ブックタイトルフォーカス!最後の心房細動診療

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概要

フォーカス!最後の心房細動診療

Life 61 このLife を考えるという章では,私が最近になって勉強したこと, ・高齢・超高齢者では,脳卒中より全死亡の発生率がきわめて高いこと ・その原因となる死因は多様であり,それぞれが競合していること ・周知の脳卒中リスクスコアはこの全死亡の予測に役立たないこと ・ 全死亡率や余命推定のための「外を見て」,「内を診る」という手法とその意味について記しました.しかし,結局のところ,これらを知っても,各患者で余命を大幅に延長するようなことはできません. では,何ができるのでしょうか.それは,高齢・超高齢者を前に,暦年齢に惑わされないで心房細動診療をしようという態度です.自分は暦年齢に惑わされないように,「外を見る」および「内を診る」のざっくりした9 分割表を頭に思い浮かべながら,まず余命の想定(推定ではありません)をすることから始めています.多くの場合,灰色の範囲に属する高齢・超高齢者が多く,このことは「外を見る」と「内を診る」が,どこかで通じているということを意味しているのかもしれません.〔年〕外を見るフレイルプレフレイル健 常内を診る重度障害1 ~ 3 < 5 5 ~ 10軽度障害< 5 5 ~ 10 >10健 常5 ~ 10 > 10 >10「外を見る」,「内を診る」から導き出す余命の想定Lifeを予想することの意義