とびだせ、薬剤師!
臨床現場で活躍する薬剤師の知識やスキルのおさらい&アップデートをサポートする雑誌
月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035
とびだせ、薬剤師!
臨床現場で活躍する薬剤師の知識やスキルのおさらい&アップデートをサポートする雑誌
月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035
薬剤師のためのいちばんやさしい栄養療法の本
ISBN 978-4-525-94041-6
定価
3,850円(本体 3,500円+税10%)
B5判 336頁
- 発刊に寄せて
- 目次
発刊に寄せて
このたびは,「薬剤師のためのいちばんやさしい栄養療法の本」を手にとっていただきありがとうございます.本書は,これから栄養について学びたい若手薬剤師やレジデントから,栄養サポートチームで日々患者さんの栄養について薬剤師の視点から関わっておられる方まで,学びを広げ,知識を深めることができる一冊となっています.
薬学教育が4年制から6年制となり20年が経過しました.学習カリキュラムでは,薬学生が栄養について学習する機会は増えつつあるものの,いまだに十分とはいえないのが現状です.また,臨床で直面する課題に対して薬剤師が学びやすい書籍が充実しているとはいえないなか,本書の編集にあたることとなりました.
本書は,全6章で構成されています.まず,第1章と第2章で栄養療法に関する基本を学習します.そして栄養投与経路別に経腸栄養,静脈栄養と学び,第5章では栄養療法を病態ごとに学べるように構成しました.また,第6章では臨床現場で実際に薬剤師がどのように対象者の栄養療法について考え,実践しているのかを余すことなくまとめることができました.
特筆すべきは,薬剤師だけでなく,現在栄養療法の第一線で活躍されている医師,看護師に解説いただくとともに,管理栄養士の先生方には栄養療法を理解するための最短距離を解説していただいています.さらに,服薬指導の場面でも話題になる,食事に関するポイントを学ぶことができる実践的な内容となっています.近年,管理栄養士が在籍する保険薬局も少しずつ増えており,本書は薬剤師だけでなく管理栄養士・栄養士にとっても,薬学的視点に触れることができる良書であると確信しています.
低栄養の診断基準が設けられるなど栄養を取り巻く環境も大きく変化しており,医薬品の経腸栄養剤の保険適用要件の見直しがされるなど,保険薬局でも患者さんの栄養評価が喫緊の課題となっています.また,薬剤総合評価調整加算も見直され,ポリファーマシー対策への介入強化も重要です.私自身は,すべての薬剤師が栄養療法の知識を深めることがこれらの課題の緒となると信じてやみません.
本書が,2025年に発刊されている「薬剤師のためのいちばんやさしい輸液管理の本」とともに,多くの先生方にとって価値ある一冊となり,患者さんや身近な方への栄養療法の支えになることを願っています.
2026年9月
滋賀医科大学医学部附属病院薬剤部 副薬剤部長
神谷 貴樹
薬学教育が4年制から6年制となり20年が経過しました.学習カリキュラムでは,薬学生が栄養について学習する機会は増えつつあるものの,いまだに十分とはいえないのが現状です.また,臨床で直面する課題に対して薬剤師が学びやすい書籍が充実しているとはいえないなか,本書の編集にあたることとなりました.
本書は,全6章で構成されています.まず,第1章と第2章で栄養療法に関する基本を学習します.そして栄養投与経路別に経腸栄養,静脈栄養と学び,第5章では栄養療法を病態ごとに学べるように構成しました.また,第6章では臨床現場で実際に薬剤師がどのように対象者の栄養療法について考え,実践しているのかを余すことなくまとめることができました.
特筆すべきは,薬剤師だけでなく,現在栄養療法の第一線で活躍されている医師,看護師に解説いただくとともに,管理栄養士の先生方には栄養療法を理解するための最短距離を解説していただいています.さらに,服薬指導の場面でも話題になる,食事に関するポイントを学ぶことができる実践的な内容となっています.近年,管理栄養士が在籍する保険薬局も少しずつ増えており,本書は薬剤師だけでなく管理栄養士・栄養士にとっても,薬学的視点に触れることができる良書であると確信しています.
