口腔の発生と組織
改訂5版
九州栄養福祉大学食物栄養学部 教授/元東京医科歯科大学歯学部 准教授 田畑 純 著
定価
4,400円(本体 4,000円 +税10%)
- B5判 159頁
- 2025年4月 発行
- ISBN 978-4-525-81025-2
難しい内容を独自のイラストでわかりやすく解説.充実の改訂!
筆者オリジナルの「板書の絵」風の簡潔なイラストを多用し,組織写真を極力使わない斬新なアプローチ.読みやすく,わかりやすい内容で,口腔組織の世界に自然と引き込まれる.まるで「コロンブスのタマゴ」のような発見が詰まった一冊.
この教科書は,座学の復習にも最適.やさしい文章ながら高度な内容もカバーし,最新の国試対策や臨床家のニーズにも応えます.前版で好評だった章末コラムもさらに充実し,読み応え抜群.
- 序文
- 目次
序文
本書は「口腔組織・発生学」の教科書で,改訂3 版(2015 年)から私が編著を受け継いでいます.当時の私には不明の箇所もあり,それ以前の記載を残した部分もありましたが,4版(2019年)でほぼ全ページが私の文章と図になりました.そして,この5版ではさらに完成度を高めることができたと思います.
改訂のたびに,組織写真をいれる誘惑にかられます.組織学の教科書ですから,きれいな組織写真を使って解説をするのが王道だからです.ですが,「組織学の本でありながら,組織写真を極力使わず,『板書の絵』のようなスキーム(模式図)を使って,ほとんどの説明をする」ことを今回も守りました.口腔組織の切片は硬組織が混ざるため,研磨切片ならば軟組織が失われ,脱灰切片ならばエナメル質が失われます.つまり,完全な組織標本を作ることがほぼ不可能なのですが,そうした口腔組織も模式図なら説明がしやすい.そして,初学者の理解には模式図が有効であるし,立体的なイメージも伝えやすい.そういうことも考えて,模式図中心の組み立てを継承しました.歯科医師国家試験の出題範囲を前提に内容を定めていますが,terms,注釈,コラムなどでやや高度なことや専門的なことを盛りこんでいます.研究者や臨床医にも役立つと思います.
かつての大学の授業は,板書のみで進めることが普通で,どの教員もすらすらと見事な図を描き,英語・ドイツ語・ラテン語も交ぜながらどんどん解説をしていく,という形式でした.資料配布は滅多にありませんでしたから,学生は「板書の絵」を描き写しながら,教員の説明を聞き,理解し,書きとめるという忙しい日々でした.ですが,毎年のように繰り返して書かれる「板書の絵」はだんだんと洗練されていき,エッセンスを抜き出したような絵になっていくのが常でした.
こうした板書講義に近いものを目指しているのが本書の特徴です.簡略化した図を使っていますが,色使いは統一しています.例えば,上皮とエナメル質は青,間葉と象牙質は赤,間葉ではあるけれどセメント質と骨のふたつは灰色にしています.上皮と間葉(結合組織)を意識することが,組織学の基本であり,青と赤はヘマトキシリン・エオシンの染色像に準ずるものです.また,文章もできるだけ簡潔かつ平易にし,込み入ったことや高度なこと,英語などは欄外に書きました.眠くなるような講義はしたくない.だらだらと話したりはしない.学生が引き込まれるようなテンポで話を進めたい.そういうマインドで本書は書かれています.
本書執筆につきましては,これまで明海大学名誉教授・久米川正好先生,大阪大学名誉教授・栗栖浩二郎先生,和歌山医科大学・松村達志先生,徳島大学・角田佳折先生,鹿児島大学・宮下桂子先生,赤ちゃん歯科ネットワーク代表・石田房枝先生,元東京医科歯科大学・杉浦真琴さんと山本智子さんなど,多くの方々のお世話になりました.それから,南山堂編集部・齋藤代助さんならびに制作・印刷関係の方々にも御礼申し上げます.本に限らずですが,どんな仕事でも,いい仕事をするには,多くの方の助けがあってのことだと思います.感謝の気持ちでいっぱいです.
