臨床現場で注目されている薬剤や疾患を取り上げ、新人薬剤師には「やさしく」、先輩薬剤師には「くわしく・強くなる」をコンセプトに解説します。薬剤業務の悩みを解消、臨床力も磨けます。
年4回刊:1/4/7/10月の1日発行 B5判オールカラー 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)ISSN 2760-3598
臨床現場で注目されている薬剤や疾患を取り上げ、新人薬剤師には「やさしく」、先輩薬剤師には「くわしく・強くなる」をコンセプトに解説します。薬剤業務の悩みを解消、臨床力も磨けます。
年4回刊:1/4/7/10月の1日発行 B5判オールカラー 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)ISSN 2760-3598
使える漢方薬ABC
ISBN 978-4-525-92261-0
定価
1,320円(本体 1,200円+税10%)
大澤 稔/村上 理/浜田康次/赤瀬朋秀/島﨑 学
- 序文
- 目次
序文
実践の扉を開く,大澤流漢方メソッド
~進化する医療の最前線で「使える」知識をあなたに~
昨今,テレビや雑誌などの各メディアで東洋医学が特集される機会は著しく増え,社会全体での注目度は高まり続けています.わが国の医師による漢方薬の処方率は,今やおよそ90パーセントに達すると言われており,日常診療において漢方はもはや「特殊な選択肢」ではなく,西洋医学と融合した不可欠な治療手段の一つとして確固たる地位を築いています.患者さんのQOL向上において,漢方薬が果たす役割はかつてないほど大きくなっているのです.
時計の針を少し戻しましょう.2017年春,本誌『Rp.+レシピプラス』にて特集しました「よく出る漢方薬ABC」は,おかげさまで大変な反響をいただき,多くの薬剤師の皆様の臨床現場で,今なお色褪せることなくバイブルのようにご活用いただいていると伺っております.編集者として,これに勝る喜びはありません.
あれからおよそ9年の歳月が流れました.この間,医療現場における薬剤師の役割は大きく進化しました.かつては挑戦的ですらあった「薬剤師による漢方薬の処方提案」という立ち位置も,皆様の日々の研鑽により,世の中に深く浸透し,医師や患者さんから求められる当たり前の光景となりつつあります.そうした機運の高まりと,読者の皆様からの「もっと深く知りたい」「さらに実践的な内容を」という熱いご要望にお応えできるよう,満を持して続編をお届けする運びとなりました.
今回,2026年冬号として上梓させていただいた特集は,ズバリ「使える漢方薬ABC」です.前作で培った基礎を踏まえつつ,より臨床実践的なステージへと皆様を誘います.「漢方の提案は難しそう」「弁証などの専門用語で敷居が高い」と感じている方こそ,ぜひページをめくってください.ここには,これから漢方薬の処方提案を身につけたいと願う皆様のハードルを少しでも下げ,明日からの業務に即座に活かせる『大澤流』のノウハウを惜しみなく詰め込みました.
本特集は,単なる知識の羅列ではありません.臨床の知恵と工夫を集めた,まさに「宝箱」のような一冊です.知識として知っているだけの状態から一歩踏み出し,自信を持って「使える」漢方薬の幅を広げていただくこと.そして,その先にある患者さんの笑顔を引き出すこと.それが本特集の願いです.
さあ,準備はよろしいでしょうか. 大澤流漢方ワールドへようこそ!!
国際医療福祉大学病院産婦人科 部長
大澤 稔
~進化する医療の最前線で「使える」知識をあなたに~
昨今,テレビや雑誌などの各メディアで東洋医学が特集される機会は著しく増え,社会全体での注目度は高まり続けています.わが国の医師による漢方薬の処方率は,今やおよそ90パーセントに達すると言われており,日常診療において漢方はもはや「特殊な選択肢」ではなく,西洋医学と融合した不可欠な治療手段の一つとして確固たる地位を築いています.患者さんのQOL向上において,漢方薬が果たす役割はかつてないほど大きくなっているのです.
時計の針を少し戻しましょう.2017年春,本誌『Rp.+レシピプラス』にて特集しました「よく出る漢方薬ABC」は,おかげさまで大変な反響をいただき,多くの薬剤師の皆様の臨床現場で,今なお色褪せることなくバイブルのようにご活用いただいていると伺っております.編集者として,これに勝る喜びはありません.
あれからおよそ9年の歳月が流れました.この間,医療現場における薬剤師の役割は大きく進化しました.かつては挑戦的ですらあった「薬剤師による漢方薬の処方提案」という立ち位置も,皆様の日々の研鑽により,世の中に深く浸透し,医師や患者さんから求められる当たり前の光景となりつつあります.そうした機運の高まりと,読者の皆様からの「もっと深く知りたい」「さらに実践的な内容を」という熱いご要望にお応えできるよう,満を持して続編をお届けする運びとなりました.
今回,2026年冬号として上梓させていただいた特集は,ズバリ「使える漢方薬ABC」です.前作で培った基礎を踏まえつつ,より臨床実践的なステージへと皆様を誘います.「漢方の提案は難しそう」「弁証などの専門用語で敷居が高い」と感じている方こそ,ぜひページをめくってください.ここには,これから漢方薬の処方提案を身につけたいと願う皆様のハードルを少しでも下げ,明日からの業務に即座に活かせる『大澤流』のノウハウを惜しみなく詰め込みました.
