臨床現場で注目されている薬剤や疾患を取り上げ、新人薬剤師には「やさしく」、先輩薬剤師には「くわしく・強くなる」をコンセプトに解説します。薬剤業務の悩みを解消、臨床力も磨けます。
年4回刊:1/4/7/10月の1日発行 B5判オールカラー 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)ISSN 2760-3598
臨床現場で注目されている薬剤や疾患を取り上げ、新人薬剤師には「やさしく」、先輩薬剤師には「くわしく・強くなる」をコンセプトに解説します。薬剤業務の悩みを解消、臨床力も磨けます。
年4回刊:1/4/7/10月の1日発行 B5判オールカラー 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)ISSN 2760-3598
神経ゼミ:抗うつ薬講座
抗うつ薬のはたらきと患者サポートがスッキリわかる本
ISBN 978-4-525-92263-4
定価
1,320円(本体 1,200円+税10%)
三輪高市/村上 理/浜田康次/中村友喜/桑原秀徳/島﨑 学/赤瀬朋秀
- 序文
- 目次
序文
レシピプラス2019年春号にて,精神科領域の特集「今どきの抗うつ薬処方:ここでも使える! SSRI,SNRI,NaSSA」を企画しました.それから約7年が経過し,新たな抗うつ薬が登場するとともに,薬物治療に対する考え方も少しずつ変化してきました.今回の特集では,抗うつ薬の作用メカニズムや新規薬剤を含めた最新情報を整理し,さらに精神科専門薬剤師の経験に基づき,治療経過に応じた適正使用や対応のポイントについてご解説いただきました.
抗うつ薬の主な治療対象となるうつ病や不安症は,精神科領域のなかでも罹患率が高く一般的な疾患群ですが,これらの疾患は治療に苦慮することも多く,患者さん自身も治療や社会生活のなかで困難を抱える場面が少なくありません.加えて抗うつ薬は,うつ病や不安症だけでなくPTSD や慢性疼痛などにも適応を有し,さらに保険適応外ではありますが,不眠症,摂食障害,片頭痛などに用いられることもあり,多彩な場面で見かけるきわめて身近な薬剤です.ただし,抗うつ薬はハイリスク薬に区分されており,多くの薬剤師の先生がたからは「副作用が多く使いづらい」「難しくて理解しにくい」「患者さんにどう接したらよいのかわからない」といった声も聞かれます.しかし,抗うつ薬が対象とする疾患群は一般社会に広く存在し,適切な薬物治療を続けられれば,患者さんの抱える困難な状況は少なからず良い方向へ向かっていきます.患者サポートの輪が大きく広がるよう,精神科以外の領域の先生方にも目を向けていただけると嬉しく思います.
本特集を通じて,より多くの先生がたの抗うつ薬による薬物治療への抵抗感が軽減され,日常業務のなかで活用していただけることを願っております.今回も精神科の最前線で活躍されている専門家の方々に執筆をお願いし,楽しく学んでいただけると同時に,最新の知見をお届けできる内容となりました.
鈴鹿医療科学大学薬学部 教授
三輪 高市
抗うつ薬の主な治療対象となるうつ病や不安症は,精神科領域のなかでも罹患率が高く一般的な疾患群ですが,これらの疾患は治療に苦慮することも多く,患者さん自身も治療や社会生活のなかで困難を抱える場面が少なくありません.加えて抗うつ薬は,うつ病や不安症だけでなくPTSD や慢性疼痛などにも適応を有し,さらに保険適応外ではありますが,不眠症,摂食障害,片頭痛などに用いられることもあり,多彩な場面で見かけるきわめて身近な薬剤です.ただし,抗うつ薬はハイリスク薬に区分されており,多くの薬剤師の先生がたからは「副作用が多く使いづらい」「難しくて理解しにくい」「患者さんにどう接したらよいのかわからない」といった声も聞かれます.しかし,抗うつ薬が対象とする疾患群は一般社会に広く存在し,適切な薬物治療を続けられれば,患者さんの抱える困難な状況は少なからず良い方向へ向かっていきます.患者サポートの輪が大きく広がるよう,精神科以外の領域の先生方にも目を向けていただけると嬉しく思います.
本特集を通じて,より多くの先生がたの抗うつ薬による薬物治療への抵抗感が軽減され,日常業務のなかで活用していただけることを願っております.今回も精神科の最前線で活躍されている専門家の方々に執筆をお願いし,楽しく学んでいただけると同時に,最新の知見をお届けできる内容となりました.
鈴鹿医療科学大学薬学部 教授
三輪 高市
目次
■抗うつ薬の作用メカニズムをひも解く
1.脳と神経のしくみと抗うつ薬
2.うつ病の病態生理と抗うつ薬の効果
3.不安症・強迫症の病態生理と抗うつ薬の効果
■臨床に役立つ抗うつ薬のプロファイル
1.三環系抗うつ薬・四環系抗うつ薬
2.SSRI
3.SNRI
4.NaSSA
5.セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬(S-RIM)
6.GABA受容体ポジティブアロステリックモジュレーター
■抗うつ薬による治療とその薬学管理
抗うつ薬の服薬指導・薬学的管理のコツ
1.新規に開始されたとき
2.抗うつ薬が変更されるとき
3.抗うつ薬を中止・終了するとき
4.身体疾患の影響が懸念されるとき
□Series
・最近のコクシ:抗うつ薬
・プレイバック物化生:受容体との結合は,ちょっと変わった結合?
・漢方検分録 ケースで学ぶ漢方薬の安全チェック
患者さんはエキス剤はのめる? 服薬できる剤形かもチェックをしよう
1.脳と神経のしくみと抗うつ薬
2.うつ病の病態生理と抗うつ薬の効果
3.不安症・強迫症の病態生理と抗うつ薬の効果
■臨床に役立つ抗うつ薬のプロファイル
1.三環系抗うつ薬・四環系抗うつ薬
2.SSRI
3.SNRI
4.NaSSA
5.セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬(S-RIM)
6.GABA受容体ポジティブアロステリックモジュレーター
■抗うつ薬による治療とその薬学管理
抗うつ薬の服薬指導・薬学的管理のコツ
1.新規に開始されたとき
2.抗うつ薬が変更されるとき
3.抗うつ薬を中止・終了するとき
4.身体疾患の影響が懸念されるとき
□Series
・最近のコクシ:抗うつ薬
・プレイバック物化生:受容体との結合は,ちょっと変わった結合?
・漢方検分録 ケースで学ぶ漢方薬の安全チェック
患者さんはエキス剤はのめる? 服薬できる剤形かもチェックをしよう