書籍カテゴリー:臨床薬学|精神医学/心身医学

精神科薬物療法マニュアル
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精神科薬物療法マニュアル

1版

  • 一般社団法人日本病院薬剤師会 監修
  • 一般社団法人日本病院薬剤師会 精神科専門薬剤師試験委員会 編集

定価:3,780円(本体3,500円+税8%)

  • B5判 326頁
  • 2018年7月 発行
  • ISBN978-4-525-77391-5

概要

精神疾患と向精神薬の臨床知識を基本からマスターできる!

精神科専門医および精神科専門薬剤師が中心となり解説した「精神科薬物療法」の入門書.薬剤師に必要な精神疾患の臨床医学的知識,向精神薬の薬理学,また,その使い方および薬学管理の基本を初歩から学ぶことができる一冊.精神科薬物療法認定薬剤師を目指す薬剤師は必読.

序文

 この度,日本病院薬剤師会監修のもとに薬剤師のための「精神科薬物療法マニュアル」を発刊することとなりました.過去に「精神科薬剤師業務標準マニュアル」(2003年発行),「精神科薬剤師業務標準マニュアル2007-08」(2007年発行),「精神科薬物療法の管理」(2011年発行)の3冊を発行してまいりました.2011年に「精神科薬物療法の管理」を発行してからすでに5年が経過しております.その間,精神科に関する法律の改正もあり,また,数多くの精神科領域の新薬が開発され,精神科薬物療法に対する考え方自体も変化してきました.取り分け,社会環境が大きく変化し,長期入院から地域移行・地域生活支援へのシフトが求められており,社会の高齢化と認知症の問題,また,ポリファーマシーの問題等,精神科薬物療法の管理が重要な鍵となる課題も多く,薬の専門職としての薬剤師の役割が大いに期待されているところです.
 これまで発刊してきました「精神科薬物療法の管理」等は,主として精神科薬剤師に求められる業務上必要な知識およびスキルを中心に構成し,精神科薬物療法認定薬剤師・専門薬剤師を目指す方を主たる対象とした内容・構成となっていました.
 一方,地域連携による一貫した精神科薬物療法管理の必要性から,2016年2月には日本病院薬剤師会の精神科薬物療法認定薬剤師認定申請資格が改訂され,薬局薬剤師も取得できる制度となりました.本書は,社会から期待されている切れ目なく充実した精神科薬物療法の管理のため,過去から現在に至る歴史的背景も含め,精神科薬物療法について初歩から学び,病院薬剤師のみならず,保険薬局薬剤師の方々にも,また,薬学生にも教科書・参考書として活用でき,さらには,精神科薬物療法認定薬剤師・専門薬剤師の認定試験に合格できるレベルの知識を得ることができる内容・構成となっています.
 解りやすく実践的な精神科薬物療法の患者指導に,本書が役立つことを願っております.

  2018年5月
一般社団法人日本病院薬剤師会
会長 木平 健治

目次

第1章 精神科医療
1 精神科医療の歴史
 1 古墳・飛鳥・奈良時代
 2 平安時代から安土・桃山時代
 3 江戸時代
 4 明治時代から第二次世界大戦終戦まで
 5 第二次世界大戦後から現在まで

2 チーム医療と地域連携
 Ⅰ 精神科領域でのチーム医療の位置づけ
 Ⅱ チーム医療構築の条件とは
 Ⅲ チーム医療による処方のスリム化
 Ⅳ チーム医療による転倒・転落の予防
 Ⅴ 地域連携による処方のスリム化
 Ⅵ チーム医療による認知症治療

3 知っておくべき法律
 Ⅰ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)
  1 精神保健福祉法の概要
  2 精神保健指定医と特定医師
  3 精神保健福祉法に定められる入院形態
  4 入院患者の処遇
  5 通報と移送制度
 Ⅱ 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律
 Ⅲ 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律
 Ⅳ その他の精神保健福祉にかかわる法律・制度

4 精神科薬物療法と診療報酬改定
 Ⅰ 診療報酬改定とは
  1 診療報酬改定の流れ
  2 平成28年度診療報酬改定の改定率
  3 平成28年度診療報酬改定の基本方針
 Ⅱ 平成28 年度診療報酬改定における主要改定事項(精神科関連を含む)
  1 病棟薬剤業務実施加算2
  2 薬剤総合評価調整加算
  3 向精神薬の適切な処方の推進
  4 後発医薬品使用体制加算
  5 精神科リエゾンチーム加算

