ブックタイトル薬局プレアボイド

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薬局プレアボイド

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薬局プレアボイド

56薬剤師による介入内容 薬剤師は,ザンタック錠150 mg〈ラニチジン塩酸塩〉の『1 錠 分2』の処方に気づいた.半分量の規格(75 mg 錠)を使用すれば患者ものみやすいのではないかと考え,医師に疑義照会を行った.結果,ザンタック錠150 mg の『2 錠 分2』に変更となった.最悪の事態  半錠分割によるコンプライアンスの低下や保管上劣化による治療遅延のおそれプレアボイド事例患者情報 58歳の男性.3ヵ月前に新患で来局した.喘息治療のためにテオロング錠100 mg〈テオフィリン〉を継続して服用中で胃障害が発生したため,前回初めてザンタック錠150 mgが処方され,そのときは『1 錠 1日1回 夕食後』の処方であった.薬局で何が起こったか? 薬剤師は,ザンタック錠の処方入力のパターンが通常と違う行での入力であり,用法についても前回は夕食後だったが,今回は『分2 朝夕食後』と相違していることを発見した.さらに患者の話では,「1日2錠 朝夕食後服用を希望した」とのことであった.そこで確認の必要があると考え,疑義照会を行った.case22 薬剤の服用時期に疑問がある処方患者が希望する用法とは異なるザンタック錠重大性重大性重大性重大性重大性0 521 430 521 430 521 430 521 430 521 43重大性0 521 43ごく軽微必要性必要性応用(高難易度)基礎(低難易度)応用(高難易度)基礎(低難易度)頻度頻度頻度頻度01 2301 2301 2301 23低頻度