ブックタイトル実践力UP!NCPR(新生児蘇生法) 37のポイント

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概要

実践力UP!NCPR(新生児蘇生法) 37のポイント

4Point ●? 新生児仮死の90%は,あなたの人工呼吸だけで蘇生できる成人や小児の「蘇生」というと,素早い気管挿管や絶え間ない胸骨圧迫,電気的除細動などを想像するでしょう.これに対してほとんどの新生児の「蘇生」は,バッグ・マスク換気だけで完結するのです!新生児の「蘇生」が,成人や小児の「蘇生」と最も異なる点は,「直前までお母さんのお腹の中にいた」ということです.つまり子宮内では液体で満たされていた肺が,出生後は空気で置換されなければならないということ.ストレスのかかった赤ちゃんはそれを自力で達成することが困難なため,私たちが人工呼吸によってサポートする…それが新生児蘇生の最も重要なポイントです.元気な赤ちゃんは自力で達成できる元気のない赤ちゃんはサポートが必要肺胞は肺水で満たされている肺血管は強く収縮している肺胞は空気で置き換わる肺血流が増加するよってNCPR アルゴリズムにおいて一番大事な部分を抜き出せば,こういうことになります.人工呼吸(*)SpO2 モニタ保温,体位保持,気道開通(胎便除去を含む)皮膚乾燥と刺激自発呼吸なしあるいは心拍100/ 分未満呼吸と心拍を確認(SpO2 モニタの装着を検討)ホップ!確実に気道開通ステップ!素早く判断ジャンプ!勇気を出して!1.まずは素早く確実に気道開通させ(ホップ),2.生後30 秒までに人工呼吸の必要性を判断して(ステップ),3.遅れることなく人工呼吸を開始する(勇気を出してジャーンプ!).新生児のケアを担当するスタッフは,どんなにリスクの少ない分娩立ち会いでも,常にここまでの処置を行う覚悟と,物品の準備をしておくことが重要です.