2024年の3月,長く勤めておりました東京医科歯科大学(現・東京科学大学)を辞し,郷里にもどりました.そして,九州栄養福祉大学・食物栄養学部で解剖生理学を教えるようになりました.歯学部から離れましたが,歯の研究は続けておりますし,食べることについて新しい面からアプローチできる面白さも感じています.そして,個性豊かで,情緒も豊かで,いろいろな可能性があり,伸びやかな感性をもつ学生たちと共に学ぶ日々を過ごしています.
学問には境界がありません.国境と同じく,境界を作ってしまうのは,人間だと思うようになりました.私自身が,理学部の出身でありながら,歯学部で長く仕事をし,今,栄養学部に居るからかもしれません.でも,そういう「感性の種」を蒔いてくれたのは,学生・院生時代の恩師たちです.ですから,その種を本書にも蒔いておきました.誰かの心の中でこの種が芽生え,健やかな成長をしてくれることを願っています.
2025年1月
田畑 純
改訂のたびに,組織写真をいれる誘惑にかられます.組織学の教科書ですから,きれいな組織写真を使って解説をするのが王道だからです.ですが,「組織学の本でありながら,組織写真を極力使わず,『板書の絵』のようなスキーム(模式図)を使って,ほとんどの説明をする」ことを今回も守りました.口腔組織の切片は硬組織が混ざるため,研磨切片ならば軟組織が失われ,脱灰切片ならばエナメル質が失われます.つまり,完全な組織標本を作ることがほぼ不可能なのですが,そうした口腔組織も模式図なら説明がしやすい.そして,初学者の理解には模式図が有効であるし,立体的なイメージも伝えやすい.そういうことも考えて,模式図中心の組み立てを継承しました.歯科医師国家試験の出題範囲を前提に内容を定めていますが,terms,注釈,コラムなどでやや高度なことや専門的なことを盛りこんでいます.研究者や臨床医にも役立つと思います.
かつての大学の授業は,板書のみで進めることが普通で,どの教員もすらすらと見事な図を描き,英語・ドイツ語・ラテン語も交ぜながらどんどん解説をしていく,という形式でした.資料配布は滅多にありませんでしたから,学生は「板書の絵」を描き写しながら,教員の説明を聞き,理解し,書きとめるという忙しい日々でした.ですが,毎年のように繰り返して書かれる「板書の絵」はだんだんと洗練されていき,エッセンスを抜き出したような絵になっていくのが常でした.
こうした板書講義に近いものを目指しているのが本書の特徴です.簡略化した図を使っていますが,色使いは統一しています.例えば,上皮とエナメル質は青,間葉と象牙質は赤,間葉ではあるけれどセメント質と骨のふたつは灰色にしています.上皮と間葉(結合組織)を意識することが,組織学の基本であり,青と赤はヘマトキシリン・エオシンの染色像に準ずるものです.また,文章もできるだけ簡潔かつ平易にし,込み入ったことや高度なこと,英語などは欄外に書きました.眠くなるような講義はしたくない.だらだらと話したりはしない.学生が引き込まれるようなテンポで話を進めたい.そういうマインドで本書は書かれています.
本書執筆につきましては,これまで明海大学名誉教授・久米川正好先生,大阪大学名誉教授・栗栖浩二郎先生,和歌山医科大学・松村達志先生,徳島大学・角田佳折先生,鹿児島大学・宮下桂子先生,赤ちゃん歯科ネットワーク代表・石田房枝先生,元東京医科歯科大学・杉浦真琴さんと山本智子さんなど,多くの方々のお世話になりました.それから,南山堂編集部・齋藤代助さんならびに制作・印刷関係の方々にも御礼申し上げます.本に限らずですが,どんな仕事でも,いい仕事をするには,多くの方の助けがあってのことだと思います.感謝の気持ちでいっぱいです.
2024年の3月,長く勤めておりました東京医科歯科大学(現・東京科学大学)を辞し,郷里にもどりました.そして,九州栄養福祉大学・食物栄養学部で解剖生理学を教えるようになりました.歯学部から離れましたが,歯の研究は続けておりますし,食べることについて新しい面からアプローチできる面白さも感じています.そして,個性豊かで,情緒も豊かで,いろいろな可能性があり,伸びやかな感性をもつ学生たちと共に学ぶ日々を過ごしています.
