ブックタイトル血管外科 基本手技アトラス 改訂2版

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血管外科 基本手技アトラス 改訂2版

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血管外科 基本手技アトラス 改訂2版

3 弓部大動脈ステントグラフトの分枝再建?Ⅲ.血行再建の手技1 1 debranchingの際の分枝再建(図Ⅲ?101) 第3分枝(左鎖骨下動脈)根部をステントグラフトにて閉鎖(lt.subclavian cover)する際には,「再建しない」派と「再建する」派に分かれる.「再建しない」場合は,左鎖骨下動脈領域のcollateral source の確認(左右頚動脈,右椎骨動脈との頭蓋内のcommunication)と左鎖骨下動脈のf low が落ちた際に不都合がないかどうか(CABGの既往,透析症例における内シャントの有無など)をチェックする必要がある.「再建する」場合,その再建方法は大まかに次の2通りである.a)左総頚-左鎖骨下動脈バイパス術? 全身麻酔下に頚を右に傾け,肩に枕を入れて左鎖骨上窩がextension される体位をとる.? 左鎖骨上窩を7~8cm 程度の横切開をおく.左総頚動脈前斜角筋(内側半分を切離)人工血管左鎖骨下動脈図1NZN0124図Ⅲ?101 遠位弓部大動脈瘤に対するハイブリッド治療(左総頚動脈-左鎖骨下動脈バイパス術+ステントグラフト内挿術) 203