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カテゴリー: 臨床薬学

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薬トレ

薬剤師の臨床センスを磨くトレーニングブック

薬トレ 肝・腎

1版

東京大学医学部附属病院 薬剤部 大野能之 編
横浜総合病院 薬剤部 佐村 優 編
下越病院 薬剤課 三星 知 編
大野記念病院 薬剤部 浦田元樹 編

定価

4,950(本体 4,500円 +税10%)


  • B5判  425頁
  • 2020年12月 発行
  • ISBN 978-4-525-70691-3

問題発見力と対応力を鍛える「薬トレ」シリーズの肝臓・腎臓領域編!

薬剤師の臨床センスを身につける「薬トレ」の肝・腎編が登場!肝臓・腎臓領域の疾患や,肝・腎機能に基づく最適な薬物療法について,さまざまなシチュエーション・難易度の問題を掲載.現場の薬剤師の自己研鑽・スキルアップに役立つだけでなく,薬学教育においても実践的な知識が身につけられる問題集です.

  • 刊行にあたって
  • 序文
  • 目次
刊行にあたって
 肝疾患領域において、ウイルス性肝炎はDAAや核酸アナログ製剤の進歩によって、病勢を制御することが可能な疾患となりました。肝細胞癌治療では分子標的薬の登場によってOS、PFSの延長を認められるようになっています。一方、さまざまな医薬品が上市される中で、その特徴、注意すべき副作用などは医薬品ごとで大きく異なります。そのため、それぞれの医薬品情報やガイドラインにおける推奨を正確に整理し、それぞれの特徴・注意点、使い分け、薬物治療における限界点を理解した上で、適正な薬物治療やアドヒアランス向上に貢献していくことが、チーム医療における薬剤師の役割として重要となります。
また、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、肝硬変などの疾患は、依然として長期間の薬物治療、対症療法が必要となりますので、各疾患の科学的な根拠やそれぞれの医薬品情報を整理しながら、適正な薬物治療、アドヒアランス向上に貢献していく必要もあります。
 さらに、薬物性肝障害、肝障害時の薬物動態、薬物相互作用は、さまざまな臨床現場で遭遇し、薬剤師業務の基盤となる部分ですが、評価や判断に悩むことも多いのではないでしょうか?
 そこで、本書では、肝臓領域のエキスパートの先生方に加えて、医薬品情報を専門とされている先生方、臨床推論に長けた先生方、薬物動態や薬物相互作用を専門とされる先生方にもご執筆をお願いして、患者情報の系統的な整理やキードラッグを中心に科学的な根拠に基づく解説の充実を図りました。また、薬物動態と薬物相互作用については、この分野のエキスパートである東京大学医学部附属病院 薬剤部 副部長の大野能之先生に編集に加わっていただき、これらの視点の充実も図りました。さらに、多角的な視点で薬物治療を評価できるようにするため、疾患ごとで著者を固定せずに、複数の著者とするような工夫もしています。本書では、このような取り組みとともに、執筆者の先生方と議論を重ねていくことで、肝疾患領域を担当されていない多く薬剤師の先生方にもお役に立てるような内容を目指しました。
 本書が、多くの先生方の明日からの臨床業務において、質の向上の一助になれば幸いです。

