小児肘関節周囲骨折
見逃さない診断と迷わない治療
1版
済生会宇都宮病院 副院長・整形外科主任診療科長 岩部昌平 著
定価
11,000円(本体 10,000円 +税10%)
- B5判 207頁
- 2026年8月 発行
- ISBN 978-4-525-32231-1
見逃さない,迷わない.小児の肘関節骨折診療の羅針盤
小児肘関節周囲骨折は,複雑な解剖と成長軟骨の存在により,診断・治療ともに高度な判断を要する外傷である.本書は初療を担う整形外科医が「迷わず対応できる」ことを目的に,画像診断,治療選択アルゴリズム,保存療法・手術療法の実際,合併症対策までを体系的に解説.年齢別単純X線像や豊富なシェーマ,ピンニングの刺入図を多数掲載し,臨床現場ですぐ役立つ実践書としてまとめた.経験値だけに頼れない小児肘外傷診療を支える一冊として最適.
- 序文
- 目次
序文
骨折治療のなかでも,小児骨折は特別な分野である.成長する小児の骨は,形態の回復だけでなく成長機能の温存が求められ,治療者には特別な配慮が必要となる.新生児から青年期まで骨と軟骨の形態は刻々と変化し,それが診断と治療をいっそう難しくする.なかでも肘関節周囲は,上腕骨・尺骨・橈骨の3つの骨が組み合わさり,屈伸と前腕の回旋という2つの運動を担う複雑な関節である.加えて小児では骨端の多くを軟骨が占めるため,単純X線画像から病態を把握することが難しい.
小児肘関節周囲骨折では,初療医が患児のその後を左右するといっても過言ではない.すべての整形外科医が遭遇する一方,頻度の低い骨折型が多く存在し,経験を積みにくい.さらに,上腕骨顆上骨折における内反肘やコンパートメント症候群,上腕骨外側顆骨折における偽関節,Monteggia脱臼骨折における橈骨頭脱臼の遺残など,それぞれに深刻な合併症が潜む.自信をもって対応できる整形外科医は,決して多くない.
私自身,慶友整形外科病院で勤務した4年間に,小児肘関節周囲骨折後に重大な後遺障害を残した症例を数多く経験した.それをきっかけに,講演の機会をいただくたびに,自らの経験を踏まえて「小児肘関節周囲骨折」をテーマに選ぶようになった.初期治療を担うことの多い若い医師に,最初の機会を逃すといかに深刻な結果を招くかを伝えたいと考えたからである.講演では多くの質問が寄せられ,検査手順や治療方針が一律には定めにくい骨折が多いためか,専門医でさえ迷いを抱えている現実を知った.
本書は,すべての文献的知見や治療法を網羅した成書ではない.私自身が実践し,確かな手応えを得ている診断と治療の進め方を,「まずはこの方法でやってみてほしい」という思いで記したものである.とくに,経験の浅い若い医師や,肘関節外科を専門としない整形外科医を主な読者として想定している.専門医に託すべき難しい合併症の治療などはあえて詳述しなかった.本書が重視したのは,専門医でない医師が「ここまでなら自分で対応できる」「ここからは専門医に託すべきである」と自信をもって判断し,診断と治療を着実に進められるようになることである.そのために,総論では基礎知識として小児の骨の解剖,損傷様式と治癒様式,診断法を解説した.各論では,診断と治療で押さえてほしいポイントを挙げ,治療法選択のアルゴリズムを示し,読んですぐ実践できるよう多くの図を用いて具体的に解説した.
肘関節治療の道を歩むにあたり,慶友整形外科病院で伊藤恵康先生に多くを学んだ.同院には伊藤先生を頼って数多くの患者が集まり,その診療のなかで肘関節治療の奥深さと厳しさを教えていただいた.本書の根底に流れる考え方の多くは,先生のもとで過ごした日々に培われたものである.記して深く感謝申し上げる.
最後に,本書の企画から完成まで辛抱強く支えてくださった南山堂編集部の秡川 亮氏に,心より御礼申し上げる.
「見逃さない診断と迷わない治療」――本書を手にした臨床医が,見逃さず・迷わず小児肘関節周囲骨折に向き合えるようになること.それこそが,本書に込めた私の願いである.
2026年6月
岩部昌平
小児肘関節周囲骨折では,初療医が患児のその後を左右するといっても過言ではない.すべての整形外科医が遭遇する一方,頻度の低い骨折型が多く存在し,経験を積みにくい.さらに,上腕骨顆上骨折における内反肘やコンパートメント症候群,上腕骨外側顆骨折における偽関節,Monteggia脱臼骨折における橈骨頭脱臼の遺残など,それぞれに深刻な合併症が潜む.自信をもって対応できる整形外科医は,決して多くない.
