ブックタイトルここに気をつける！誘発電位ナビ
- ページ
- 5/8
このページは ここに気をつける！誘発電位ナビ の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
概要
ここに気をつける！誘発電位ナビ
225第8 章．認知とその障害を究めるす18）．時間分解能に優れた脳磁図を用いて，右FFA が顔の気づきに重要であることを示しました．4 文字認知の神経基盤Horie S, Yamasaki T, Okamoto T, Nakashima T, Ogata K, Tobimatsu S:Differential roles of spatial frequency on reading processes for ideograms andphonograms: A high-density ERP study. Neurosci Res, 72: 68-78, 201219）.図Ⅲ-8-10 視野闘争課題と脳磁場反応の電流源解析A: BR では両眼で融合画像を見ると，顔や家の見えが切り替わります．PR では融合画像でない写真を単眼でみると呈示された顔か家しか見えません．B: 右1/4 にあるセンサでのM130，M170 反応の磁場分布を示します．C: M130 はFFA 周辺，M170 はFFA に電流源があります．M130 はBR で大きくなりますが，M170 はPR 条件よりも抑制されます．その程度はヒトの方が軽いことを示します（B, C）．（B, C：文献17）より）A両眼視：間欠的視野闘争片方のみ知覚赤緑融合画像短時間呈示＜ 600 ms顔画像（緑）家画像（赤）赤フィルタ 緑フィルタ 赤フィルタ 緑フィルタ片方のみ知覚単眼視：疑似視野闘争B?100（fT/cm）Time（ms）?10060 6040 4020 200 0?20 ?20?40 ?40?60 ?600 100 200 300 400 0 100 200 300 400PR BRM170 M170M130M130CPRM130M170BR6.55.06.55.05.254.55.253.54.04.04.02.0