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3月下旬発売予定

はじめの一歩 漢方処方MAP

1版

谷川醫院 院長/京都大学医学部附属病院 特任病院准教授
谷川聖明 著

定価

3,520(本体 3,200円 +税10%)


  • B6変型判  215頁
  • 2026年4月 発行
  • ISBN 978-4-525-47281-8

漢方処方の鑑別は,この一冊で大丈夫!

「患者さんが漢方治療を希望されたけど,この症候にはどんな漢方処方が使えるんだっけ?」「この症候に使える漢方処方のうち,目の前の患者さんに最も効果的なのはどれだろう?」そんな疑問を感じたときに頼れる本が誕生しました!
日常診療で頻繁に遭遇する39の症候について,頻用処方とその鑑別を分かりやすく解説.グラフとイラストで処方の特徴が視覚的に理解できるから,漢方を学び始めたばかりの方から,知識を整理して復習したい方まで,様々な読者の方のお役に立つこと間違いなし.
漢方学習の最初の相棒に,そして臨床のお供に.ぜひ側においていただきたい一冊です.

※本書は,「漢方スクエア」424号(2023年1月)~490号(2025年10月)に掲載された連載「知っておきたい漢方処方」を改題し,加筆修正を行ったものです.

  • 序文
  • 目次
序文
 漢方薬を選択するためにはいろいろな方法論があります.日本においては漢方医学と中医学と大きく分けて2 つの医学大系があります.漢方医学は中国伝統医学を起源としますが、江戸時代に日本特有の医学体系が形成され、現代に継承されています.中医学は病因病態論を主とし、病因・病態を把握し治療薬が選択されます.一方、漢方医学は観念的な病因よりも、外邪に対する生体反応をもとに治療薬を選択します.

 本書では漢方医学(=日本漢方)を中心とした治療薬選択のプロセスを解説します.漢方医学における基本概念は「陰陽・虚実」です.まず始めに、陰陽・虚実のものさしを用いて患者さんの病態をとらえます.次に、「気血水」の概念を用いて病態を絞り込みます.あるいは状況によっては、「五臓論」による病態把握をして治療薬の選択を行います.

 漢方治療を実践する際に、患者さんの病態を正確にとらえることは大変重要です.ただし、それだけでは漢方治療は成立しません.処方すべき漢方薬の特性を熟知していなければ、患者さんの病態にぴったり合った治療薬を選択することができません.患者さんに対し適切な漢方治療を実践するためには、以下の2 点が必須条件となります.

1. 患者さんの病態を的確に把握すること
2. 個々の漢方薬の特性について理解していること

 漢方医学を学ぶことは、英会話の習得と似ているところがあります.まずは単語(=漢方用語)を覚える必要があります.さらには文法(=漢方理論)を理解する必要があります.最低限の知識が得られた後は、実践(=臨床)を経験することで、英会話(=漢方治療)を身につけることができます.英会話を学習する際には、いろいろなシチュエーションで頻用されるセンテンスを覚えることが効率的です.本シリーズではいろいろな症候(=シチュエーション)ごとに鑑別処方(=センテンス)を挙げ、それらの使い分けを解説します.そのような学習を繰り返すことで、おのずと漢方薬の理解が深まり、漢方治療が楽しくなってくると思います.

「継続は力なり」です.最初はわからないことも多いと思いますが、本書を通し実践的な処方薬選択のプロセスを学習していきましょう.

2026 年2 月
谷川聖明
目次
本書の使い方

Ⅰ 陰陽・虚実と気血水の考え方
01 陰陽・虚実
02 気血水

Ⅱ マップで学ぶ漢方処方
01 頭痛
02 めまい
03 冷えに伴う諸症状
04 かぜの諸症状
05 遷延化・回復期のかぜの諸症状
06 鼻炎
07 咳・痰
08 扁桃炎
09 頸肩腕部の凝り,痛み
10 関節痛
11 神経痛
12 腰痛
13 上部消化器症状(胃炎,食欲不振)
14 下部消化器症状(便秘,腹部膨満感・腹痛)
15 下痢
16 痔
17 尿路不定愁訴
18 打撲
19 痤瘡(ニキビ).
20 じんましん
21 湿疹
22 皮膚瘙痒症
23 高血圧およびその随伴症状
24 生活習慣病(高血圧・肥満症)
25 肝機能障害
26 動悸・心悸亢進
27 発汗異常(多汗症,寝汗)
28 貧血
29 疲労・倦怠感
30 浮腫・むくみ
31 夏にみられる疾患・症状
32 咽喉・食道部に異物感を伴う不安神経症
33 精神神経症状(神経症・精神不安)
34 精神神経症状(気分変調)
35 不眠
36 月経不順・月経困難
37 更年期障害
38 高齢者(体力の低下した人)の疾患
39 男性更年期に伴う諸症状

Ⅲ 実践問題
01 頭痛
02 めまい
03 冷えに伴う諸症状
04 かぜの諸症状
05 遷延化・回復期のかぜの諸症状
06 鼻炎
07 咳・痰
08 扁桃炎
09 頸肩腕部の凝り,痛み
10 関節痛
11 神経痛
12 腰痛
13 上部消化器症状(胃炎,食欲不振)
14 下部消化器症状(便秘,腹部膨満感・腹痛)
15 下痢
16 痔
17 尿路不定愁訴
18 打撲
19 痤瘡(ニキビ)
20 じんましん
21 湿疹
22 皮膚瘙痒症
23 高血圧およびその随伴症状
24 生活習慣病(高血圧・肥満症)
25 肝機能障害
26 動悸・心悸亢進
27 発汗異常(多汗症,寝汗)
28 貧血
29 疲労・倦怠感
30 浮腫・むくみ
31 夏にみられる疾患・症状
32 咽喉・食道部に異物感を伴う不安神経症
33 精神神経症状(神経症・精神不安)
34 精神神経症状(気分変調)
35 不眠
36 月経不順・月経困難
37 更年期障害
38 高齢者(体力の低下した人)の疾患
39 男性更年期に伴う諸症状

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