ジェネラリストが
「いま」必要な情報を届ける雑誌
月刊:毎月1日発行 B5判 定価:2,970円(本体2,700円+税10%) ※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0022-5207
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【第1特集】教科書通りにいかない心不全診療/【第2特集】事例で学ぶ! レセプト返戻・査定の知識
ISBN 978-4-525-93027-1
定価
2,970円(本体 2,700円+税10%)
- 今月の視点
- 特集の目次
- 連載
今月の視点
【第1特集】教科書通りにいかない心不全診療
ガイドラインを適用できない現実を共有する
近年,心不全診療は大きな変革期を迎えています.SGLT2阻害薬やARNIをはじめとする新しい薬物治療が次々に登場し,2025年には『心不全診療ガイドライン』が改訂されました.心不全患者数は高齢化に伴い今後も増加の一途をたどると予想され,循環器専門医のみならず,プライマリ・ケア医が心不全診療に習熟していくことがますます重要になっています.
一方で,日常診療で出会う患者さんは,ガイドラインに書かれた典型例ばかりではありません.腎臓や肺の病気を同時に抱えていたり,多くの薬を飲んで副作用が心配だったり,高齢でフレイルや認知症が進んでいたり…….私たち医師は,理想的な診療を思い描きながらも,そのまま適用できない現実に直面することが少なくありません.患者さん一人ひとりの状況に合わせて,悩み,工夫しながら診療にあたっているのが現場の実感ではないでしょうか.
本特集は,まさにそうした“理想と現実の狭間”に焦点を当てました.ガイドラインを土台にしながらも,プライマリ・ケア医と循環器専門医が互いに学び合い,協働することで診療の幅を広げ,患者さん一人ひとりに適した対応を実現する.そのための視点や実践の工夫を,さまざまな角度から紹介していきます.
日々の診療のなかで「これはどうしたらよいのだろう」と感じたとき,この特集が理想と現実の狭間を埋めるヒントとなり,診療の一助となることを期待しています.そしてプライマリ・ケア医と循環器専門医が手を取り合って,地域で心不全患者さんを支えていくきっかけとなればと願っています.
[編集幹事]
聖隷浜松病院 循環器科・心血管カテーテル治療科 齋藤秀輝
【第2特集】事例で学ぶ! レセプト返戻・査定の知識
学ぶ機会のないレセプト業務
医師は医学部を卒業すると,そのほとんどが保険医として医療に従事していく.しかし,保険医として保険医療機関で診療を行うためのルールについては,医学部教育のなかで体系的に教えられることはほとんどなく,実際の医療現場で少しずつ学んでいくのが実情である.保険診療の基本ルールとして「保険医は,保険診療のルールに従って,療養の給付を実施する必要がある」と定められている.本特集では,保険診療の基本的なルールの1つであるレセプト業務と,多くの医療者が頭を悩ませる返戻・査定について取り上げた.
本分野は理解しにくい側面も多いが,今回は日頃からレセプト業務に携わる医師や医療事務の専門家によって,とてもわかりやすい視点で解説いただいた.本特集が,読者にとってレセプト業務を理解する一助となり,明日からの診療業務の助けとなれば幸いである.
[編集幹事]
myCLINIC 遠井敬大
ガイドラインを適用できない現実を共有する
近年,心不全診療は大きな変革期を迎えています.SGLT2阻害薬やARNIをはじめとする新しい薬物治療が次々に登場し,2025年には『心不全診療ガイドライン』が改訂されました.心不全患者数は高齢化に伴い今後も増加の一途をたどると予想され,循環器専門医のみならず,プライマリ・ケア医が心不全診療に習熟していくことがますます重要になっています.
一方で,日常診療で出会う患者さんは,ガイドラインに書かれた典型例ばかりではありません.腎臓や肺の病気を同時に抱えていたり,多くの薬を飲んで副作用が心配だったり,高齢でフレイルや認知症が進んでいたり…….私たち医師は,理想的な診療を思い描きながらも,そのまま適用できない現実に直面することが少なくありません.患者さん一人ひとりの状況に合わせて,悩み,工夫しながら診療にあたっているのが現場の実感ではないでしょうか.
本特集は,まさにそうした“理想と現実の狭間”に焦点を当てました.ガイドラインを土台にしながらも,プライマリ・ケア医と循環器専門医が互いに学び合い,協働することで診療の幅を広げ,患者さん一人ひとりに適した対応を実現する.そのための視点や実践の工夫を,さまざまな角度から紹介していきます.
日々の診療のなかで「これはどうしたらよいのだろう」と感じたとき,この特集が理想と現実の狭間を埋めるヒントとなり,診療の一助となることを期待しています.そしてプライマリ・ケア医と循環器専門医が手を取り合って,地域で心不全患者さんを支えていくきっかけとなればと願っています.
[編集幹事]
聖隷浜松病院 循環器科・心血管カテーテル治療科 齋藤秀輝
【第2特集】事例で学ぶ! レセプト返戻・査定の知識
学ぶ機会のないレセプト業務
医師は医学部を卒業すると,そのほとんどが保険医として医療に従事していく.しかし,保険医として保険医療機関で診療を行うためのルールについては,医学部教育のなかで体系的に教えられることはほとんどなく,実際の医療現場で少しずつ学んでいくのが実情である.保険診療の基本ルールとして「保険医は,保険診療のルールに従って,療養の給付を実施する必要がある」と定められている.本特集では,保険診療の基本的なルールの1つであるレセプト業務と,多くの医療者が頭を悩ませる返戻・査定について取り上げた.
