ブックタイトルアメリカ臨床留学への道4版

概要

アメリカ臨床留学への道4版

の情報を含め，主訴，現病歴，既往歴，家族歴，社会歴，内服薬（違法薬，漢方薬，市販薬も含む），ROS，鑑別診断，追加検査などをすばやくメモ用紙に書き込み，漏れがないようにしておく．痛みなどの場合，聞く項目は決まっており，各自覚え方があると思うが，CBSQ2A4（Chronology，Bodily location，Setting，Quality，Quantity，Alleviating factor，Aggravating factor，Adaption，Associatedsymptoms）なども語呂合わせでメモに記載しておくとよい．医療面接は時間が限られているため，ペース配分を常に意識する必要がある．筆者の場合は，病歴聴取に7?8分，身体診察に5 分，残りの時間を患者への説明にあてるように留意していた．開始10分でアナウンスが流れるので，その時点で身体所見に入っていない場合は，遅れていると考えた方がよい．個人的には，どの症例も時間ぎりぎりという場合が多かった．カルテ記載の10 分もかなり厳しい条件であると思われる．試験会場の様子や大まかな流れに関しては，USMLE公式サイトにビデオの形でまとめられている（Onsite Orientation for Step 2 CS）ので，必ず目を通しておく必要がある．・Onsite Orientation for Step 2 CS（Practice Materials)http:／／www.usmle.org／practice-materials／index.html私のUSMLE 攻略法― Step 2 CS― 147全身怠感，夜間盗汗，咽頭痛，体重減少，体重増加腎・泌尿器血尿，頻尿，尿失禁，排尿困難，勃起不全神経頭痛，意識障害，めまい，脱力，難聴その他整形外科関節痛，背部痛，交通外傷後の疼痛消化器産婦人科無月経，過多月経，不正性器出血，帯下の異常，性交時痛精神科小児科発熱，下痢，耳痛，問題行動，成長の異常内科一般／感染症表7-3．頻出の主訴一覧糖尿病フォロー，高血圧フォロー，健康診断，ドメスティックバイオレンス抑うつ，不眠悪心・嘔吐，嚥下困難，腹痛，吐血，血便，便秘，下痢呼吸器・循環器咳嗽，呼吸苦，胸痛，動悸