2020年11月
編者を代表して
横浜総合病院薬剤部 科長
佐村 優

序文
 今回,「薬局」2019年3月増刊号として発売された『薬トレ 薬剤師の臨床センスを磨くトレーニングブック』からの発展版として「肝臓」「腎臓」領域の症例数を増やして『薬トレ 肝・腎』を発刊することになりました.
 成人の8人に1人は慢性腎臓病(CKD)であり、特にわが国は世界の中でもトップクラスの超高齢社会であるため、CKD患者のマネジメントは非常に重要です。また、CKD患者は多くの併存疾患をもつことが知られており、多領域の疾患と関連するため、いまや「腎」の知識はすべての薬剤師において必須になりました。
 本書の編集にあたっては,編者の浦田先生と共に各執筆者の先生からの原稿を査読し,内容を共有し校正を行いました.浦田先生のご提案で幅広い領域を網羅したテーマになっており、基本的な腎機能評価に基づいた薬物投与設計から、「がん」「緩和ケア」「救急」「感染症」「循環器」「妊婦」「小児」「精神科」「整形外科」などの多くの領域における、CKD患者特有の注意点を網羅的に学べる内容となっております。また、保険薬局では腎機能検査が確認できないケースも多いと思われますが、そのような場合の対応方法や、健康食品の注意点も掲載されています。もちろん薬剤師にとって重要な薬剤性腎障害も含めました。
 内容はコモンな疾患を中心に構成しており、さらに、症例ベースの問題と詳細な解説により、経験の少ない薬剤師でも現場の臨場感を感じながら楽しく学ぶことができ、今から現場で役に立つ内容が満載です。執筆陣も豪華な顔ぶれです。質の高いエビデンスに基づいた提案ができるように、引用文献も充実させました。またCKD領域はエビデンスが不十分でコントラバーシャルなテーマも少なくありません。本書はエキスパートオピニオンの一つとしても、お役立ていただけるのではと思います。
 今後はさらなる高齢化と人口減少により、CKDの諸問題は私達薬剤師にとってますます大きなテーマになることは間違いありません。質の高い腎臓病薬物療法を提供するために、本書が役立つことを願っています。本書がきっかけとなり、今後も現場の薬剤師から多くのCKDの諸問題が提起され、「腎」の領域が発展していくことで、患者の予後が改善し、幸福に過ごせる時間を少しでも増やすことができれば、編者として嬉しい限りです。
 
