ブックタイトルアメリカ臨床留学への道4版

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アメリカ臨床留学への道4版

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アメリカ臨床留学への道4版

tileを表しているわけでもなく,いろいろ調べてみたが,結局scoringの方法と正確な解釈の仕方はよくわからなかった.またtwo-digit score のスコアリング方法も最近変わったようだが,どのように変わったかも残念ながらよくわからない(以前のスコアより低くでるようだ).試験の合格者に関しては,アメリカ・カナダの医学部出身者の方がそれ以外の受験生(IMG やアメリカ人だけれども他国の医学部を卒業した者などを含む)よりも合格率は高いようだ.日本の医師国家試験とまったく同じく,やはり一発で合格する人がほとんどでRepeatersになるほど合格率は落ちるようだ.Selection Biasがかかるので,当たり前の結果とも言える(表7-1,7-2).目標点は,目指すレジデンシーの種類にもよるが(Family practice は比較的低め,外科系・マイナー系などの人気の科は概して高めな傾向にあるよう),もちろんthree-digit score が高いに越したことはない.IMGというdisadvantageがあるからこそいい点をとって差をつけたいところだ.志望する科にもよるが,やはり我々Non-US IMG にとってマッチするためにはUS IMG よりも高いUSMLE の得点が必要になるようだ(図7-2,7-3).140 7.USMLE 合格への道2010Total 19,476MD Degree 19,8101st Takers 18,3122011Examinees fromUS/Canadian Schools NumberTestedPercentPassingNumberTested(USMLE 2011 Performance Data Step 1http: //www.usmle.org/performance-data/default.aspx#2011_step-1 より)表7-1.Step 1 Administrations18,859 61% 64%18,116 92% 94%19,842 90% 93%NumberTested1st Takers 14,203 70% 14,855 73%Repeaters 4,656 33% 4,621 36%PercentPassingRepeaters 1,726 61% 1,498 70%2010 2011Examinees from Non-US/Canadian Schools PercentPassingNumberTestedPercentPassing