第2章 疾患ごとの病態,診断,治療
1 統合失調症
 Ⅰ 統合失調症とは
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 発症のメカニズム
  1 遺伝の影響と遺伝以外の要因
  2 神経伝達物質の異常
 Ⅳ 主な症状と分類
  1 陽性症状
  2 陰性症状
  3 思考障害
  4 行動の異常
  5 感情の異常
  6 認知機能障害
 Ⅴ 発症までの経過と診断手順
  1 前駆期から発症までの一般的な経過
 Ⅵ 精神病未治療期間と早期診断・介入の重要性
 Ⅶ 治療
  1 薬物治療
  2 心理社会的療法
  3 リハビリテーション
 Ⅷ 回復までの経過と治療
  1 急性期の治療目標と治療計画
  2 回復期・安定期の治療目標と治療計画
  3 安定期の治療目標と治療計画
 Ⅸ 予後と再発

2 うつ病
 Ⅰ うつ病とは
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 発症のメカニズム
  1 モノアミン仮説
  2 視床下部―下垂体―副腎皮質(HPA)系活動亢進仮説
  3 幼児期ストレス仮説
  4 遺伝子と環境の相互作用仮説
 Ⅳ 主な症状
  1 抑うつ気分
  2 楽しめない
  3 意欲・気力の低下・エネルギーがない
  4 不安・焦燥
  5 罪の意識,無価値観
  6 自殺念慮・自殺企図
  7 不眠・過眠など睡眠の変化
  8 食欲・体重の変化
  9 身体愁訴
  10 日内変動
 Ⅴ 分類と診断・鑑別診断
  1 非定型うつ病
  2 精神病性うつ病
  3 季節性うつ病
  4 周産期うつ病
  5 老年うつ病・血管性うつ病
  6 医薬品による抑うつ
 Ⅵ 治療
 Ⅶ 経過と予後

3 双極性障害
 Ⅰ 双極性障害とは
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 病態と発症メカニズム
 Ⅳ 臨床症状
  1 症例:反復性うつ病の診断から双極Ⅱ型障害へ診断が変更になったケース
  2 診断
 Ⅴ 治療方針および治療の概念
  1 薬物療法
 Ⅵ 精神科における多剤併用問題
  1 医師がみえない患者情報の重要性

4 不安障害
 Ⅰ 不安障害とは
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 発症のメカニズム
 Ⅳ 主な症状と分類
 Ⅴ 診断
 Ⅵ 治療
 Ⅶ 予後

5 睡眠障害
 Ⅰ 睡眠障害とは
 Ⅱ 睡眠障害のスクリーニング手順
 Ⅲ 睡眠困難をとらえる
  1 訴えを具体的にとらえる
  2 睡眠習慣などの情報
 Ⅳ 睡眠困難の背景にある病態
  1 入眠困難をきたしうる病態
  2 睡眠維持困難をきたしうる病態
  3 早朝覚醒をきたしうる病態
  4 睡眠のタイミングの問題など
 Ⅴ 不眠症に対する生活指導
 Ⅵ 薬物療法と患者への薬の説明
  1 睡眠薬による薬物療法
  2 服薬指導と関連事項
 Ⅶ 日中の眠気(過眠)の訴え
  1 睡眠不足症候群
  2 ナルコレプシー
  3 特発性過眠症

6 認知機能障害
 Ⅰ 認知症とは
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 病態とメカニズム
 Ⅳ 臨床症状
 Ⅴ 診断
  1 診断基準の概要
  2 認知症診断の実際
 Ⅵ 治療方針および治療の概要
  1 薬物療法
  2 非薬物療法
  3 家族介護と介護負担
 Ⅶ その他おさえておきたい基礎知識

7 物質依存症
 Ⅰ 物質依存症とは
 Ⅱ 依存性物質がもたらす効果と種類
  1 依存性物質がもたらす影響
  2 依存性物質の種類
  3 依存症発症に至るメカニズム
 Ⅲ 物質依存症の特徴
  1 原発性の病
  2 慢性・進行性・非可逆性の病
  3 否認の病
  4 死に至る病
  5 交代性の病
  6 「伝染」性の病
 Ⅳ 物質依存症発症までの経過と診断
  1 物質依存症発症までの経過
  2 物資依存症の診断
  3 国際的な診断基準
 Ⅴ 治療と回復までの経過
  1 医療機関における物質依存症の治療
  2 非医療的な社会資源
  3 回復までの経過
 Ⅵ 物質依存症の予後と再発