2020年11月
編者を代表して
下越病院薬剤課
三星 知
目次
肝臓
症例1 肝機能に関連した検査値の読み方、考え方 ― 肝機能検査値の評価
症例2 非代償性肝硬変 ― 肝機能(Child-Pugh分類)、肝障害(AST、ALTなどの上昇)の評価
症例3 肝機能に関連した検査値の読み方、考え方 ― 肝障害の種類と原因
症例4 A型肝炎 ― A型肝炎の特徴と治療方針
症例5 B型肝炎 ― B型肝炎における治療方針
症例6 B型肝炎 ― B型肝炎治療におけるテノホビル含有製剤の特徴
症例7 B型肝炎 ― 挙児希望のある患者の慢性B型肝炎の治療と注意点
症例8 B型肝炎 ― 代償性肝硬変症例におけるB型肝炎治療
症例9 B型肝炎 ― B型肝炎ウイルスの薬剤耐性変異とその治療
症例10 B型肝炎 ― B型肝炎における治療中止の基準と方法
症例11 B型肝炎 ― 免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎の対策
症例12 B型肝炎 ― B型肝炎再活性化時の対応とフォローアップ
症例13 B型肝炎 ― HIV/HBV共感染者に対する薬物療法とその注意点
症例14 B型肝炎 ― HIV/HBV共感染の治療と薬物相互作用を考慮した薬剤選択
症例15 B型肝炎 ― B型肝炎ウイルス陽性患者からの切創曝露事例に対するマネジメント
症例16 C型肝炎 ― DAA初回導入時のC型肝炎の治療方針
症例17 C型肝炎 ― ゲノタイプ1型C型肝炎の治療方針と腎機能障害合併例に対する治療薬の選択
症例18 C型肝炎 ― ゲノタイプ2型C型肝炎の治療方針と薬剤特性
症例19 肝炎治療薬におけるPK・DDI ― 初回でDAA未治療患者のC型肝炎治療薬
症例20 C型肝炎 ― プロテアーゼ阻害薬+Peg-IFN+RBVによる前治療不成功例に対する治療
症例21 C型肝炎 ― DAA前治療不成功例のゲノタイプ1型C型慢性肝炎の治療薬の選択と使用上の注意事項
症例22 C型肝炎 ― マヴィレット®配合錠の適正使用
症例23 C型肝炎 ― エプクルーサ®の適正使用
症例24 肝炎治療薬におけるPK・DDI ― DAA治療不成功例におけるC型肝炎再治療時の治療薬
症例25 C型肝炎 ― インターフェロン治療歴あり、DAA治療歴なしのゲノタイプ2のC型慢性肝炎の治療
症例26 C型肝炎 ― DAA前治療不成功例のゲノタイプ2型C型慢性肝炎の治療
症例27 C型肝炎 ― ゲノタイプ1型C型肝炎の治療方針と代償性C型肝硬変治療薬の選択
症例28 C型肝炎 ― DAA治療歴がある代償性C型肝硬変の治療方針と治療薬の選択
症例29 C型肝炎 ― C型非代償性肝硬変の治療方針と治療薬の適応
症例30 肝炎治療薬におけるPK・DDI ― C型非代償性肝硬変の治療薬
症例31 C型肝炎 ― HIV/HCV共感染者に対するC型肝炎治療とその注意点
症例32 肝炎治療薬におけるPK・DDI ― HIV/HCV共感染の治療と薬物相互作用を考慮した薬剤選択
症例33 EBウイルス性肝障害 ― EBウイルス性肝障害の特徴
症例34 EBウイルス性肝障害 ― 伝染性単核症(infectious mononucleosis:IM)の診断に関する検査および禁忌薬
症例35 サイトメガロウイルス性肝障害 ― 肝炎ウイルス以外で急性の肝障害を起こす病態の整理
症例36 サイトメガロウイルス性肝障害 ― サイトメガロウイルス性肝障害の特徴
症例37 自己免疫性肝炎 ― 自己免疫性肝炎(AIH)の特徴と治療方針
症例38 自己免疫性肝炎 ― 自己免疫性肝炎に対する治療
症例39 自己免疫性肝炎 ― 自己免疫性肝炎に対する治療薬とその副作用
症例40 自己免疫性肝炎 ― 自己免疫性肝炎の薬物治療と注意点
症例41 薬物性肝障害 ― 薬物性肝障害の特徴と分類
症例42 薬物性肝障害 ― 薬物性肝障害の鑑別と治療方針
症例43 薬物性肝障害 ― 薬物性肝障害を疑った際のスコアリング(DDW-J 2004スコアリング)
症例44 薬物性肝障害 ― 薬物性肝障害の分類と必要な検査項目
症例45 薬物性肝障害 ― 薬物性肝障害の重症度
症例46 薬物性肝障害 ― 薬物性肝障害の特徴と分類
症例47-1 薬物性肝障害 ― 抗結核薬における肝障害時の対応(基礎編)
症例47-2 薬物性肝障害 ― 抗結核薬における肝障害時の対応(応用編)
症例48 薬物性肝障害 ― 急性アセトアミノフェン中毒患者に対する肝機能障害の予防
症例49 薬物性肝障害 ― 免疫チェックポイント阻害薬による免疫関連副作用としての薬物性肝障害
