カテゴリー: 寄生虫学/医動物学
医動物学
改訂8版
京都府立医科大学 名誉教授 吉田幸雄 著
京都府立医科大学 名誉教授 有薗直樹 著
京都府立医科大学 客員教授 山田 稔 著
定価
6,600円(本体 6,000円 +税10%)
- 四六倍判 228頁
- 2023年2月 発行
- ISBN 978-4-525-17328-9
感染症を引き起こす・媒介する動物を“見て学ぶ”
感染症を引き起こす・媒介する動物について分類・形態から疫学・臨床までを,重要度にあわせて1~2ページでコンパクトに解説.
豊富な写真・イラスト・表が掲載された,“見る教科書”
巻末の練習問題を一新し,国家試験への対策にも対応!
- 序文
- 目次
序文
本書は1985 年に「図説人体寄生虫学」の姉妹編として初版が刊行され,以来,1~2年毎に刷りを改めて新知見を加え,さらに4~5年に一度,全面改訂を行ってきた.今回その時期となり,ここに改訂8版を刊行することとなった.
本書は当初,臨床検査技師や看護師を目指す学生を主な読者対象として制作していたが,第4版からは医学生のための簡明な教科書としても用いることができるよう総論を充実し,症状,診断,治療など臨床的な内容を増補した.また第5版からは有薗直樹博士を,さらに第7版からは山田稔博士を共著者に迎えた.今回の改訂は山田稔博士を中心に進められた.
わが国における寄生虫症の歴史をみると,戦前はもとより戦後十数年頃までは肥料に人糞を用いる習慣があり,生活の困窮とあいまって,回虫,鉤虫,鞭虫をはじめ種々の寄生虫が多くのヒトに感染し,結核とともに国民病といわれていた.その頃は医師も行政もマスコミも寄生虫の重要性を認識していたが,その後の経済発展により上下水道,塵芥処理,化学肥料などが普及充実するに伴って次第に寄生虫感染症が減少してくると関心が薄れ,医学教育においても軽視され,当然の結果として医療現場における診断能力が著しく低下してきた.
ところが近年,種々の原因により寄生虫感染も多岐にわたり複雑化している.アニサキス症を筆頭に,馬肉やジビエの生食による肉胞子虫感染,ヒラメの生食によるナナホシクドア感染もあり,食を介する寄生虫症は持続してみられる.また,輸入寄生虫症,人獣共通寄生虫症,さらにエイズの合併症,性行為感染,高齢者や要介護者収容施設での寄生虫の感染など,国際化,高齢化,格差社会,災害,廃棄物処理,環境破壊,地球温暖化などとも関連している.最近の事例をみてもハチ刺傷による死亡例やコンタクトレンズ使用によるアメーバ性角膜炎,ダニ媒介日本紅斑熱,ツツガムシ病,重症熱性血小板減少症候群の増加,ヒアリの侵入など新顔の寄生虫を含め多岐にわたり診断を困難にしている.
今回の改訂では最近重要度を増してきた寄生虫症ならびに衛生動物媒介疾患について内容の全面改訂を行った.医動物学の知識を豊富な図表と解説でわかりやすくまとめた本書が,読者の皆様のお役に立てば幸いである.
最後に今回の改訂にあたり貴重なご意見ならびに資料を提供いただいた各位に深甚の謝意を表すとともに,出版に尽力された南山堂スタッフに感謝する.
2022年12月
吉田幸雄
本書は当初,臨床検査技師や看護師を目指す学生を主な読者対象として制作していたが,第4版からは医学生のための簡明な教科書としても用いることができるよう総論を充実し,症状,診断,治療など臨床的な内容を増補した.また第5版からは有薗直樹博士を,さらに第7版からは山田稔博士を共著者に迎えた.今回の改訂は山田稔博士を中心に進められた.
わが国における寄生虫症の歴史をみると,戦前はもとより戦後十数年頃までは肥料に人糞を用いる習慣があり,生活の困窮とあいまって,回虫,鉤虫,鞭虫をはじめ種々の寄生虫が多くのヒトに感染し,結核とともに国民病といわれていた.その頃は医師も行政もマスコミも寄生虫の重要性を認識していたが,その後の経済発展により上下水道,塵芥処理,化学肥料などが普及充実するに伴って次第に寄生虫感染症が減少してくると関心が薄れ,医学教育においても軽視され,当然の結果として医療現場における診断能力が著しく低下してきた.