8 発達障害
自閉スペクトラム症
 Ⅰ 定義
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 病態と発症メカニズム
 Ⅳ 臨床症状
 Ⅴ 診断
 Ⅵ 治療方針と治療の概要
注意欠如・多動症
 Ⅰ 定義
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 病態と発症メカニズム
 Ⅳ 臨床症状
 Ⅴ 診断
 Ⅵ 治療方針および治療の概要
チック症
 Ⅰ 定義
 Ⅱ 疫学
 Ⅲ 病態と発症メカニズム
 Ⅳ 臨床症状
 Ⅴ 診断
 Ⅵ 治療方針および治療の概要

第3章 向精神薬の基礎薬理
1 向精神薬とは

2 抗精神病薬
 Ⅰ 抗精神病薬の分類
 Ⅱ 抗精神病薬の薬理作用
  1 第一世代抗精神病薬
  2 第二世代抗精神病薬

3 抗うつ薬
 Ⅰ 抗うつ薬の分類
 Ⅱ 抗うつ薬の薬理作用
  1 三環系抗うつ薬
  2 四環系抗うつ薬
  3 セロトニン拮抗・再取り込み阻害薬
  4 選択的セロトニン再取り込み阻害薬
  5 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
  6 ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬

4 精神科薬物療法マニュアル気分安定薬
 Ⅰ 気分安定薬の分類
 Ⅱ 気分安定薬の薬理作用
  1 炭酸リチウム
  2 抗てんかん薬
  3 抗精神病薬

5 抗不安薬
 Ⅰ 抗不安薬の分類
 Ⅱ 抗不安薬の薬理作用
  1 ベンゾジアゼピン系抗不安薬・チエノジアゼピン系抗不安薬
  2 セロトニン5-HT1A受容体部分作動薬

6 睡眠薬
 Ⅰ 睡眠薬の分類
 Ⅱ 睡眠薬の薬理作用
  1 ベンゾジアゼピン系睡眠薬
  2 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
  3 バルビツール酸系睡眠薬
  4 非バルビツール酸系睡眠薬(尿素系睡眠薬)
  5 メラトニン受容体作動薬
  6 オレキシン受容体拮抗薬
  7 抗うつ薬
  8 ヒスタミンH1受容体拮抗薬

7 認知症治療薬
 Ⅰ 認知症治療薬の分類
 Ⅱ 認知症治療薬の薬理作用
  1 アセチルコリンエステラーゼ阻害薬
  2 NMDA受容体拮抗薬

8 依存症治療薬:アルコール依存症治療薬・ニコチン依存症治療薬
 Ⅰ アルコール依存症治療薬の分類と薬理作用
  1 抗酒薬
  2 欲求抑制薬
 Ⅱ ニコチン依存症治療薬の分類と薬理作用
  1 ニコチン置換療法
  2 非ニコチン製剤

9 精神刺激薬
 Ⅰ 精神刺激薬の分類
 Ⅱ 精神刺激薬の薬理作用
  1 中枢神経刺激薬
  2 非中枢神経刺激薬

10 抗パーキンソン病薬
 Ⅰ 抗パーキンソン病薬の分類
 Ⅱ 抗パーキンソン病薬の薬理作用
  1 ドパミン補充療法
  2 ドパミン受容体刺激薬
  3 ドパミン放出促進薬
  4 ドパミン代謝酵素阻害薬
  5 L-ドパ賦活薬
  6 アセチルコリン受容体拮抗薬(抗コリン薬)
  7 ノルアドレナリン作動薬
  8 アデノシン受容体拮抗薬
  9 その他の抗パーキンソン病薬

第4章 精神疾患治療薬の臨床薬理
1 抗精神病薬
 Ⅰ 第一世代抗精神病薬の特徴
  1 フェノチアジン系薬
  2 ブチロフェノン系薬
  3 ベンザミド系薬
 Ⅱ 第二世代抗精神病薬の特徴
  1 セロトニン・ドパミン遮断薬(SDA)
  2 多元受容体標的化抗精神病薬(MARTA)
  3 ドパミンパーシャルアゴニスト(DPA)
 Ⅲ 精神疾患別にみた抗精神病薬の使い方
  1 統合失調症
  2 統合失調症以外の疾患
  3 抗精神病薬の適応外使用

