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月刊:毎月1日発行 定価:2,750円(本体2,500円+税10%)※増刊号・臨時増刊号を除く ISSN 0022-5207

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2022年4月 Vol. 104 No.4

プライマリ・ケア医のための これからの咳の診かた

定価

2,750(本体 2,500円+税10%)

  • 今月の視点
  • 特集の目次
  • 連載
今月の視点
 2019年,武漢というあまり馴染みのない街で発生したCOVID -19は瞬く間に世界中を席巻し,われわれを100 年に一度のパンデミックの最中に置いた.2 年を超えるコロナ禍のなか,否応なく社会の変革を迫られ,診療そのものも見直さざるを得なくなった.流行の極期にあっては,咳というありふれた問題の診療に欠くことのできない肺機能検査,喀痰グラム染色などは,エアロゾル発生の危険があり封印せざるを得ず,病歴も十分とることもできず,大切な聴診すら封印されたこともあった.まさに翼をもがれたような状況のなかでわれわれは診療してきたのである.コロナ禍の渦中でも咳を主訴とする患者群は相変わらずプライマリ・ケアの現場で大きな位置を占めている.咳を考えるうえでコロナは常にその鑑別に含まざるを得なくなり,それを恐れるが余り,咳の鑑別がおろそかになっては本末転倒である.そんななかにおいて,いやそんな状況であるからこそ,咳の診かたを改めて考える時期ではないか,と考えた.この特集では,もう一度咳診療の在り方を振り返り,問診から身体所見検査にいたる咳の診かたのスタンダードを示し,プライマリ・ケアの現場で咳を診る者にとって重要な,忘れてはならないコモンな疾患の診療の実際を示し,ライフステージごとの咳の診かたを示した.それらを通じコロナ禍のなかでも変わらぬ診療の在り方,あるいはコロナを念頭に置いた診療の在り方を展開し,新たな時代の咳診療の道しるべとなるべく企画された.
 この特集が,プライマリ・ケアの現場で日々咳と奮闘する読者諸氏の一助となれば幸いである.

〔編集幹事〕亀井内科・呼吸器科
亀井三博
特集の目次
■総 論
コロナ禍とアフターコロナを見据えての咳診療のあり方 (倉原 優)
もう一度振り返る,臨床に役立つ咳のメカニズム (長尾大志)
咳の診療にあたり,考えること (亀井三博)

■診断編
問 診 (松村榮久)
問診ツール (森川 昇)
情報のとり方 (横田雄也)
身体所見のポイント (喜舎場朝雄)
画像検査 (藤田次郎)
呼吸機能検査 (寺田邦彦)
喀痰の診かた (佐田竜一)
鑑別診断 (坂本 哲,志水太郎)

■コモンな原因疾患の診療編
新型コロナウイルス感染症を考慮した急性咳嗽 (藤岡遥香,中島 啓)
感染性咳嗽 (宮下修行,尾形 誠,福田直樹,矢村明久)
結核・非結核性抗酸菌症 (露口一成)
喘 息 (新実彰男)
COPD と喫煙 (丸毛 聡)
副鼻腔気管支症候群と上気道咳症候群の周辺 (倉原 優)

■ライフステージごとの診療編
小児の咳の診かた (永田理希)
高齢者の咳の診かた (吉松由貴)
連載
1 問1 答! 在宅報酬必須知識(1)
在宅医療の5 つの呪文(永井康徳)

えびさんぽ(4)
抗菌薬にプロバイオティクス(整腸剤)は併用した方がよいですか? (青島周一)
 ─ ランドマークスタディと路地裏エビデンス
 ─ 臨床での使い方

メンタル産業医が教える! 今月の筋トレ処方(4)
エアーチェア (櫻澤博文)

頑張る女性をサポートする漢方処方プロセス(11)
ニキビ (谷川聖明)

臨床と宗教 死に臨む患者に私ができること(14)
苦しみによる連帯(孫 大輔,深谷美枝)

総合診療POEMs ─ 診療で使える! 旬なオススメ文献(7)
高血圧患者の2 型糖尿病予防としてACE 阻害薬/ARB は有効なのか?(光本貴一,廣田俊夫,西村正大)

メンタル産業医が解決! 忙しい医師のためのレジリエンス力Up 術(4)
ジコチューでいい (櫻澤博文)
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