ところが近年,種々の原因により寄生虫感染も多岐にわたり複雑化している.アニサキス症を筆頭に,馬肉やジビエの生食による肉胞子虫感染,ヒラメの生食によるナナホシクドア感染もあり,食を介する寄生虫症は持続してみられる.また,輸入寄生虫症,人獣共通寄生虫症,さらにエイズの合併症,性行為感染,高齢者や要介護者収容施設での寄生虫の感染など,国際化,高齢化,格差社会,災害,廃棄物処理,環境破壊,地球温暖化などとも関連している.最近の事例をみてもハチ刺傷による死亡例やコンタクトレンズ使用によるアメーバ性角膜炎,ダニ媒介日本紅斑熱,ツツガムシ病,重症熱性血小板減少症候群の増加,ヒアリの侵入など新顔の寄生虫を含め多岐にわたり診断を困難にしている.
今回の改訂では最近重要度を増してきた寄生虫症ならびに衛生動物媒介疾患について内容の全面改訂を行った.医動物学の知識を豊富な図表と解説でわかりやすくまとめた本書が,読者の皆様のお役に立てば幸いである.
最後に今回の改訂にあたり貴重なご意見ならびに資料を提供いただいた各位に深甚の謝意を表すとともに,出版に尽力された南山堂スタッフに感謝する.
2022年12月
吉田幸雄
目次
総 論
Ⅰ.医動物学Medical Zoologyとは
Ⅱ.生物の分類法と命名法
Ⅲ.宿主・寄生体相互関係
Ⅳ.寄生虫の生殖方法および生活史
Ⅴ.寄生虫の棲息場所および病原性
Ⅵ.寄生虫感染に対する宿主の反応と免疫
Ⅶ.寄生虫の感染経路と疫学
Ⅷ.感染症法の制定と寄生虫疾患および新興・再興感染症
Ⅸ.寄生虫症の診断と治療に関するコンサルテーション
各 論
Ⅰ.原 虫 類
1.人体寄生原虫 総論
2.人体寄生原虫の分類
3.赤痢アメーバ[A]歴史・疫学・形態・生活史
4.赤痢アメーバ[B]病理・症状・感染経路
5.赤痢アメーバ[C]診断・治療
6.その他の消化管寄生アメーバ,ヒトブラストシスチス
大腸アメーバ/ハルトマンアメーバ/歯肉アメーバ/小形アメーバ/ヨードアメーバ/ヒトブラストシスチス
7.消化管寄生原虫の臨床検査
8.病原性自由生活アメーバ
Ⅰ.髄膜脳炎を起こすアメーバ
フォーラーネグレリア/カルバートソンアメーバ/Balamuthia mandrillaris
Ⅱ.角膜炎を起こすアメーバ
カステラーニアメーバ/多食アメーバ
9.ランブル鞭毛虫
10.腟トリコモナス,消化管内寄生鞭毛虫類
腟トリコモナス/二核アメーバ/口腔トリコモナス/腸トリコモナス/メニール鞭毛虫
11.トリパノソーマ科原虫 総論
12.トリパノソーマ科原虫 各論[A]トリパノソーマ
ガンビアトリパノソーマ/ローデシアトリパノソーマ/クルーズトリパノソーマ
13.トリパノソーマ科原虫 各論[B]リーシュマニア
ドノバンリーシュマニア/熱帯リーシュマニア/ブラジルリーシュマニア/メキシコリーシュマニア
14.クリプトスポリジウム
15.戦争シストイソスポーラ,サイクロスポーラ
16.肉胞子虫
ヒト肉胞子虫/フェイヤー肉胞子虫/Sarcocystis suihominis/リンデマン肉胞子虫
17.トキソプラズマ[A]歴史・形態・生活史・感染経路
18.トキソプラズマ[B]症状・診断・治療・予防
19.マラリア[A]歴史・疫学,サルマラリア
20.マラリア[B]生活史
21.マラリア[C]ヒト寄生4 種マラリア原虫の形態
三日熱マラリア原虫/熱帯熱マラリア原虫/四日熱マラリア原虫/卵形マラリア原虫
22.マラリア[D]症状・診断・治療・予防