学問には境界がありません.国境と同じく,境界を作ってしまうのは,人間だと思うようになりました.私自身が,理学部の出身でありながら,歯学部で長く仕事をし,今,栄養学部に居るからかもしれません.でも,そういう「感性の種」を蒔いてくれたのは,学生・院生時代の恩師たちです.ですから,その種を本書にも蒔いておきました.誰かの心の中でこの種が芽生え,健やかな成長をしてくれることを願っています.
2025年1月
田畑 純
目次
第1章 歯とは
1 歯のかたち
1) 歯
2)歯周組織
2 歯の定義
3 4つの硬組織
Column 5つの四大組織
第2章 ヒトの発生
1 精子
2 卵
3 受精
4 卵割期?胚盤胞期
5 着床期?二層性胚盤期
6 内胚葉と中胚葉の形成
7 三層性胚盤期/神経管と原腸の形成
8 神経胚期/体節の形成
9 器官形成期
10 胎児期以降
Column アジのひらき
第3章 口腔の発生
1 咽頭弓
2 神経堤細胞
3 口腔の開通
4 咽頭弓器官
5 舌の発生
6 顎顔面の発生
7 上顎の発生
8 下顎の発生
9 歯の発生
10 口腔の発生障害
1) 口唇裂
2) 顎裂
3) 口蓋裂
4) 正中上唇裂
5) 横顔裂(巨口症)
6) 斜顔裂
7) 舌裂
8) 巨舌症・小舌症
9) 舌小帯短縮症
Column A Child Is Born
第4章 歯冠形成期
1 開始期(肥厚期)と蕾状期
2 帽状期
3 鐘状期初期
1) 外エナメル上皮
2) 星状網
3) 中間層細胞
4) 内エナメル上皮
4 鐘状期後期
5 エナメル質と象牙質の形成
6 咬頭形成
7 歯堤の分岐と消失
Column 魔法のサンドイッチ
第5章 歯根形成期
1 歯根形成開始期
2 歯根伸長期
3 萌出期
1) 顎骨内での歯胚の移動
2) 歯の回転
3) 萌出後の歯の運動
4 咬合開始期と機能期
5 歯根の分岐
6 歯の交換(乳歯脱落)
Column シーラカンス物語
第6章 エナメル質形成
1 エナメル芽細胞
2 基質形成期
3 成熟期
4 エナメル小柱
5 エナメル質の組織構造
1) エナメル象牙境
2) 無小柱エナメル質
3) レッチウス条
4) 周波条
5) 新産線
6) 歯小皮
7) エナメル叢
8) エナメル葉
9) エナメル紡錘
10) ハンター・シュレーゲル条
6 エナメル質特異的タンパク質
Column 魅惑の縞模様
第7章 象牙質形成と歯髄
1 象牙芽細胞
2 基質小胞
3 球状石灰化と板状石灰化
4 石灰化球
5 象牙質の成長線
6 象牙質の分類
1) 歯冠象牙質と歯根象牙質
2) 原生象牙質,二次象牙質,三次象牙質
3) 外套象牙質と髄周象牙質
4) 管間象牙質と管周象牙質
5) う蝕象牙質
7 象牙質の組織構造
1) 象牙細管
2) 球間区と球間網
3) トームス顆粒
4) 二次象牙質
5) 死帯
6) 三次象牙質
7) 透明象牙質
8 歯髄
1) 象牙芽細胞層
2) 細胞希薄層(ワイルの層)
3) 細胞稠密層
4) ラシュコフの神経叢
9 象牙質の知覚
10 歯髄神経
11 象牙質特異的タンパク質
Column サメの歯の面白さ
第8章 セメント質形成と歯根膜
1 セメント芽細胞とセメント細胞
2 セメント質の構造
1) セメント前質
2) シャーピー線維
3) セメント質の固有線維
4) セメント層板
5) セメント象牙境
6) 中間セメント質
7) 根尖孔の狭窄
8) セメント質の加齢変化
9) エナメルセメント境(セメントエナメル境)
