ブックタイトルベッドサイドの高齢者運動器の診かた
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ベッドサイドの高齢者運動器の診かた
各部位から捉える中高齢者運動器のリハビリテーション ─ 股関節部─ 329【運動療法】関節可動域訓練,ストレッチ(図2) 過度の負荷は疼痛増悪の可能性がある.・股関節:屈曲・伸展,内転・外転筋力トレーニング(図3 ~ 6)・大腿四頭筋訓練:大腿四頭筋セッティング,端坐位膝伸展など(図3a, b,4a)・股関節周囲筋,腸腰筋(図4b,5,6)・腰浮かせ動作(ブリッジング)(図3c)・腹筋(図3d)図1 評 価a: 可動域測定:股関節屈曲角度.このとき,股関節の屈曲拘縮,いわゆるThomas 徴候に留意する.股関節など大関節の計測には長尺の角時計が適する.b: 筋力測定:股関節外転筋力.ハンドヘルドダイナモメーターを用いた測定.徒手筋力テストと同じ手技で実施し筋力を数値で評価できる.a b図2 股関節の可動域訓練と周囲筋のストレッチa:股関節屈曲b:下肢進展挙上c:股関節外転a b c