ブックタイトル日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア看護学 基礎編

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概要

日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア看護学 基礎編

464Ⅷ 組織マネジメントA 時間管理の目的 時間管理の目的は,①自分のやるべきことを計画的に管理すること,②ワーク・ライフ・バランスを実現すること,③生産性をあげること,④効率的に時間を活用すること,⑤仕事の責任を果たし,患者から信頼を得ることにある(表Ⅷ-6-1).B 時間管理のテクニックⅰ 時間の使い方を把握 自分自身の1日あるいは1週間の時間の使い方について,「開始時間」「終了時間」「所要時間」「対応・業務・行動などの内容」を記録する.その記録により,自分がどのような対応に時間をとられ,どの業務に最も時間をかけているか,また無駄な時間(予約に遅れた患者を待って時間管理61 時間管理の目的について理解し,そのメリットを活かすことができる2 時間管理のテクニックについて学び,活用できる学習目標表Ⅷ-6-1 時間管理の目的目 的メリット① 計画的な管理・ その日の行動計画や「To Do List(やることリスト)」を作成することで,抜けや漏れをなくし,「やるべきこと」を効率的な手順や順番で遂行することができる・ 計画の段階で,緊急性と重要性から優先度を検討し,何から取り組むべきかを明確にできる② ワーク・ライフ・バランスの実現・ 無駄な浪費時間をなくすことで,時間外労働や休日出勤を減らし,仕事と自分の時間の双方をバランスよく確保することができる③ 生産性の向上・ 自分の日々の時間の活用の仕方を記録し,成果のあがらない業務や必要のない業務に時間をかけていないかを把握することで,それらの時間を重要な仕事や勉強会,症例検討会の時間に割り当てられる④ 効率性の向上・ タスクの所要時間を把握・分析し,適正化につなげることができる・ 必要以上に時間をかけないことで,疲労の防止や集中力を高め,効率性の低下を防ぐことができる⑤ 仕事の責任を果たし,患者から信頼を得る・ 責任:仕事や患者からの約束を期限どおりに守ることができる・ 接遇:患者を待たせたり,対応の遅れをなくしたりすることができる