低栄養の診断基準が設けられるなど栄養を取り巻く環境も大きく変化しており,医薬品の経腸栄養剤の保険適用要件の見直しがされるなど,保険薬局でも患者さんの栄養評価が喫緊の課題となっています.また,薬剤総合評価調整加算も見直され,ポリファーマシー対策への介入強化も重要です.私自身は,すべての薬剤師が栄養療法の知識を深めることがこれらの課題の緒となると信じてやみません.
本書が,2025年に発刊されている「薬剤師のためのいちばんやさしい輸液管理の本」とともに,多くの先生方にとって価値ある一冊となり,患者さんや身近な方への栄養療法の支えになることを願っています.
2026年9月
滋賀医科大学医学部附属病院薬剤部 副薬剤部長
神谷 貴樹
目次
第1章 栄養療法の基礎
1 薬剤師にとって必要な栄養療法の基礎知識
2 糖 質
3 たんぱく質,アミノ酸
4 脂 質
5 多量ミネラル
6 微量ミネラル
7 ビタミン
8 水 分
9 食物繊維
10 食事の意義
11 食事摂取基準・食品成分表
第2章 栄養評価
1 目標栄養量の設定
2 栄養スクリーニングツール,身体計測・身体所見,臨床検査値による栄養評価
3 GLIM基準による栄養評価
4 栄養評価の結果から考える低栄養の臨床的リスク 薬剤師が見落としたくない視点
5 食事摂取量低下の背景をどう読み解くか NSTにおける多職種栄養評価と薬剤師の視点
6 病院薬剤師による栄養評価
7 薬局薬剤師による栄養評価
第3章 静脈栄養法(PPN・TPN)
1 静脈栄養法とは
2 投与経路
3 中心静脈栄養(TPN)製剤
4 末梢静脈栄養(PPN)製剤
5 デバイス
6 投与方法
7 処方の組み立て
8 投与中のモニタリング
9 在宅中心静脈栄養法(HPN)
第4章 経腸栄養法(経口摂取・経管栄養)
1 経腸栄養とは
2 投与経路
3 栄養剤:窒素源・カロリー密度
4 栄養剤:病態別・形状
5 栄養剤:医薬品
6 デバイス
7 投与方法
8 処方の組み立て
9 投与中のモニタリング
10 在宅経腸栄養法(HEN)
第5章 病態栄養介入,薬学的介入
1 消化器疾患
◆管理栄養士からの食事のポイント
2 頻回の下痢・嘔吐症状
◆管理栄養士からの食事のポイント
3 消化器周術期管理
◆管理栄養士からの食事のポイント
4 肝疾患
◆管理栄養士からの食事のポイント
5 心不全
◆管理栄養士からの食事のポイント
6 脳血管疾患
◆管理栄養士からの食事のポイント
7 救急・集中治療領域:重症患者の栄養療法
◆管理栄養士からの食事のポイント
8 がん患者
◆管理栄養士からの食事のポイント
9 糖尿病
◆管理栄養士からの食事のポイント
10 腎不全
◆管理栄養士からのCKDにおける食事のポイント
11 高齢者
◆管理栄養士からの食事のポイント
12 創傷および褥瘡
◆管理栄養士からの食事のポイント
第6章 栄養療法を支える薬剤師介入
1 ポリファーマシーによる低栄養への薬剤介入
2 嚥下機能低下に対する摂食支援
3 経腸栄養時の簡易懸濁法の導入と活用
4 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE①〜⑧
①がん悪液質患者の食欲不振に関する処方提案 急性期
②糖尿病既往患者のTPN処方設計に関する処方提案 急性期
③保存期腎不全患者のアミノ酸投与量に関する疑義照会 急性期
④リフィーディング症候群リスクの高い患者の輸液処方に関する処方提案 急性期