2 抗うつ薬
 Ⅰ 抗うつ薬の臨床的特徴
  1 三環系抗うつ薬
  2 四環系抗うつ薬
  3 セロトニン拮抗・再取り込み阻害薬
  4 選択的セロトニン再取り込み阻害薬
  5 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
  6 ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬
  7 抗精神病薬
  8 中枢刺激薬
  9 その他(増強療法:適応外)
 Ⅱ 疾患別にみた抗うつ薬の使い方
  1 うつ病
  2 うつ病以外の疾患
 Ⅲ 副作用マネジメント
  1 アクチベーション(症候群)
  2 中止後(中断)症候群
  3 セロトニン症候群
  4 自殺関連行動
  5 眠気,めまいなど
 Ⅳ 相互作用マネジメント
  1 モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬(セレギリン)
  2 ピモジド
  3 アルコール
  4 メチルチオニニウム
  5 セロトニン作用薬
  6 降圧薬(クロニジンなど)
  7 アドレナリン,ノルアドレナリン
  8 血漿タンパクとの結合率の高い薬剤(ワルファリンなど)
  9 出血傾向が増強する薬剤

3 気分安定薬
 Ⅰ 気分安定薬の特徴
  1 炭酸リチウム
  2 バルプロ酸ナトリウム
  3 カルバマゼピン
  4 ラモトリギン
 Ⅱ 精神疾患別にみた気分安定薬の使い方
  1 双極性障害―躁病エピソード
  2 双極性障害―うつ病エピソード
  3 維持療法
  4 うつ病
  5 統合失調症
 Ⅲ 気分安定薬の副作用・相互作用マネジメント
  1 炭酸リチウム
  2 バルプロ酸ナトリウム
  3 カルバマゼピン
  4 ラモトリギン
 Ⅳ その他,押さえておきたい基礎知識

4 抗不安薬
 Ⅰ 抗不安薬の開発の歴史と適応
 Ⅱ 抗不安薬の特徴
  1 ベンゾジアゼピン系・チエノジアゼピン系抗不安薬
  2 セロトニン5-HT1A受容体作動性抗不安薬
 Ⅲ 抗不安薬の薬物動態と副作用・相互作用のマネジメント
  1 ベンゾジアゼピン系抗不安薬
  2 セロトニン5-HT1A受容体作動性抗不安薬
 Ⅳ 不安障害に対する抗不安薬の使い方
  1 全般性不安障害
  2 パニック障害
  3 強迫性障害
  4 社会不安障害
  5 心的外傷後ストレス障害(PTSD)

5 睡眠薬
 Ⅰ 睡眠薬の臨床的特徴
  1 バルビツール酸系睡眠薬
  2 非バルビツール酸系睡眠薬
  3 ベンゾジアゼピン受容体作動薬
  4 非ベンゾジアゼピン類
  5 メラトニン受容体作動薬
  6 オレキシン受容体拮抗薬
 Ⅱ 不眠のタイプによる睡眠薬の使い方
 Ⅲ 薬物療法(不眠症治療)の評価
 Ⅳ 睡眠薬の副作用・相互作用マネジメント
  1 ベンゾジアゼピン受容体作動薬
  2 メラトニン受容体作動薬
  3 オレキシン受容体拮抗薬

6 認知症治療薬
認知症治療薬(中核症状)
 Ⅰ 治療薬の臨床的特徴
  1 コリンエステラーゼ阻害薬
  2 NMDA受容体拮抗薬
 Ⅱ 認知症治療薬の使い方
  1 重症度別の認知症治療薬アルゴリズム
  2 投与量と使い方
  3 認知症治療薬の併用
  4 エビデンスに基づいた薬物治療
 Ⅲ 副作用
 Ⅳ 相互作用

BPSDの治療
 Ⅰ 非薬物療法
 Ⅱ 薬物療法
  1 幻覚・妄想・焦燥・易怒性
  2 睡眠障害
  3 不安・焦燥感・抑うつ
服薬指導・接遇のポイント
 Ⅰ 患者・家族への服薬指導
 Ⅱ 患者への接し方

