南山堂

営業部

教育機関・書店営業

2017年 新卒入社
薬学研究科・生命創薬科学専攻博士課程(前期)修了

教育機関・書店営業

営業部

教育機関・書店営業

2017年 新卒入社
薬学研究科・生命創薬科学専攻博士課程(前期)修了

私の仕事

現在の仕事内容

“自社の本を、より多くの方に読んでいただきたい”という気持ちを持ち、いかにして読者に本の存在を知ってもらうかを考える仕事です。
入社するまでは、営業職というと得意先を1件でも多く訪問するために常に飛び回っている…、そんな1年のうち大半を出先で過ごすような“足で稼ぐ体育会系”のイメージが強かったのですが、実際は“よく考えること”に重点を置いて日々の仕事に取り組んでいます。
読者に本が届くようアプローチ&セールスをするためには、自社本の特徴や他社から出版されている類書と比較したときの持ち味を理解するだけでなく、常にアンテナを張り読者のニーズを調査・分析することが重要になります。

イラストを描いている

仕事の醍醐味、印象に残っている仕事

会社の外に出て実際に本を売り込むまでの準備が大変なだけに、自分が手掛けた本と読者のニーズがマッチして販路を広げることができたときは、“的確なアプローチができた!”と思える上に、これまでの地道な努力が認められたようで喜びもひとしおです。
特に、学術大会の書籍展示販売コーナーに一生懸命展示した本が、多くの人の目に触れ売れていく瞬間や、大学・専門学校の先生方から「南山堂の本を教科書として採用することに決めました」という旨のご連絡をいただけた時は、読者のニーズに応えることができたという実感を持てます。

南山堂の本

また得意先である書店さんやエンドユーザーである学校の先生方だけでなく、同業他社の営業部の方々、執筆者の先生方にも多少とも関わることが出来るのも営業職ならではです。
本来ならライバル同士であるにも拘わらず、業界の発展のためにアイディアを出し合い情報交換できる環境が整っていることも医学書業界の特長です。新型コロナウイルス感染症に見舞われ従来通りの営業活動ができなくなったときも、医学書に携わる人たちが一丸となって書店で大規模なフェアを行い、全国各地で大きな反響を呼んだことがとても印象的でした。人と会うことが憚られるという営業職にとって致命的な状況下でも、メールやツイッター等でやり取りをしていく中で改めて横との繋がりを感じ、とても心強く思いました。

困っているときに手を貸してくれる面倒見のいい先輩方が、社内にとどまらず社外にもいるので、さまざまな視点からアドバイスを受けながら、安心して仕事にチャレンジできます。
そして業務時間外には、新年会や暑気払いといった部署の垣根を取り払って親睦を図るイベントもあります。営業職は他出版社や書店との研修会・懇親会もありますので、様々な立場の人から仕事について(時には業界の昔話から社会人に求められる心得・ビジネスマナーまで!)教えてもらうことができます。学生の頃に比べると、飲酒の機会が増え、随分お酒が飲めるようになりました…笑。

南山堂の本

私事ですが、学会会場で恩師や医療従事者として働いている友人に会い、お互いの近況報告をする時間も仕事中の楽しみの1つとなっています。
友人から「そうそう、あの本買って読んだよ!ここが実務に役立った!」と言ってもらえる瞬間が堪らなく嬉しく、医療の世界との繋がりを感じるとともに、社会に必要とされる書籍をつくり、世に送り出しているという喜び・充実感を密かに味わっています。何より現場の声を聞くことが、次の仕事へのモチベーションにも繋がります。
営業は新商品を生み出すクリエイティブな仕事ではありませんが、医療従事者を目指す学生の皆様や医療の最前線で戦う先生方に情報を提供する、とてもやりがいのある仕事です。ここではほんの一部しかご紹介できませんが、このような仕事に興味を持っていただける方をお待ちしてます。

私のワークライフバランス

海岸

旅行が趣味なので、その土地の文化や伝統工芸、歴史に触れ、名物料理を食べて景勝地をまわることを楽しみに日夜仕事に励んでいます。頭の中はいつも次の行き先のことでいっぱい。営業先の下調べのスキルはこの趣味で身につけたと言っても過言ではありません。
とりわけ学生時代の友人と予定を合わせて、旅先でリフレッシュすることが一番の心の栄養剤となっています。入社した頃は仕事を覚えるだけで精一杯でしたが、社会人生活のリズムにも慣れて上手く日程を繰り合わせられるようになってからは、海外も行くようになりました!

スイーツ

また、スイーツが大好物で週末はパティスリー巡りをして過ごすことも多いです。フランスやドイツを訪れたときも、その街の名店をはしごして伝統菓子の食べ歩きをしました♥
新型コロナウイルス感染症の流行により、思うように外出ができなくなってからは、好きなアニメーションや絵本作家の美術展へ1人で行く機会が増えました。現在、POPや新刊案内などの宣伝物の作成も担当しているので、アイディア探しに役立っています。

営業部で働く人