症例50 アルコール性肝障害 ― アルコール性肝障害の特徴と治療方針
症例51 アルコール性肝障害 ― アルコール性肝障害の病態と、低栄養時の合併症
症例52 アルコール性肝障害における輸液管理 ― アルコール性肝障害と低栄養、refeeding syndrome
症例53 アルコール性肝障害 ― アルコール離脱症候群の薬物治療
症例54 非アルコール性脂肪性肝疾患 ― NAFLDの病態と治療
症例55 非アルコール性脂肪性肝疾患 ― NASHの病態と治療
症例56 原発性胆汁性胆管炎 ― 原発性胆汁性胆管炎(PBC)の特徴と治療方針
症例57 原発性胆汁性胆管炎 ― 原発性胆汁性胆管炎(PBC)の合併症と治療方針
症例58 ウィルソン病 ― ウィルソン病の病態と治療薬
症例59 肝癌治療薬のPK・DDI ― 肝細胞癌に対するソラフェニブ導入
症例60-1 肝癌(がん治療) ― 肝細胞癌の薬物療法
症例60-2 肝癌(がん治療) ― 肝細胞癌の薬物療法
症例61 肝癌(がん治療) ― ソラフェニブ療法の導入とフォロー
症例62 肝癌治療薬のPK・DDI ― 肝細胞癌に対するレンバチニブ導入
症例63 肝癌(がん治療) ― レンバチニブによる高血圧発現時の対処
症例64 肝癌(がん治療) ― レンバチニブ投与中の注意点
症例65 肝癌(がん治療) ― TACEに使用される薬剤とその注意点
症例66 肝癌治療薬のPK・DDI ― 化学療法導入が困難な肝細胞癌
症例67 腫瘍熱と倦怠感 ― 肝癌患者に対する倦怠感への対応
症例68 肝癌(鎮痛薬) ― 肝障害患者に対する鎮痛薬
症例69 胆管癌(疼痛の種類と鎮痛薬) ― がん性疼痛と非がん性疼痛
症例70 がん患者の栄養 ― 悪液質と薬物療法
症例71 瘙痒感 ― 胆汁うっ滞を伴う患者における瘙痒感の評価と薬物療法
症例72 肝膿瘍 ― 細菌性肝膿瘍の病態と治療方針
症例73 肝膿瘍 ― アメーバ性肝膿瘍の病態と治療方針
症例74 肝硬変の総論・重症度 ― 肝硬変患者の病態評価と症状マネジメント
症例75 肝硬変の総論・重症度 ― 肝硬変の重症度分類と禁忌薬の整理
症例76 肝硬変:門脈圧亢進症 ― 門脈圧亢進症の病態と治療方法
症例77 非代償性肝硬変:門脈圧亢進症 ― 門脈圧亢進症の合併症とその治療法
症例78 非代償性肝硬変:食道静脈瘤 ― 肝硬変に伴う食道静脈瘤破裂時の対応
症例79 肝硬変:門脈血栓症 ― 門脈血栓症に対する薬物療法について
症例80 非代償性肝硬変:腹水 ― 肝硬変に伴う腹水の治療
症例81-1 非代償性肝硬変:腹水 ― 肝硬変に伴う腹水の特徴と治療法
症例81-2 非代償性肝硬変:腹水 ― 肝硬変に伴う腹水の治療におけるトルバプタンの注意点
症例82 肝癌治療薬のPK・DDI ― 肝硬変における栄養療法の基本
症例83 非代償性肝硬変:肝性脳症 ― 肝性脳症の特徴と治療法
症例84 肝硬変における輸液管理 ― 肝性脳症の発生機序、急性期治療および点滴治療
症例85 非代償性肝硬変:肝性脳症 ― 肝性脳症における抗菌薬と肝不全用経口栄養剤の使用方法
症例86 非代償性肝硬変:肝性脳症 ― 肝硬変に伴う肝性脳症の治療
症例87 肝硬変における薬物動態 ― 肝硬変患者における薬物動態パラメータの変化(基礎編)
症例88 肝硬変における薬物動態 ― 肝硬変患者における薬物動態パラメータの変化(応用編:遊離形分率を含めた評価)
症例89 肝硬変における薬物動態 ― 肝機能低下時におけるスタチン系薬剤の薬物動態
症例90 肝硬変における薬物動態 ― 肝機能低下時における高血圧治療薬のアムロジピンの薬物動態の評価
症例91 肝硬変における薬物動態 ― 肝機能低下時におけるDPP-4阻害薬であるリナグリプチンの薬物動態の評価
症例92 肝硬変における薬物動態 ― ナルフラフィンの薬物動態および注意点
症例93 肝硬変:肝腎症候群 ― 肝癌患者の終末期薬物療法
症例94 肝移植術前栄養管理  ― 肝移植の術前管理:適応と栄養
症例95-1 肝移植:免疫抑制剤 ― 肝移植と免疫抑制薬
症例95-2 移肝植:拒絶反応 ― 肝移植後の拒絶反応
症例96 肝移植治療薬におけるPK・DDI ― 肝移植における免疫抑制薬について
症例97 肝移植治療薬におけるPK・DDI ― カルシニューリン阻害薬使用時の注意点
症例98 肝移植治療薬におけるPK・DDI ― タクロリムスの薬物動態
症例99 移植後感染  ― 肝移植と感染対策
症例100 劇症肝炎 ― 小児の血球貪食症候群による劇症型肝不全に対する薬学的なアプローチ