23.マラリア[E]血液検査
24.バベシア,大腸バランチジウム
25.ニューモシスチス[A]分類・疫学・形態・生活史
26.ニューモシスチス[B]症状・診断・治療・予防
27.ニューモシスチス[C]臨床検査
28.ナナホシクドア
29.後天性免疫不全症候群(AIDS)
Ⅱ.蠕 虫 類
A.線形動物
30.蠕虫類および線形動物 総論
31.人体寄生線虫の分類
32.回 虫
33.ブタ回虫,イヌ回虫,ネコ回虫,アライグマ回虫
34.幼虫移行症
35.アニサキス[A]歴史・分類・形態・疫学
36.アニサキス[B]生活史・感染源・病理
37.アニサキス[C]症状・診断・治療・予防
38.蟯 虫
39.鉤虫[A]形態・生活史
ズビニ鉤虫/アメリカ鉤虫
40.鉤虫[B]臨床・検査法
41.東洋毛様線虫
42.広東住血線虫
43.糞線虫
44.有棘顎口虫,剛棘顎口虫
45.ドロレス顎口虫,日本顎口虫
46.バンクロフト糸状虫,マレー糸状虫
47.イヌ糸状虫
48.東洋眼虫,回旋糸状虫,ロア糸状虫,メジナ虫
49.鞭虫,フィリピン毛細虫
50.旋毛虫
51.旋尾線虫
B.扁形動物
a.吸虫類
52.扁形動物および吸虫類 総論
53.人体寄生吸虫の分類
54.肝吸虫,タイ肝吸虫
55.横川吸虫
56.有害異形吸虫,槍形吸虫,肥大吸虫,膵蛭
57.ウェステルマン肺吸虫[A]形態・生活史・疫学
58.ウェステルマン肺吸虫[B]症状・診断・治療
59.宮崎肺吸虫
60.大平肺吸虫,その他の肺吸虫
大平肺吸虫/小形大平肺吸虫/佐渡肺吸虫
61.棘口吸虫
62.肝 蛭
63.日本住血吸虫,メコン住血吸虫
64.マンソン住血吸虫,ビルハルツ住血吸虫
65.鳥類住血吸虫のセルカリアによる皮膚炎
ムクドリ住血吸虫/Trichobilharzia brevis/Trichobilharzia physellae
66.咽頭吸虫
b.条虫類(付.鉤頭虫類)
67.条虫類 総論
68.人体寄生条虫の分類
69.広節裂頭条虫,日本海裂頭条虫
70.クジラ複殖門条虫,マンソン裂頭条虫
71.孤虫症(幼裂頭条虫症)
マンソン孤虫/芽殖孤虫
72.無鉤条虫
73.有鉤条虫
74.単包条虫,多包条虫[A]形態・生活史
75.単包条虫,多包条虫[B]臨床・疫学
76.小形条虫,縮小条虫,瓜実条虫,多頭条虫,有線条虫,サル条虫
77.鉤頭虫類
Ⅲ.衛生動物
78.衛生動物 総論
79.医学上重要な貝の分類と形態
80.医学上重要な軟体動物
81.医学上重要な甲殻類
82.ダニ 総論
83.ダニの分類およびマダニ
84.マダニが媒介する疾患[A]日本紅斑熱,野兎病
85.マダニが媒介する疾患[B]ライム病,重症熱性血小板減少症候群
86.ツツガムシおよびツツガムシ病[A]歴史・形態・生活史
87.ツツガムシおよびツツガムシ病[B]臨床・疫学
88.ヒゼンダニ,イエダニ
89.ニキビダニ,屋内塵ダニおよびダニアレルギー
90.蚊
91.ブユ,アブ
92.ハ エ
93.ノ ミ
94.アタマジラミおよびコロモジラミ(ヒトジラミ)
95.ケジラミ,トコジラミ
96.ハ チ
97.シバンムシアリガタバチ,ゴキブリ,ムカデ,ヒアリ
98.毒 蛇
99.ネズミ
Ⅳ.知識のまとめと検査法
100.人体寄生虫の感染経路のまとめ
101.人体寄生虫の寄生部位のまとめ
102.中間宿主または媒介者を有する寄生虫のまとめ