⑤PPN施行患者の輸液ルート管理に関する薬剤師介入 慢性期
⑥水分投与制限がある患者の輸液選択に関する処方提案 慢性期
⑦胃瘻造設患者の半固形化経腸栄養剤に関する薬剤師介入 慢性期
⑧牛乳アレルギーのある患者の経腸栄養剤に関する疑義照会 急性期
5 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE⑨〜⑯
⑨長期栄養摂取不良患者のTPN投与計画に関する薬剤師介入 急性期
⑩高カルシウム血症患者のTPN処方に関する疑義照会 慢性期
⑪ワルファリン服用患者のビタミンK投与に関する薬剤師介入 慢性期
⑫経腸栄養管理患者の逆流・嘔吐症状に関する薬剤師介入 急性期
⑬便秘薬投与患者の悪心症状に関する疑義照会 回復期
⑭難治性下痢患者の薬物治療に関する処方提案 急性期
⑮リハビリテーション患者のリハ薬剤に関する処方提案 回復期
⑯リハビリテーション患者の体重減少に関する処方提案 回復期
6 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE⑰〜㉓
⑰アレルギー歴のある患者の脂肪乳剤に関する疑義照会 急性期
⑱血液透析患者の経口カリウム製剤に関する薬剤師介入 慢性期
⑲血液透析患者の透析時静脈栄養に関する処方提案 急性期
⑳血液透析患者の脂肪乳剤に関する疑義照会 慢性期
㉑敗血症患者の脂肪乳剤投与可否に関する薬剤師介入 急性期
㉒脳挫傷後肺炎患者の消化器症状に関する薬剤師介入 回復期
㉓腎不全用TPN施行患者の電解質異常に関する疑義照会 慢性期
7 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE㉔〜㉚
㉔肝不全患者のアミノ酸輸液に関する疑義照会 急性期
㉕低ナトリウム血症患者の3%食塩水処方に関する疑義照会 急性期
㉖長期TPN患者のセレン投与に関する処方提案 慢性期
㉗妊娠悪阻患者のTPN処方設計に関する処方提案 急性期
㉘脳血管疾患患者の塩化ナトリウム末に関する薬剤師介入 回復期
㉙肝硬変患者の経腸栄養剤に関する疑義照会 慢性期
㉚化膿性脊髄炎患者のブドウ糖投与速度に関する薬剤師介入 回復期
1 薬剤師にとって必要な栄養療法の基礎知識
2 糖 質
3 たんぱく質,アミノ酸
4 脂 質
5 多量ミネラル
6 微量ミネラル
7 ビタミン
8 水 分
9 食物繊維
10 食事の意義
11 食事摂取基準・食品成分表
第2章 栄養評価
1 目標栄養量の設定
2 栄養スクリーニングツール,身体計測・身体所見,臨床検査値による栄養評価
3 GLIM基準による栄養評価
4 栄養評価の結果から考える低栄養の臨床的リスク 薬剤師が見落としたくない視点
5 食事摂取量低下の背景をどう読み解くか NSTにおける多職種栄養評価と薬剤師の視点
6 病院薬剤師による栄養評価
7 薬局薬剤師による栄養評価
第3章 静脈栄養法(PPN・TPN)
1 静脈栄養法とは
2 投与経路
3 中心静脈栄養(TPN)製剤
4 末梢静脈栄養(PPN)製剤
5 デバイス
6 投与方法
7 処方の組み立て
8 投与中のモニタリング
9 在宅中心静脈栄養法(HPN)
第4章 経腸栄養法(経口摂取・経管栄養)
1 経腸栄養とは
2 投与経路
3 栄養剤:窒素源・カロリー密度
4 栄養剤:病態別・形状
5 栄養剤:医薬品
6 デバイス
7 投与方法
8 処方の組み立て
9 投与中のモニタリング
10 在宅経腸栄養法(HEN)
第5章 病態栄養介入,薬学的介入