腎臓
症例101 腎機能評価 ― eGFRを用いたCKDの重症度評価およびシスタチンCによる腎機能評価
症例102 腎機能評価 ― 薬剤投与設計のための腎機能評価方法
症例103 腎機能評価 ― 腎機能評価の例外事項
症例104 血圧管理 ― 腎機能低下患者における降圧薬の初期選択
症例105 血圧管理 ― 腎機能低下患者における降圧薬の併用療法
症例106 血圧管理 ― 脳血管障害を含むCVDを伴う高齢CKD患者へ推奨される降圧薬
症例107 血糖管理 ― CKD患者の糖尿病における血糖管理と薬剤選択
症例108 血糖管理 ― 高齢者CKD患者におけるメトホルミンの使用方法
症例109 血糖管理 ― 糖尿病治療薬の腎保護作用
症例110 脂質管理 ― 腎機能低下患者における脂質異常症の薬物療法
症例111 脂質管理 ― 腎機能低下患者の脂質異常症に対する薬剤併用療法
症例112 尿毒症管理 ― 球形吸着炭の適正使用
症例113 高カリウム血症管理 ― カリウム吸着薬の適正使用
症例114 アシドーシス管理 ― CKD患者の代謝性アシドーシスの管理
症例115 貧血管理 ― 保存期CKD患者の貧血管理
症例116 高尿酸血症管理 ― 腎機能低下患者の痛風・高尿酸血症治療
症例117 栄養管理 ― サルコペニアを合併したCKD患者の栄養療法
症例118 栄養管理 ― 保存期、透析期、急性期に対する経静脈栄養管理
症例119 腎炎 ― ネフローゼ症候群の診断と治療
症例120 腎炎 ― ANCA関連RPGNの初期療法
症例121 腎炎 ― ANCA関連RPGNの維持療法
症例122 多発性嚢胞腎 ― ADPKDの薬物療法
症例123 妊婦 ― CKD患者の妊娠に対する薬学管理
症例124 妊婦 ― 透析患者の妊娠に対する薬学管理
症例125 小児 ― 小児におけるAKI時の評価と薬物投与量
症例126 小児 ― 小児におけるCKDと薬物投与量
症例127 小児 ― 小児IgA腎症の診断と治療
症例128 腎移植 ― 腎移植の一般的な理解
症例129 腎移植 ― 腎移植における免疫抑制療法の基本
症例130 腎移植 ― 免疫抑制薬のTDMと腎機能の変動による薬剤の調節
症例131 腎移植 ― 腎移植後の術後経過と合併症に対する免疫抑制薬の調節
症例132 腎移植 ― 腎移植後のサイトメガロウイルス感染症とその治療法
症例133 血液透析 ― 血液透析導入患者における服用薬の調整
症例134 血液透析 ― CKD-MBDの管理目標と治療薬
症例135 血液透析 ― 腎性貧血の管理目標と治療薬
症例136 血液透析 ― 血液透析患者における血圧管理
症例137 血液透析 ― 血液透析患者における薬物投与設計
症例138 血液透析 ― 血液透析膜と薬剤の相互作用
症例139 腹膜透析 ― CAPD腹膜炎における薬物治療
症例140 持続的血液濾過透析 ― CHDFの条件を把握した薬物投与設計
症例141 血漿交換 ― 血漿交換の条件を把握した薬物投与設計
症例142 救急・集中治療 ― 重症熱傷,薬物動態
症例143 救急・集中治療 ― 炭酸リチウム内服患者への腎機能低下および併用薬の影響
症例144 救急・集中治療 ― 造影剤使用時の注意点と代表的な電解質異常
症例145 救急・集中治療 ― ARC時の抗菌薬療法の考え方
症例146 急性腎障害 ― AKIに関する新規バイオマーカーと治療方針
症例147 急性腎障害 ― ジソピラミドの特性とAKIへの適切な介入
症例148 薬剤性腎障害 ― 薬剤性腎障害(chronic kidney disease:DKI)の分類
症例149 薬剤性腎障害 ― ロキソプロフェンおよび抗菌薬による薬剤性腎障害
症例150 薬剤性腎障害 ― CKD患者に対する造影剤投与時の注意点
症例151 感染症治療薬 ― 腎不全患者に対するニューモシスチス肺炎予防薬への関わり
症例152 感染症治療薬 ― 腎障害が疑われるバラシクロビル処方患者への薬学的介入
症例153 感染症治療薬 ― 末期腎不全患者に対するピロリ除菌治療への関わり