7 依存症治療薬
抗酒薬・断酒補助薬
 Ⅰ 抗酒薬・断酒補助薬の臨床的特徴
  1 抗酒薬
  2 断酒補助薬
 Ⅱ 抗酒薬・断酒補助薬の使い方
  1 抗酒薬
  2 アカンプロサート
 Ⅲ 副作用・相互作用マネジメント
  1 抗酒薬
  2 アカンプロサート
ニコチン依存症治療薬
 Ⅰ ニコチン依存症治療薬の臨床的特徴
  1 α4β2ニコチン受容体部分作動薬
  2 経皮吸収ニコチン製剤
 Ⅱ ニコチン依存症治療薬の使い方
  1 バレニクリン
  2 経皮吸収ニコチン製剤
 Ⅲ 依存症治療薬の副作用・相互作マネジメント
  1 バレニクリン
  2 経皮吸収ニコチン製剤

8 精神刺激薬
 Ⅰ 精神刺激薬の臨床的特徴
  1 中枢刺激薬
  2 非中枢刺激薬
 Ⅱ 精神刺激薬の使い方
  1 投与量と使い方
  2 精神刺激薬の併用
  3 エビデンスに基づいた薬物治療
 Ⅲ 副作用
 Ⅳ 相互作用
 Ⅴ 過量投与

9 その他:特に注意が必要な副作用に対する対応
 Ⅰ 錐体外路症状
  1 特徴
  2 早期発見・早期対応のポイント
  3 錐体外路症状の内因性および薬剤性の発症原因の違いによる薬物治療の相違
  4 錐体外路症状への対応
  5 錐体外路症状を評価するために
  6 服薬指導のポイント
 Ⅱ 悪性症候群
  1 特徴
  2 早期発見・早期対応のポイント
  3 治療
  4 服薬指導のポイント

第5章 心理教育と評価尺度
1 医療現場でのコミュニケーション
 Ⅰ 対話を始める前に理解しておくべきこと
  1 「疾病観」「治療観」
  2 一般データと個人データの違い
 Ⅱ 面接・面談・対話
  1 目的
  2 構造・設定
  3 対話のあり方
 Ⅲ コミュニケーションのすれ違い
 Ⅳ チーム医療のあり方
  1 関わる人が多くなることによる混乱,困惑
  2 「スプリッティング」現象

2 心理教育
 Ⅰ 心理教育の概念
 Ⅱ 心理教育の背景
  1 ストレス―脆弱性モデル
  2 レジリアンスモデル
  3 感情表出
  4 リカバリー
 Ⅲ 心理教育の概要
 Ⅳ 家族心理教育
 Ⅴ SST
 Ⅵ 服薬自己管理モジュール

3 精神科領域の症状評価尺度
 Ⅰ 評価尺度の分類
  1 評価者面接による評価尺度
  2 自己記入式質問票
 Ⅱ 面接法
  1 構造化面接
  2 半構造化面接
  3 非構造化面接
 Ⅲ 症状評価尺度
  1 疾患を限定しない症状評価尺度
  2 統合失調症の症状評価尺度
  3 うつ病の症状評価尺度
  4 躁病の症状評価尺度
  5 神経症性障害の症状評価尺度
  6 認知症の症状評価尺度
  7 睡眠障害の症状評価尺度
  8 その他

第6章 妊婦・授乳婦と向精神薬
1 精神疾患患者の妊娠・出産
 Ⅰ 統合失調症
  1 受胎能
  2 周産期合併症
  3 薬物療法の課題
  4 薬物療法中断によるリスク
  5 産褥期の課題
  6 適切なインフォームド・コンセントと患者・家族の自己決定権
 Ⅱ 双極性障害
  1 周産期合併症
  2 薬物療法の課題
 Ⅲ うつ病
  1 予防と早期発見
  2 未治療によるリスクと周産期合併症
  3 治療選択の課題
  4 産褥期の課題
 Ⅳ 産後うつ病
  1 病因と危険因子
  2 早期発見と臨床的特徴
  3 治療と予後
 Ⅴ 産褥精神病
  1 病因と危険因子
  2 臨床的特徴
  3 治療と予後

2 妊娠・授乳期の薬物療法の特徴と服薬カウンセリング
 Ⅰ 妊娠中の薬物療法の原則
 Ⅱ 妊娠中に注意すべき薬剤
 Ⅲ 生殖発生のベースラインリスクと薬物の催奇形リスクの評価
 Ⅳ リスクカテゴリーの活用とピットフォール
 Ⅴ 妊娠中の投与時期の危険度評価
 Ⅵ 日本産婦人科診療ガイドライン
 Ⅶ 母乳育児のベネフィットと母乳移行薬物の評価
 Ⅷ 妊婦服薬カウンセリング