3 歯根膜
4 歯根膜の線維
1) 歯槽頂線維群(歯槽縁線維群)
2) 水平線維群
3) 斜走線維群
4) 根尖線維群
5) 根間線維群
5 歯槽骨
Column シャーピー線維の作り方
第9章 唾液腺
1 唾液腺の構造
2 唾液腺の種類
1) 漿液腺
2) 粘液腺
3) 混合腺
3 大唾液腺
1) 耳下腺
2) 顎下線
3) 舌下腺
4 小唾液腺
Column 食性の進化
第10章 口腔粘膜
1 口腔粘膜の構造
2 口腔粘膜の種類
1) 被覆粘膜(裏装粘膜)
2) 咀嚼粘膜
3) 特殊粘膜
3 口唇
1) 皮膚
2) 赤唇縁
3) 口唇粘膜
4 歯肉と歯槽粘膜
5 歯肉の構造
1) 遊離歯肉
2) 付着歯肉
3) スティップリング
4) 外縁上皮
5) 内縁上皮
6 歯肉溝上皮と歯肉溝滲出液
7 歯肉の付着上皮
8 歯肉線維
1) 歯頸・歯肉線維群
2) 歯頸・骨膜線維群
3) 歯槽骨・歯肉線維群
4) 中隔横断線維群(歯間水平線維群)
5) 輪状線維群
9 口蓋
10 舌背
1) 糸状乳頭
2) 茸状乳頭
3) 葉状乳頭
4) 有郭乳頭
Column 円錐乳頭とレンズ乳頭
第11章 頭蓋骨と顎関節
1 骨と軟骨
2 軟骨性骨と膜性骨
1) 軟骨性骨(軟骨内化骨/間接化骨)
2) 膜性骨(膜内化骨/直接化骨)
3) 複合骨
3 関節
4 頭蓋骨の発生
5 咀嚼筋と開口筋
6 顎関節
1) 下顎頭
2) 下顎窩
3) 関節腔
4) 関節円板
5) 関節前部
6) 外側翼突筋上頭
7) 関節後部
Column 関節の作り方
第12章 加齢変化
1 加齢変化
2 エナメル質
3 象牙質
1) 二次象牙質
2) 三次象牙質
3) 管周象牙質
4) 象牙粒
4 セメント質
1) 挺出
2) セメント粒
5 歯髄
1) 歯髄萎縮
2) 網様萎縮
3) 変性萎縮
4) 歯髄狭窄
6 骨と関節
1) 上顎骨
2) 下顎骨
3) 顎関節
Column 解剖学のハンター
1 歯のかたち
1) 歯
2)歯周組織
2 歯の定義
3 4つの硬組織
Column 5つの四大組織
第2章 ヒトの発生
1 精子
2 卵
3 受精
4 卵割期?胚盤胞期
5 着床期?二層性胚盤期
6 内胚葉と中胚葉の形成
7 三層性胚盤期/神経管と原腸の形成
8 神経胚期/体節の形成
9 器官形成期
10 胎児期以降
Column アジのひらき
第3章 口腔の発生
1 咽頭弓
2 神経堤細胞
3 口腔の開通
4 咽頭弓器官
5 舌の発生
6 顎顔面の発生
7 上顎の発生
8 下顎の発生
9 歯の発生
10 口腔の発生障害
1) 口唇裂
2) 顎裂
3) 口蓋裂
4) 正中上唇裂
5) 横顔裂(巨口症)
6) 斜顔裂
7) 舌裂
8) 巨舌症・小舌症
9) 舌小帯短縮症
Column A Child Is Born
第4章 歯冠形成期
1 開始期(肥厚期)と蕾状期
2 帽状期
3 鐘状期初期
1) 外エナメル上皮
2) 星状網
3) 中間層細胞
4) 内エナメル上皮
4 鐘状期後期
5 エナメル質と象牙質の形成
6 咬頭形成
7 歯堤の分岐と消失
Column 魔法のサンドイッチ
第5章 歯根形成期
1 歯根形成開始期
2 歯根伸長期
3 萌出期
1) 顎骨内での歯胚の移動
2) 歯の回転
3) 萌出後の歯の運動
4 咬合開始期と機能期
5 歯根の分岐
6 歯の交換(乳歯脱落)
Column シーラカンス物語
第6章 エナメル質形成
1 エナメル芽細胞
