ブックタイトルスッキリわかる!グングン身につく!生化学ドリル

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概要

スッキリわかる!グングン身につく!生化学ドリル

114 11. ヌクレオチドとポルフィリンヌクレオチドの構造核酸(DNAとRNA)を構成する単位物質を? という.RNAの? は,糖であるリボースの1位に塩基が結合したもの(これを?という)を基本に,その糖の? 位〔注:塩基が結合している糖の位置には「´(ダッシュ)」をつける〕にリン酸が結合した構造をもつ(図11-1).RNAの塩基には? 環をもつ? (A)とグアニン(G),? 環をもつ? (C)とウラシル(U)があり,それぞれカッコ内に示した略語で表す.?の名称は,? の場合はアデノシンとなる(表11-1).リン酸は3 個連続で結合することができ(一リン酸 monophosphate,二リン酸 diphosphate,三リン酸 triphosphate),糖に近い方から? , , とよばれる.アデノシン三リン酸は? と略し,一リン酸型ヌクレオチドは「?ニル酸」ともよばれる〔例:アデノシン一リン酸(AMP)はアデニル酸,グアノシン一リン酸(GMP)はグアニル酸.ただし,イノシン一リン酸(IMP)はイノシン酸〕.DNA の? は,糖はリボースの代わりに2-デオキシリボース,塩基はウラシルの代わりに (T)が用いられ,グアニンと2 個のリン酸をもつ? は,デオキシグアノシン二リン酸(dGDP)という.なお,核酸合成反応の基質となる?は常に三リン酸型である.塩基あるいはヌクレオシド全般はN と略されるので,三リン酸型ヌクレオチドは,NTPやdNTP と記す.A図11-1 塩基,ヌクレオシド,ヌクレオチドリン酸塩基(ここではアデニン) アデニン(A)糖(ここでは2-デオキシリボース)POHOHOOH HHHHO CH24´C C1´C3´ C2´HOCNCCCNN CNNN NHHHNH2NH2プリン塩基HN NN NHOH2NNシトシン(C)ピリミジン塩基NNHNH2O HHN CH3NOO HHNNOO 5´???? ?(G)(T) (U)