ブックタイトル図解 薬害・副作用学 改訂2版
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図解 薬害・副作用学 改訂2版
653 副作用の種類と発症メカニズムる.ベンゾジアゼピン類の過量服薬では,GABA による神経細胞の興奮の抑制が過度に増強されて,中枢神経抑制が生じる. ベンゾジアゼピン類の単独の過量服薬では,ほとんどの場合,軽症?中等症である.症状として傾眠,失見当識,記銘力低下,運動失調,言語不明瞭,複視がある.重症では昏睡,呼吸抑制・呼吸停止,洞性徐脈,Ⅰ度房室ブロック,低血圧,低体温などが生じるが,遷延することはまれである.治療に際し,全身管理として昏睡図1-21 ベンゾジアゼピン類の化学構造ベンゾジアゼピン類には,ベンゾジアゼピン誘導体,ベンゾジアゼピン誘導体のベンゼン環をチエノ環に置き換えたチエノジアゼピン誘導体,非ベンゾジアゼピン系睡眠薬などが含まれる.R7R7R1 R1 R2R2NNS NNNNNN NOOHR3R4 R′2 R′2ベンゾジアゼピン誘導体の基本構造チエノジアゼピン誘導体の基本構造非ベンゾジアゼピン系睡眠薬のコア構造イミダゾピリジンシクロピロロン図1-22 GABAA 受容体・複合体の結合とベンゾジアゼピン類の作用機序脳内のGABAA 受容体・複合体にはGABA 受容体のみならず,ベンゾジアゼピン受容体,バルビツール酸結合部位,エタノール結合部位がある.エタノール結合部位バルビツール酸結合部位抑制性ニューロンGABAGABAGABA 受容体GABAA 受容体・複合体ベンゾジアゼピン類ベンゾジアゼピン類ベンゾジアゼピン受容体CI- CI-興奮興奮の抑制抑制の増強