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とびだせ、薬剤師!
臨床現場で活躍する薬剤師の知識やスキルのおさらい&アップデートをサポートする雑誌

月刊:毎月5日発行 B5判 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035

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※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0044-0035

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2024年11月 Vol.75 No.13

適剤適処!Bz(ベンゾジアゼピン)受容体作動薬

リスク/ベネフィット比を最適化する

ISBN 978-4-525-94010-2

定価

2,200(本体 2,000円+税10%)

  • 特集の目次
特集の目次
適剤適処!Bz受容体作動薬 リスク/ベネフィット比を最適化する

■Pros & Cons Bz受容体作動薬のいいところ・わるいところ
・強化された処方規制-歴史からひも解く適正使用への糸口
・エビデンス総ざらい-これからの適正使用を導く情報をアップデート
・Bz受容体作動薬の不適切使用問題の本質を見抜く

■リスクと向き合う・リスクに備える Bz受容体作動薬の副作用
・耐性・依存・乱用
・持ち越し効果・自動車運転などへの影響
・前向性健忘
・認知機能障害
・転倒・骨折

■処方設計のバックボーンを押さえる Bz受容体作動薬の特性
・薬物動態・代謝酵素
・薬理作用点/薬理作用の強度・化学構造
・ジアゼパムとの効力比較(添付文書に示される効力比較)・等価換算

■服薬説明の根拠をアップデート 「Bz受容体作動薬」処方メソッド
<押さえておきたい「Bz受容体作動薬」処方の勘所>
・Bz受容体作動薬を使うべき場面は? 使用が望ましくない患者は?
・長期服用者の中止の判断は? 中止困難事例への処方は?

<睡眠薬としての使いどころ・使い方>
・適応となる患者の条件は? 使用が望ましくない患者は?
・用量設定の原則は? 用法の注意点は? 夜間不眠時の頓用は有効?
・単剤で効果がみられないときは増量? 併用? 切り替え?
・睡眠薬の上手なやめ方は?

<睡眠障害以外の疾患・病態への使いどころ・使い方>
・気分障害・不安障害の薬物療法での位置づけは? 投与のタイミングは?
・統合失調症・緊張病(昏迷)の薬物療法での位置づけは? 投与のタイミングは?
・てんかんの薬物療法での位置づけは? 投与のタイミングは?
・アルコール依存症の薬物療法での位置づけは? 投与のタイミングは?

■Bz受容体作動薬のリスク/ベネフィット比の最適化
・処方の適正化
・効果的なリスクとベネフィットの伝え方
・わかっていても薬を止められない人へのアプローチ

【予告】
ベンゾジアゼピン(Bz)受容体作動薬は,優れた抗不安作用・催眠作用と早い効果発現を特徴としていますが,一方で依存性が問題視されています.さらに,メラトニン受容体作動薬やオレキシン受容体拮抗薬などの登場により睡眠薬の勢力図は大きく変わりつつあり,Bz受容体作動薬は処方すべきでない不適切な薬のように扱われることも見られるようになりました.しかし,Bz受容体作動薬はその役割を終えたわけではありません.臨床現場では,有効性・安全性のリスク/ベネフィット比を最適化した適正使用が求められています.また,最近報告されたリスクなどもあり,エビデンスのアップデートも重要です.
そこで,11月号では「Bz受容体作動薬のリスク/ベネフィット比の最適化」をテーマにしました.臨床で役立つ薬学的視点を養う特集です.
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