私自身,慶友整形外科病院で勤務した4年間に,小児肘関節周囲骨折後に重大な後遺障害を残した症例を数多く経験した.それをきっかけに,講演の機会をいただくたびに,自らの経験を踏まえて「小児肘関節周囲骨折」をテーマに選ぶようになった.初期治療を担うことの多い若い医師に,最初の機会を逃すといかに深刻な結果を招くかを伝えたいと考えたからである.講演では多くの質問が寄せられ,検査手順や治療方針が一律には定めにくい骨折が多いためか,専門医でさえ迷いを抱えている現実を知った.
本書は,すべての文献的知見や治療法を網羅した成書ではない.私自身が実践し,確かな手応えを得ている診断と治療の進め方を,「まずはこの方法でやってみてほしい」という思いで記したものである.とくに,経験の浅い若い医師や,肘関節外科を専門としない整形外科医を主な読者として想定している.専門医に託すべき難しい合併症の治療などはあえて詳述しなかった.本書が重視したのは,専門医でない医師が「ここまでなら自分で対応できる」「ここからは専門医に託すべきである」と自信をもって判断し,診断と治療を着実に進められるようになることである.そのために,総論では基礎知識として小児の骨の解剖,損傷様式と治癒様式,診断法を解説した.各論では,診断と治療で押さえてほしいポイントを挙げ,治療法選択のアルゴリズムを示し,読んですぐ実践できるよう多くの図を用いて具体的に解説した.
肘関節治療の道を歩むにあたり,慶友整形外科病院で伊藤恵康先生に多くを学んだ.同院には伊藤先生を頼って数多くの患者が集まり,その診療のなかで肘関節治療の奥深さと厳しさを教えていただいた.本書の根底に流れる考え方の多くは,先生のもとで過ごした日々に培われたものである.記して深く感謝申し上げる.
最後に,本書の企画から完成まで辛抱強く支えてくださった南山堂編集部の秡川 亮氏に,心より御礼申し上げる.
「見逃さない診断と迷わない治療」――本書を手にした臨床医が,見逃さず・迷わず小児肘関節周囲骨折に向き合えるようになること.それこそが,本書に込めた私の願いである.
2026年6月
岩部昌平
目次
総論1章 小児の骨の構造と成長
A 成長している骨の構造とそれを示す用語
1.骨端
2.骨端核(二次骨化核)
3.成長軟骨板
4.骨幹端
5.骨幹
6.骨突起
7.骨端線
B 骨端と成長軟骨板の構造
1.成長軟骨板の層構造
2.成長軟骨板を強化する構造
3.成長における軟骨内骨化
C 肘関節部分の骨成長と骨軟骨構造の変遷
1.上腕骨遠位の骨端核
2.上腕骨遠位の成長軟骨板の位置変化
3.橈骨近位の骨端核
4.尺骨近位の成長軟骨板と骨端核
D 肘関節部の靱帯・筋の付着
1.内側上顆
2.外側上顆と小頭
3.尺骨と肘頭
E 骨端,成長軟骨板への血流
1.骨端と骨幹端の血流
2.上腕骨遠位骨端への血流
3.橈骨頭・肘頭の血流
総論2章 小児の骨折と成長軟骨板損傷
A 小児の骨損傷様式
1.成長軟骨板を含まない骨幹端側の骨折
2.成長軟骨板を含まない骨端側の骨折
3.成長軟骨板を含む骨折(成長軟骨板損傷)の損傷様式と分類
B 成長軟骨板損傷の修復過程
1.骨端離開の修復過程(成長軟骨板内で生じた離開の修復過程)
2.SH分類Ⅱ型の骨幹端骨折の修復過程
3.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)の修復過程
4.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)の修復過程
C 成長軟骨板損傷の治療方針と予後
1.SH分類Ⅰ, Ⅱ型(P分類Ⅲ, Ⅱ型)
2.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)
3.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)
4.SH分類Ⅴ型
5.Peterson分類Ⅰ型
6.Peterson分類Ⅵ型
総論3章 小児肘関節周囲骨折のための画像診断
A 年代別の単純X線像の特徴
1.0歳(骨端核がない)
2.1~8歳(上腕小頭核および橈骨近位の骨端核の出現)
3.5~12歳(内側上顆核と肘頭核の出現)
4.10~15歳(滑車核と外側上顆核の出現)
B 正確な正面・側面像の判定方法
1.正面像
2.側面像
C 単純X線像の読み方のコツ
1.単純X線像を正しく解釈するポイント
2.よく使われる指標
D 単純X線像における骨折型判別のコツ
1.正常
2.骨端離開
3.転位が小さい外側顆骨折
4.転位が大きい外側顆骨折
5.亜脱臼を伴う外側顆骨折
6.内側顆骨折
7.脱臼
E 単純X線像のみでは確定診断が難しい場合の追加画像検査
1.CT画像
2.関節造影,関節造影CT
3.MRI撮影
4.超音波診断
F どんなときに追加の画像診断を行うべきか
1.CT撮影が推奨される場合
2.関節造影またはMRI撮影が推奨される場合
各論1章 上腕骨顆上骨折
上腕骨顆上骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転と転位
2.骨折の分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.骨折転位(改変Gartland分類)による治療法選択
2.ギプス固定・副子固定
3.深屈曲整復・外固定
4.牽引療法
5.全身麻酔下徒手整復・経皮ピンニング固定法
6.観血的整復
7.転位の許容範囲
8.後療法
D 合併症
1.神経損傷
2.循環障害
3.内反肘
屈曲型骨折
各論2章 上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折