本特集は,単なる知識の羅列ではありません.臨床の知恵と工夫を集めた,まさに「宝箱」のような一冊です.知識として知っているだけの状態から一歩踏み出し,自信を持って「使える」漢方薬の幅を広げていただくこと.そして,その先にある患者さんの笑顔を引き出すこと.それが本特集の願いです.
さあ,準備はよろしいでしょうか. 大澤流漢方ワールドへようこそ!!
国際医療福祉大学病院産婦人科 部長
大澤 稔
目次
■大澤流! 不定愁訴を漢方医学で“定義”する
1.漢方医学の症状の捉え方
2.女性ならではの(月経・閉経に関連する)悩みを“気・血・水”で捉える
3.長引く痛みを“微小循環障害〔瘀血(血滞)〕”で捉える
4.加齢にまつわる悩みを五臓の“腎”で捉える
5.漢方薬を作用で整理しよう!
■検査値に現れづらい不調・つらさに使える漢方薬
[まずはここから! よくあるお悩みに使える漢方薬 編]
1.めまい・ふらつき
2.不 眠
3.頭 痛
4.肩こり・背中の張り
[西洋医学では対処法が乏しいときに使える漢方薬 編]
1.見てわかる! 女性三大漢方の使い分け
2.尿路結石・胆石の痛み,こむら返り ~急激に起こる筋肉のけいれんを伴う疼痛~
3.口内炎
4.(月経とは関係ない)腰痛
5.腹痛・しぶり腹
6.月経痛・腰痛
7.冷 え
8.ほてり
[西洋薬にプラスで or 置き換えて効果的に使える漢方薬 編]
1.アレルギー体質に悩む患者にオススメしたい漢方薬
2.経口ステロイド(プレドニゾロン)に併用したい漢方薬
3.降圧薬の2剤併用に漢方薬
4.高齢者あるあるなポリファーマシー回避に漢方薬
[メンタル面でのお悩みに使える漢方薬 編]
1.大澤流! 漢方の精神的動揺を3軸で捉える
2.うつうつ(抑うつ)
3.イライラ(苛立ち)
4.急なドキドキ(不安)
コラム
・選択された漢方は合っているのにイマイチ効きが悪い?
・漢方薬の飲み方① 分2,分3処方は均等に割って飲む?
・漢方薬の飲み方② 漢方薬の服薬アドヒアランスを向上させるには?
高齢者に注意を払うべき生薬
・麻 黄
・甘 草
・黄 芩
・山梔子
・附 子
□Series
最近のコクシ
漢方薬
漢方検分録 ケースで学ぶ漢方薬の安全チェック
漢方薬の副作用は“代表的なもの以外”もしっかり伝える
プレイバック物化生
免疫反応を利用した検査キット
1.漢方医学の症状の捉え方
2.女性ならではの(月経・閉経に関連する)悩みを“気・血・水”で捉える
3.長引く痛みを“微小循環障害〔瘀血(血滞)〕”で捉える
4.加齢にまつわる悩みを五臓の“腎”で捉える
5.漢方薬を作用で整理しよう!
■検査値に現れづらい不調・つらさに使える漢方薬
[まずはここから! よくあるお悩みに使える漢方薬 編]
1.めまい・ふらつき
2.不 眠
3.頭 痛
4.肩こり・背中の張り
[西洋医学では対処法が乏しいときに使える漢方薬 編]
1.見てわかる! 女性三大漢方の使い分け
2.尿路結石・胆石の痛み,こむら返り ~急激に起こる筋肉のけいれんを伴う疼痛~
3.口内炎
4.(月経とは関係ない)腰痛
5.腹痛・しぶり腹
6.月経痛・腰痛
7.冷 え
8.ほてり
[西洋薬にプラスで or 置き換えて効果的に使える漢方薬 編]
1.アレルギー体質に悩む患者にオススメしたい漢方薬
2.経口ステロイド(プレドニゾロン)に併用したい漢方薬
3.降圧薬の2剤併用に漢方薬
4.高齢者あるあるなポリファーマシー回避に漢方薬
[メンタル面でのお悩みに使える漢方薬 編]
1.大澤流! 漢方の精神的動揺を3軸で捉える
2.うつうつ(抑うつ)
3.イライラ(苛立ち)
4.急なドキドキ(不安)
コラム
・選択された漢方は合っているのにイマイチ効きが悪い?
・漢方薬の飲み方① 分2,分3処方は均等に割って飲む?
・漢方薬の飲み方② 漢方薬の服薬アドヒアランスを向上させるには?
高齢者に注意を払うべき生薬
・麻 黄
・甘 草
・黄 芩
・山梔子
・附 子
□Series
最近のコクシ
漢方薬
漢方検分録 ケースで学ぶ漢方薬の安全チェック
漢方薬の副作用は“代表的なもの以外”もしっかり伝える
プレイバック物化生
免疫反応を利用した検査キット