本分野は理解しにくい側面も多いが,今回は日頃からレセプト業務に携わる医師や医療事務の専門家によって,とてもわかりやすい視点で解説いただいた.本特集が,読者にとってレセプト業務を理解する一助となり,明日からの診療業務の助けとなれば幸いである.
[編集幹事]
myCLINIC 遠井敬大
特集の目次
【第1特集】教科書通りにいかない心不全診療
■特別座談会
ガイドラインは羅針盤,現場は荒波 ─プライマリ・ケア医×循環器医の協働で心不全診療の“ 狭間 ”に挑む─(齋藤秀輝,佐藤宏行,生駒剛典,小野雅敬,官澤洋平)
■心不全ガイドラインとプライマリ・ケアでの実践
総論 ─2025年新ガイドラインの地域医療での実践─(佐藤宏行)
多疾患併存例への対応 ─CKD,糖尿病,COPD,貧血を合併した心不全─(生駒剛典)
高齢・フレイル患者の心不全 ─標準治療がそのまま適応できないとき─(石瀬裕子)
アドヒアランス不良例への介入 ─独居,認知症を抱える心不全患者をどう支えるか─(小野雅敬)
社会的要因による治療制約 ─経済・生活背景と向き合う心不全診療─(森田隆太郎,本田優希)
急性期増悪への初期対応 ─プライマリ・ケア外来で出会う急性心不全─(上原拓樹)
専門医への紹介基準 ─どこまで診て,どこから託すか─(岡田健助)
ガイドラインを“ 活かす ”地域心不全診療 ─単なる遵守ではなく,現場で応用する視点─(官澤洋平)
【第2特集】事例で学ぶ! レセプト返戻・査定の知識
■特別座談会
みんなどうしてる? レセプト返戻・査定対策(遠井敬大,小宮山 学,堀越 健,神原充代)
■それぞれのレセプト対策
プライマリ・ケア医にとって「レセプト」とは(遠井敬大)
開業・継承したときに直面するレセプトの返戻・査定の課題(堀越 健)
開業10年目のレセプト返戻・査定対策(小宮山 学)
事務の立場から医師へ伝えたいレセプト対応(神原充代)
■特別座談会
ガイドラインは羅針盤,現場は荒波 ─プライマリ・ケア医×循環器医の協働で心不全診療の“ 狭間 ”に挑む─(齋藤秀輝,佐藤宏行,生駒剛典,小野雅敬,官澤洋平)
■心不全ガイドラインとプライマリ・ケアでの実践
総論 ─2025年新ガイドラインの地域医療での実践─(佐藤宏行)
多疾患併存例への対応 ─CKD,糖尿病,COPD,貧血を合併した心不全─(生駒剛典)
高齢・フレイル患者の心不全 ─標準治療がそのまま適応できないとき─(石瀬裕子)
アドヒアランス不良例への介入 ─独居,認知症を抱える心不全患者をどう支えるか─(小野雅敬)
社会的要因による治療制約 ─経済・生活背景と向き合う心不全診療─(森田隆太郎,本田優希)
急性期増悪への初期対応 ─プライマリ・ケア外来で出会う急性心不全─(上原拓樹)
専門医への紹介基準 ─どこまで診て,どこから託すか─(岡田健助)
ガイドラインを“ 活かす ”地域心不全診療 ─単なる遵守ではなく,現場で応用する視点─(官澤洋平)
【第2特集】事例で学ぶ! レセプト返戻・査定の知識
■特別座談会
みんなどうしてる? レセプト返戻・査定対策(遠井敬大,小宮山 学,堀越 健,神原充代)
■それぞれのレセプト対策
プライマリ・ケア医にとって「レセプト」とは(遠井敬大)
開業・継承したときに直面するレセプトの返戻・査定の課題(堀越 健)
開業10年目のレセプト返戻・査定対策(小宮山 学)
事務の立場から医師へ伝えたいレセプト対応(神原充代)
連載
えびさんぽ(51)
乳幼児の注射時において,痛みや苦痛を軽減する方法はありますか?(青島周一)
―ランドマークスタディと路地裏エビデンス
―臨床での使い方
御縁ちゃんが導く誤嚥性肺炎クロニクル(15)
臨床倫理を使って縁蔵を助けよう!(宮上泰樹,近藤慶太)
薬剤師の知恵袋 〜医師に伝えたいマメ知識〜(10)
麻薬の注射がこんなに高いなんて…….保険はきかないんですか?(押切康子)
総合診療 POEMs ─診療で使える!旬なオススメ文献─(28)
SGLT2 阻害薬使用中の尿路感染症,薬剤は中止すべきか?(谷河璃香,川幡翔太郎,岡田 悟)
乳幼児の注射時において,痛みや苦痛を軽減する方法はありますか?(青島周一)
―ランドマークスタディと路地裏エビデンス
―臨床での使い方
御縁ちゃんが導く誤嚥性肺炎クロニクル(15)
臨床倫理を使って縁蔵を助けよう!(宮上泰樹,近藤慶太)
薬剤師の知恵袋 〜医師に伝えたいマメ知識〜(10)
麻薬の注射がこんなに高いなんて…….保険はきかないんですか?(押切康子)
総合診療 POEMs ─診療で使える!旬なオススメ文献─(28)
SGLT2 阻害薬使用中の尿路感染症,薬剤は中止すべきか?(谷河璃香,川幡翔太郎,岡田 悟)