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カテゴリー: 臨床看護学  |  保健/福祉/介護

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まるごとわかる!認知症

1版

東京医科大学高齢総合医学分野 特任教授/
南東北グループ総合東京病院 認知症疾患研究センター長 羽生春夫 著
東京医科大学高齢総合医学分野 教授 櫻井博文 著

定価

2,750(本体 2,500円 +税10%)


  • AB判  120頁
  • 2020年6月 発行
  • ISBN 978-4-525-50191-4

高齢者ケアに関わるナース必読! 認知症ケアがこの1冊でわかる!

高齢化が進み,認知症を抱えた高齢患者と接する場面が増えたことで,看護師をはじめとするすべての医療スタッフにとって,認知症の知識は必須となった.本書では,正しい知識と根拠に基づいたケアができるよう,診断・治療をはじめとした認知症の基礎知識からアルツハイマー型等の代表的な疾患の病態,代表的なBPSDとその対処法について解説.

  • 序文
  • 目次
序文
 現在,わが国の平均寿命は女性が87.3歳,男性が81.3歳と世界でもトップレベルです.しかし,介護を要しない自立可能な健康寿命は,それぞれ74.8歳,72.1歳と平均寿命から約10年間も短くなっています.つまり,この10年間でなんらかの生活障害によって要介護になってしまうということですが,その原因として,第一に認知症が挙げられています.そこで,「人生ラスト10年問題」は,まさに認知症への取り組みが大きな課題となります.
 2012年にわが国で行われた大規模疫学調査によれば,認知症高齢者数は約462万人と推定され,2020年の現在では約600万人,そして2025年には700万人を超えると推測されています.これは,65歳以上の高齢者の5人に1人に相当します.さらに,認知症の前段階の軽度認知障害(MCI)もほぼ同数いると推定されるため,3人に1人が認知症またはその前段階ということになります.すなわち,認知症は誰もがかかわりをもつ最もcommonな疾患ということになります.
 認知症のなかで,最も多いのがアルツハイマー型認知症ですが,そのほかにもさまざまな原因疾患が知られており,症状や経過に違いがみられます.治療やケアも異なってくるため,正しく認知症を理解し,早期に診断・鑑別を行い,適切な対応をすることが求められます.
 本書では,第1章では認知症についての基礎知識,第2章では,アルツハイマー病をはじめとする認知症の原因疾患,第3章ではBPSD(行動・心理症状)とその対処法について解説されています.さらに,最新のトピックスもコラムとして取り上げられています.また,平易な文章で,図表やイラストを多く用いてコンパクトにまとめられており,実際に認知症患者の診療や介護に携わる看護師だけでなく,臨床医や薬剤師,ケアを担当している介護スタッフ,また,はじめて認知症を学ぶ看護学生をはじめとした医療系の学生など,多くの方々に活用していただけると思います.
 本書を通じて,認知症ケアのスキルアップにつながることを切に願い,多くの患者のケアに役立つことができれば幸いです.

2020年4月
東京医科大学高齢総合医学分野 特任教授
羽生春夫
目次
第1章 認知症の基礎知識
1.認知症とは
2.認知症の症状
3.認知症の診断と鑑別
4.認知症の治療
5.認知症の危険因子とその予防

第2章 認知症の種類
1.アルツハイマー病
2.血管性認知症
3.レビー小体型認知症
4.前頭側頭型認知症

第3章 BPSDとその対処法
1.睡眠に関する症状
2.食事に関する症状
3.排泄・清潔ケアに関する症状
4.感情に関する症状
5.動作に関する症状
6.精神に関する症状

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