103.現在の日本における主な寄生虫症の流行要因別分類
104.人獣共通寄生虫症
105.主要な寄生虫症に対する最近の駆虫薬のまとめ
106.糞便からの寄生虫卵検査法
107.主要人体寄生虫卵図譜
108.虫卵の大きさ,色,検査法のまとめ
109.主な寄生虫症における診断検査材料
110.免疫学的診断,DNA 診断など
111.寄生蠕虫標本作成法[A]吸虫類,条虫類
112.寄生蠕虫標本作成法[B]線虫類
Ⅴ.練習問題
Ⅰ.医動物学全般
Ⅱ.原虫類
Ⅲ.線虫類
Ⅳ.吸虫類
Ⅴ.条虫類
Ⅵ.衛生動物
日本語索引
外国語索引
Ⅰ.医動物学Medical Zoologyとは
Ⅱ.生物の分類法と命名法
Ⅲ.宿主・寄生体相互関係
Ⅳ.寄生虫の生殖方法および生活史
Ⅴ.寄生虫の棲息場所および病原性
Ⅵ.寄生虫感染に対する宿主の反応と免疫
Ⅶ.寄生虫の感染経路と疫学
Ⅷ.感染症法の制定と寄生虫疾患および新興・再興感染症
Ⅸ.寄生虫症の診断と治療に関するコンサルテーション
各 論
Ⅰ.原 虫 類
1.人体寄生原虫 総論
2.人体寄生原虫の分類
3.赤痢アメーバ[A]歴史・疫学・形態・生活史
4.赤痢アメーバ[B]病理・症状・感染経路
5.赤痢アメーバ[C]診断・治療
6.その他の消化管寄生アメーバ,ヒトブラストシスチス
大腸アメーバ/ハルトマンアメーバ/歯肉アメーバ/小形アメーバ/ヨードアメーバ/ヒトブラストシスチス
7.消化管寄生原虫の臨床検査
8.病原性自由生活アメーバ
Ⅰ.髄膜脳炎を起こすアメーバ
フォーラーネグレリア/カルバートソンアメーバ/Balamuthia mandrillaris
Ⅱ.角膜炎を起こすアメーバ
カステラーニアメーバ/多食アメーバ
9.ランブル鞭毛虫
10.腟トリコモナス,消化管内寄生鞭毛虫類
腟トリコモナス/二核アメーバ/口腔トリコモナス/腸トリコモナス/メニール鞭毛虫
11.トリパノソーマ科原虫 総論
12.トリパノソーマ科原虫 各論[A]トリパノソーマ
ガンビアトリパノソーマ/ローデシアトリパノソーマ/クルーズトリパノソーマ
13.トリパノソーマ科原虫 各論[B]リーシュマニア
ドノバンリーシュマニア/熱帯リーシュマニア/ブラジルリーシュマニア/メキシコリーシュマニア
14.クリプトスポリジウム
15.戦争シストイソスポーラ,サイクロスポーラ
16.肉胞子虫
ヒト肉胞子虫/フェイヤー肉胞子虫/Sarcocystis suihominis/リンデマン肉胞子虫
17.トキソプラズマ[A]歴史・形態・生活史・感染経路
18.トキソプラズマ[B]症状・診断・治療・予防
19.マラリア[A]歴史・疫学,サルマラリア
20.マラリア[B]生活史
21.マラリア[C]ヒト寄生4 種マラリア原虫の形態
三日熱マラリア原虫/熱帯熱マラリア原虫/四日熱マラリア原虫/卵形マラリア原虫
22.マラリア[D]症状・診断・治療・予防
23.マラリア[E]血液検査
24.バベシア,大腸バランチジウム
25.ニューモシスチス[A]分類・疫学・形態・生活史
26.ニューモシスチス[B]症状・診断・治療・予防
27.ニューモシスチス[C]臨床検査
28.ナナホシクドア
29.後天性免疫不全症候群(AIDS)
Ⅱ.蠕 虫 類
A.線形動物
30.蠕虫類および線形動物 総論
31.人体寄生線虫の分類
32.回 虫
33.ブタ回虫,イヌ回虫,ネコ回虫,アライグマ回虫
34.幼虫移行症
35.アニサキス[A]歴史・分類・形態・疫学