1 消化器疾患
◆管理栄養士からの食事のポイント
2 頻回の下痢・嘔吐症状
◆管理栄養士からの食事のポイント
3 消化器周術期管理
◆管理栄養士からの食事のポイント
4 肝疾患
◆管理栄養士からの食事のポイント
5 心不全
◆管理栄養士からの食事のポイント
6 脳血管疾患
◆管理栄養士からの食事のポイント
7 救急・集中治療領域:重症患者の栄養療法
◆管理栄養士からの食事のポイント
8 がん患者
◆管理栄養士からの食事のポイント
9 糖尿病
◆管理栄養士からの食事のポイント
10 腎不全
◆管理栄養士からのCKDにおける食事のポイント
11 高齢者
◆管理栄養士からの食事のポイント
12 創傷および褥瘡
◆管理栄養士からの食事のポイント
第6章 栄養療法を支える薬剤師介入
1 ポリファーマシーによる低栄養への薬剤介入
2 嚥下機能低下に対する摂食支援
3 経腸栄養時の簡易懸濁法の導入と活用
4 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE①〜⑧
①がん悪液質患者の食欲不振に関する処方提案 急性期
②糖尿病既往患者のTPN処方設計に関する処方提案 急性期
③保存期腎不全患者のアミノ酸投与量に関する疑義照会 急性期
④リフィーディング症候群リスクの高い患者の輸液処方に関する処方提案 急性期
⑤PPN施行患者の輸液ルート管理に関する薬剤師介入 慢性期
⑥水分投与制限がある患者の輸液選択に関する処方提案 慢性期
⑦胃瘻造設患者の半固形化経腸栄養剤に関する薬剤師介入 慢性期
⑧牛乳アレルギーのある患者の経腸栄養剤に関する疑義照会 急性期
5 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE⑨〜⑯
⑨長期栄養摂取不良患者のTPN投与計画に関する薬剤師介入 急性期
⑩高カルシウム血症患者のTPN処方に関する疑義照会 慢性期
⑪ワルファリン服用患者のビタミンK投与に関する薬剤師介入 慢性期
⑫経腸栄養管理患者の逆流・嘔吐症状に関する薬剤師介入 急性期
⑬便秘薬投与患者の悪心症状に関する疑義照会 回復期
⑭難治性下痢患者の薬物治療に関する処方提案 急性期
⑮リハビリテーション患者のリハ薬剤に関する処方提案 回復期
⑯リハビリテーション患者の体重減少に関する処方提案 回復期
6 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE⑰〜㉓
⑰アレルギー歴のある患者の脂肪乳剤に関する疑義照会 急性期
⑱血液透析患者の経口カリウム製剤に関する薬剤師介入 慢性期
⑲血液透析患者の透析時静脈栄養に関する処方提案 急性期
⑳血液透析患者の脂肪乳剤に関する疑義照会 慢性期
㉑敗血症患者の脂肪乳剤投与可否に関する薬剤師介入 急性期
㉒脳挫傷後肺炎患者の消化器症状に関する薬剤師介入 回復期
㉓腎不全用TPN施行患者の電解質異常に関する疑義照会 慢性期
7 疑義照会・処方提案/薬剤師介入 CASE㉔〜㉚
㉔肝不全患者のアミノ酸輸液に関する疑義照会 急性期
㉕低ナトリウム血症患者の3%食塩水処方に関する疑義照会 急性期
㉖長期TPN患者のセレン投与に関する処方提案 慢性期
㉗妊娠悪阻患者のTPN処方設計に関する処方提案 急性期
㉘脳血管疾患患者の塩化ナトリウム末に関する薬剤師介入 回復期
㉙肝硬変患者の経腸栄養剤に関する疑義照会 慢性期
㉚化膿性脊髄炎患者のブドウ糖投与速度に関する薬剤師介入 回復期