上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.予後
各論3章 上腕骨外側顆骨折
上腕骨外側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折の形態・分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.保存療法
2.手術療法
3.後療法
D 合併症
1.内反肘
2.外反肘
3.変形治癒
4.魚尾様変形(fishtail deformity)
5.遅発性尺骨神経麻痺
6.偽関節
各論4章 上腕骨内側上顆骨折
上腕骨内側上顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.スポーツ障害としての内側上顆骨折と成長軟骨閉鎖障害
3.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
3.転位の評価
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.最適手術時期を逃した場合の対応
5.後療法
D 合併症
1.血管・神経損傷
2.成長障害
3.変形治癒
4.偽関節
各論5章 上腕骨内側顆骨折
上腕骨内側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型による分類
B 診断
1.本骨折を疑う
2.低年齢児の画像診断
3.内側上顆骨折との鑑別
C 治療
1.保存療法
2.手術適応
3.手術手技
4.後療法
D 予後
各論6章 橈骨頚部・頭部骨折
橈骨頚部・頭部骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像所見
C 頚部骨折の治療(骨幹端骨折,P分類Ⅰ~Ⅲ型
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 骨頭骨折の治療(P分類Ⅳ・Ⅴ型)
E 予後
各論7章 尺骨近位部骨折と肘頭骨折
尺骨近位部骨折と肘頭骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 骨折の形態・分類
1.低年齢児の骨折(成長軟骨板と骨折の位置)
2.高年齢児の骨折
3.合併損傷
4.スポーツ障害としての肘頭成長軟骨板閉鎖不全
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療選択・手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 予後
各論8章 Monteggia脱臼骨折 169
Monteggia脱臼骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型の分類
1.Bado分類(成人の骨折を含む)
2.Lettsの小児Monteggia脱臼骨折の分類
3.Hume骨折
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療指針
2.手術適応
3.保存療法
4.手術療法
5.後療法
D 合併症
各論9章 上腕骨外側顆sleeve骨折
損傷の概要
A 診断
1.身体所見
2.画像診断
B 治療
1.手術適応
2.手術療法
3.後療法
C 予後
各論10章 肘関節脱臼
損傷の概要
A 橈骨頭単独脱臼
1.診断
2.治療
3.予後
B 一般的な肘関節脱臼(腕尺関節と腕橈関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
C 分散脱臼(腕尺関節・腕橈関節・近位橈尺関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
日本語索引
外国語索引
A 成長している骨の構造とそれを示す用語
1.骨端
2.骨端核(二次骨化核)
3.成長軟骨板
4.骨幹端
5.骨幹
6.骨突起
7.骨端線
B 骨端と成長軟骨板の構造
1.成長軟骨板の層構造
2.成長軟骨板を強化する構造
3.成長における軟骨内骨化
C 肘関節部分の骨成長と骨軟骨構造の変遷
1.上腕骨遠位の骨端核
2.上腕骨遠位の成長軟骨板の位置変化
3.橈骨近位の骨端核
4.尺骨近位の成長軟骨板と骨端核
D 肘関節部の靱帯・筋の付着
1.内側上顆
2.外側上顆と小頭
3.尺骨と肘頭
E 骨端,成長軟骨板への血流
1.骨端と骨幹端の血流
2.上腕骨遠位骨端への血流
3.橈骨頭・肘頭の血流
総論2章 小児の骨折と成長軟骨板損傷
A 小児の骨損傷様式
1.成長軟骨板を含まない骨幹端側の骨折
2.成長軟骨板を含まない骨端側の骨折
3.成長軟骨板を含む骨折(成長軟骨板損傷)の損傷様式と分類
B 成長軟骨板損傷の修復過程
1.骨端離開の修復過程(成長軟骨板内で生じた離開の修復過程)
2.SH分類Ⅱ型の骨幹端骨折の修復過程
3.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)の修復過程
4.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)の修復過程
C 成長軟骨板損傷の治療方針と予後
1.SH分類Ⅰ, Ⅱ型(P分類Ⅲ, Ⅱ型)
2.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)
3.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)
4.SH分類Ⅴ型
5.Peterson分類Ⅰ型