2 基質形成期
3 成熟期
4 エナメル小柱
5 エナメル質の組織構造
1) エナメル象牙境
2) 無小柱エナメル質
3) レッチウス条
4) 周波条
5) 新産線
6) 歯小皮
7) エナメル叢
8) エナメル葉
9) エナメル紡錘
10) ハンター・シュレーゲル条
6 エナメル質特異的タンパク質
Column 魅惑の縞模様
第7章 象牙質形成と歯髄
1 象牙芽細胞
2 基質小胞
3 球状石灰化と板状石灰化
4 石灰化球
5 象牙質の成長線
6 象牙質の分類
1) 歯冠象牙質と歯根象牙質
2) 原生象牙質,二次象牙質,三次象牙質
3) 外套象牙質と髄周象牙質
4) 管間象牙質と管周象牙質
5) う蝕象牙質
7 象牙質の組織構造
1) 象牙細管
2) 球間区と球間網
3) トームス顆粒
4) 二次象牙質
5) 死帯
6) 三次象牙質
7) 透明象牙質
8 歯髄
1) 象牙芽細胞層
2) 細胞希薄層(ワイルの層)
3) 細胞稠密層
4) ラシュコフの神経叢
9 象牙質の知覚
10 歯髄神経
11 象牙質特異的タンパク質
Column サメの歯の面白さ
第8章 セメント質形成と歯根膜
1 セメント芽細胞とセメント細胞
2 セメント質の構造
1) セメント前質
2) シャーピー線維
3) セメント質の固有線維
4) セメント層板
5) セメント象牙境
6) 中間セメント質
7) 根尖孔の狭窄
8) セメント質の加齢変化
9) エナメルセメント境(セメントエナメル境)
3 歯根膜
4 歯根膜の線維
1) 歯槽頂線維群(歯槽縁線維群)
2) 水平線維群
3) 斜走線維群
4) 根尖線維群
5) 根間線維群
5 歯槽骨
Column シャーピー線維の作り方
第9章 唾液腺
1 唾液腺の構造
2 唾液腺の種類
1) 漿液腺
2) 粘液腺
3) 混合腺
3 大唾液腺
1) 耳下腺
2) 顎下線
3) 舌下腺
4 小唾液腺
Column 食性の進化
第10章 口腔粘膜
1 口腔粘膜の構造
2 口腔粘膜の種類
1) 被覆粘膜(裏装粘膜)
2) 咀嚼粘膜
3) 特殊粘膜
3 口唇
1) 皮膚
2) 赤唇縁
3) 口唇粘膜
4 歯肉と歯槽粘膜
5 歯肉の構造
1) 遊離歯肉
2) 付着歯肉
3) スティップリング
4) 外縁上皮
5) 内縁上皮
6 歯肉溝上皮と歯肉溝滲出液
7 歯肉の付着上皮
8 歯肉線維
1) 歯頸・歯肉線維群
2) 歯頸・骨膜線維群
3) 歯槽骨・歯肉線維群
4) 中隔横断線維群(歯間水平線維群)
5) 輪状線維群
9 口蓋
10 舌背
1) 糸状乳頭
2) 茸状乳頭
3) 葉状乳頭
4) 有郭乳頭
Column 円錐乳頭とレンズ乳頭
第11章 頭蓋骨と顎関節
1 骨と軟骨
2 軟骨性骨と膜性骨
1) 軟骨性骨(軟骨内化骨/間接化骨)
2) 膜性骨(膜内化骨/直接化骨)
3) 複合骨
3 関節
4 頭蓋骨の発生
5 咀嚼筋と開口筋
6 顎関節
1) 下顎頭
2) 下顎窩
3) 関節腔
4) 関節円板
5) 関節前部
6) 外側翼突筋上頭
7) 関節後部
Column 関節の作り方
第12章 加齢変化
1 加齢変化
2 エナメル質
3 象牙質
1) 二次象牙質
2) 三次象牙質
3) 管周象牙質
4) 象牙粒
4 セメント質
1) 挺出
2) セメント粒
5 歯髄
1) 歯髄萎縮
2) 網様萎縮
3) 変性萎縮
4) 歯髄狭窄
6 骨と関節
1) 上顎骨
2) 下顎骨
3) 顎関節
Column 解剖学のハンター