症例154 感染症治療薬 ― CKD患者のインフルエンザ肺炎治療への関わり
症例155 感染症治療薬 ― 透析患者のセフェム系抗菌薬の内服
症例156 強心薬 ― ジゴキシン服用患者の脱水時の注意点
症例157 抗不整脈薬 ― 腎肝排泄性抗不整脈薬ジソピラミドの適正使用
症例158 抗不整脈薬 ― 腎排泄性抗不整脈薬シベンゾリン服用患者への副作用対応
症例159 抗不整脈薬 ― 腎排泄性抗不整脈薬ピルシカイニドの血中濃度変動要因
症例160 抗不整脈薬 ― アミオダロンの腎機能低下患者への対応
症例161 抗凝固薬 ― アピキサバンの腎機能に応じた投与量
症例162 抗凝固薬 ― 透析患者へのワルファリン投与
症例163 利尿薬 ― 腎機能低下患者における電解質異常と利尿薬の選択
症例164 利尿薬 ― CKD患者における利尿薬の考え方
症例165 抗がん薬 ― シスプラチンによる腎障害とその予防
症例166 抗がん薬 ― 腎機能低下時のがん化学療法・支持療法・疼痛管理の注意点
症例167 抗がん薬 ― メトトレキサート療法における安全な薬物治療管理
症例168 抗がん薬 ― スペシャルポピュレーションを踏まえたがん治療への関わり
症例169 抗がん薬 ― がんに併存する病態と抗がん薬の適正使用
症例170 オピオイド ― 腎機能低下患者のがん疼痛に対する麻薬投与
症例171 オピオイド ― CKD患者のがん疼痛と腎機能評価
症例172 オピオイド ― 血液透析患者に対するオピオイドの選択
症例173 抗精神病薬 ― 抗精神病薬による体重への影響と薬剤変更
症例174 抗精神病薬 ― せん妄に対する抗精神病薬の使用方法
症例175 睡眠障害治療薬 ― 透析患者の不眠と瘙痒に対する薬物療法
症例176 抗てんかん薬 ― 抗てんかん薬の薬物濃度モニタリング
症例177 抗てんかん薬 ― 抗てんかん薬服用中で腎疾患を合併した女性の妊娠・出産
症例178 抗パーキンソン病薬 ― パーキンソン病の非運動症状と治療薬
症例179 抗パーキンソン病薬 ― 薬剤性パーキンソニズム
症例180 認知症治療薬 ― 腎機能と認知症重症度に応じた治療薬の選択
症例181 消化性潰瘍治療薬 ― 血液透析患者における消化性潰瘍治療
症例182 下剤 ― CKD患者や高齢者に対する酸化マグネシウム(MgO)使用時の注意点
症例183 下剤 ― CKD患者の便秘と下剤治療
症例184 制吐薬 ― HD患者の嘔気に対する対処
症例185 アレルギー治療薬 ― HD患者のかゆみと抗アレルギー薬
症例186 非オピオイド性鎮痛薬 ― 腎機能低下患者に対するアセトアミノフェン投与
症例187 非オピオイド性鎮痛薬 ― NSAIDsにおける急性腎障害のリスク
症例188 抗リウマチ薬 ― 腎機能低下患者に対するメトトレキサート投与
症例189 抗リウマチ薬 ― 腎機能低下患者に対するデノスマブ投与
症例190 排尿障害治療薬 ― コリンエステラーゼ阻害薬によるコリン作動性クリーゼ
症例191 骨粗鬆症治療薬 ― 腎機能低下患者に対する骨粗鬆症治療
症例192 骨粗鬆症治療薬 ― 血液透析患者に対する骨粗鬆症治療
症例193 ポリファーマシー ― ポリファーマシーのCKD患者に対する薬剤選択
症例194 ポリファーマシー ― 減薬を希望するCKD患者の薬剤選択
症例195 ポリファーマシー ― 減薬を希望する透析患者の薬剤選択
症例196 保険薬局の事例 ― アシクロビルによる腎後性腎障害およびアシクロビル脳症
症例197 保険薬局の事例 ― CKD患者におけるH2受容体拮抗薬の適正使用
症例198 保険薬局の事例 ― 長期臥床患者におけるアマンタジンの適正使用
症例199 健康食品・OTC ― CKD患者に対するNSAIDs(一般用医薬品)の販売
症例200 健康食品・OTC ― 高齢患者(腎機能低下患者)の健康食品使用と高カルシウム血症
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