾患の主な治療

Part 2 各論
1.アナフィラキシー
2.成人喘息
3.小児喘息
4.アトピー性皮膚炎
5.蕁麻疹
6.小児の食物アレルギー
7.成人の食物アレルギー
8.好酸球性消化管疾患
9.アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)
10.好酸球性副鼻腔炎
11.アレルギー性結膜疾患
12.金属アレルギー
13.職業性アレルギー疾患
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