36.アニサキス[B]生活史・感染源・病理
37.アニサキス[C]症状・診断・治療・予防
38.蟯 虫
39.鉤虫[A]形態・生活史
ズビニ鉤虫/アメリカ鉤虫
40.鉤虫[B]臨床・検査法
41.東洋毛様線虫
42.広東住血線虫
43.糞線虫
44.有棘顎口虫,剛棘顎口虫
45.ドロレス顎口虫,日本顎口虫
46.バンクロフト糸状虫,マレー糸状虫
47.イヌ糸状虫
48.東洋眼虫,回旋糸状虫,ロア糸状虫,メジナ虫
49.鞭虫,フィリピン毛細虫
50.旋毛虫
51.旋尾線虫
B.扁形動物
a.吸虫類
52.扁形動物および吸虫類 総論
53.人体寄生吸虫の分類
54.肝吸虫,タイ肝吸虫
55.横川吸虫
56.有害異形吸虫,槍形吸虫,肥大吸虫,膵蛭
57.ウェステルマン肺吸虫[A]形態・生活史・疫学
58.ウェステルマン肺吸虫[B]症状・診断・治療
59.宮崎肺吸虫
60.大平肺吸虫,その他の肺吸虫
大平肺吸虫/小形大平肺吸虫/佐渡肺吸虫
61.棘口吸虫
62.肝 蛭
63.日本住血吸虫,メコン住血吸虫
64.マンソン住血吸虫,ビルハルツ住血吸虫
65.鳥類住血吸虫のセルカリアによる皮膚炎
ムクドリ住血吸虫/Trichobilharzia brevis/Trichobilharzia physellae
66.咽頭吸虫
b.条虫類(付.鉤頭虫類)
67.条虫類 総論
68.人体寄生条虫の分類
69.広節裂頭条虫,日本海裂頭条虫
70.クジラ複殖門条虫,マンソン裂頭条虫
71.孤虫症(幼裂頭条虫症)
マンソン孤虫/芽殖孤虫
72.無鉤条虫
73.有鉤条虫
74.単包条虫,多包条虫[A]形態・生活史
75.単包条虫,多包条虫[B]臨床・疫学
76.小形条虫,縮小条虫,瓜実条虫,多頭条虫,有線条虫,サル条虫
77.鉤頭虫類
Ⅲ.衛生動物
78.衛生動物 総論
79.医学上重要な貝の分類と形態
80.医学上重要な軟体動物
81.医学上重要な甲殻類
82.ダニ 総論
83.ダニの分類およびマダニ
84.マダニが媒介する疾患[A]日本紅斑熱,野兎病
85.マダニが媒介する疾患[B]ライム病,重症熱性血小板減少症候群
86.ツツガムシおよびツツガムシ病[A]歴史・形態・生活史
87.ツツガムシおよびツツガムシ病[B]臨床・疫学
88.ヒゼンダニ,イエダニ
89.ニキビダニ,屋内塵ダニおよびダニアレルギー
90.蚊
91.ブユ,アブ
92.ハ エ
93.ノ ミ
94.アタマジラミおよびコロモジラミ(ヒトジラミ)
95.ケジラミ,トコジラミ
96.ハ チ
97.シバンムシアリガタバチ,ゴキブリ,ムカデ,ヒアリ
98.毒 蛇
99.ネズミ
Ⅳ.知識のまとめと検査法
100.人体寄生虫の感染経路のまとめ
101.人体寄生虫の寄生部位のまとめ
102.中間宿主または媒介者を有する寄生虫のまとめ
103.現在の日本における主な寄生虫症の流行要因別分類
104.人獣共通寄生虫症
105.主要な寄生虫症に対する最近の駆虫薬のまとめ
106.糞便からの寄生虫卵検査法
107.主要人体寄生虫卵図譜
108.虫卵の大きさ,色,検査法のまとめ
109.主な寄生虫症における診断検査材料
110.免疫学的診断,DNA 診断など
111.寄生蠕虫標本作成法[A]吸虫類,条虫類
112.寄生蠕虫標本作成法[B]線虫類
Ⅴ.練習問題
Ⅰ.医動物学全般
Ⅱ.原虫類
Ⅲ.線虫類
Ⅳ.吸虫類
Ⅴ.条虫類
Ⅵ.衛生動物
日本語索引
外国語索引