6.Peterson分類Ⅵ型
総論3章 小児肘関節周囲骨折のための画像診断
A 年代別の単純X線像の特徴
1.0歳(骨端核がない)
2.1~8歳(上腕小頭核および橈骨近位の骨端核の出現)
3.5~12歳(内側上顆核と肘頭核の出現)
4.10~15歳(滑車核と外側上顆核の出現)
B 正確な正面・側面像の判定方法
1.正面像
2.側面像
C 単純X線像の読み方のコツ
1.単純X線像を正しく解釈するポイント
2.よく使われる指標
D 単純X線像における骨折型判別のコツ
1.正常
2.骨端離開
3.転位が小さい外側顆骨折
4.転位が大きい外側顆骨折
5.亜脱臼を伴う外側顆骨折
6.内側顆骨折
7.脱臼
E 単純X線像のみでは確定診断が難しい場合の追加画像検査
1.CT画像
2.関節造影,関節造影CT
3.MRI撮影
4.超音波診断
F どんなときに追加の画像診断を行うべきか
1.CT撮影が推奨される場合
2.関節造影またはMRI撮影が推奨される場合
各論1章 上腕骨顆上骨折
上腕骨顆上骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転と転位
2.骨折の分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.骨折転位(改変Gartland分類)による治療法選択
2.ギプス固定・副子固定
3.深屈曲整復・外固定
4.牽引療法
5.全身麻酔下徒手整復・経皮ピンニング固定法
6.観血的整復
7.転位の許容範囲
8.後療法
D 合併症
1.神経損傷
2.循環障害
3.内反肘
屈曲型骨折
各論2章 上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折
上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.予後
各論3章 上腕骨外側顆骨折
上腕骨外側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折の形態・分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.保存療法
2.手術療法
3.後療法
D 合併症
1.内反肘
2.外反肘
3.変形治癒
4.魚尾様変形(fishtail deformity)
5.遅発性尺骨神経麻痺
6.偽関節
各論4章 上腕骨内側上顆骨折
上腕骨内側上顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.スポーツ障害としての内側上顆骨折と成長軟骨閉鎖障害
3.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
3.転位の評価
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.最適手術時期を逃した場合の対応
5.後療法
D 合併症
1.血管・神経損傷
2.成長障害
3.変形治癒
4.偽関節
各論5章 上腕骨内側顆骨折
上腕骨内側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型による分類
B 診断
1.本骨折を疑う
2.低年齢児の画像診断
3.内側上顆骨折との鑑別
C 治療
1.保存療法
2.手術適応
3.手術手技
4.後療法
D 予後
各論6章 橈骨頚部・頭部骨折
橈骨頚部・頭部骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像所見
C 頚部骨折の治療(骨幹端骨折,P分類Ⅰ~Ⅲ型
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 骨頭骨折の治療(P分類Ⅳ・Ⅴ型)
E 予後
各論7章 尺骨近位部骨折と肘頭骨折
尺骨近位部骨折と肘頭骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 骨折の形態・分類
1.低年齢児の骨折(成長軟骨板と骨折の位置)
2.高年齢児の骨折
3.合併損傷
4.スポーツ障害としての肘頭成長軟骨板閉鎖不全
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療選択・手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 予後
各論8章 Monteggia脱臼骨折 169
Monteggia脱臼骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型の分類
1.Bado分類(成人の骨折を含む)
2.Lettsの小児Monteggia脱臼骨折の分類
3.Hume骨折
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療指針
2.手術適応
3.保存療法
4.手術療法
5.後療法
D 合併症
各論9章 上腕骨外側顆sleeve骨折
損傷の概要
A 診断
1.身体所見
2.画像診断
B 治療
1.手術適応
2.手術療法
3.後療法
C 予後
各論10章 肘関節脱臼
損傷の概要
A 橈骨頭単独脱臼
1.診断
2.治療
3.予後
B 一般的な肘関節脱臼(腕尺関節と腕橈関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
C 分散脱臼(腕尺関節・腕橈関節・近位橈尺関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
日本語索引
外国語索引