ブックタイトル聴覚検査の実際 改訂4版

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概要

聴覚検査の実際 改訂4版

16713 耳鳴検査合は×印をもって記入する(ただし,実際にはピッチ・マッチ検査のあとで,ラウドネス・バランス検査を行うので,ラウドネス・バランス検査の記載法を用いることが多い).バンドノイズの時はアンダーライン(〇,×)をつける.必ずしもある1つの周波数とは限らないので,その際は2つ以上の周波数に印をつける.ホワイトノイズの時はWN と記載する.各々の記載法を図に示す(図Ⅱ- 13 - 1?Ⅱ- 13 - 4)2)連続周波数ピッチ・マッチ検査Ⅱ-89) 自記オージオメータを用いて周波数を連続的に変化させ,どの周波数の音(または周波数帯域の音)が耳鳴に似ているかを調べる方法である.図Ⅱ - 13 - 1 ピッチ・マッチ検査(同側耳)の記載法1右耳:2000 Hz 純音,左耳:4000 Hz 純音に近似した耳鳴.周波数(Hz)125 250 500 1000 2000 4000 8000聴力レベル(dB)-20-101020304050607080100110120900図Ⅱ - 13 - 2 ピッチ・マッチ検査(同側耳)の記載法2右耳:2000 Hz バンドノイズ,左耳:4000 Hz バンドノイズに近似した耳鳴.周波数(Hz)125 250 500 1000 2000 4000 8000聴力レベル(dB)-20-100102030405060708010011012090図Ⅱ - 13 - 3 ピッチ・マッチ検査(同側耳)の記載法3右耳:ホワイトノイズに近似した耳鳴.周波数(Hz)125 250 500 1000 2000 4000 8000聴力レベル(dB)-20-100102030405060708010011012090WN(右)図Ⅱ - 13 - 4 ピッチ・マッチ検査(対側耳)の記載法右耳:対側(左側)2000 Hz の純音と近似した耳鳴(C はcontra の意).周波数(Hz)125 250 500 1000 2000 4000 8000聴力レベル(dB)-20-100102030405060708010011012090C