ブックタイトルアメリカ臨床留学への道4版

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アメリカ臨床留学への道4版

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アメリカ臨床留学への道4版

プ20が載っている.それによると,1 位はインドで約20%,2 位がフィリピンで約9%,3 位がメキシコで約6%とあった.アジアでは,パキスタンが4 位(4.8%),韓国が9位(2.1%),中国が11位(2.0%)となっていた.日本はトップ20に入っていない.正確な数はわからないが,日本で毎年1 万人近く生み出される医師のうち,レジデンシーやフェローシップによってアメリカで臨床研修を受ける人は,毎年100人に満たないのではないかと想像する.・AMA(American Medical Association)http://www.ama-assn.org/ama筆者は本稿執筆時点で,アメリカでの研修3 年目である.英語を母国語としない日本人が,英語の環境でトレーニングするのは本当に大変だと実感する毎日である.ただ,実際には英語を母国語としない外国人が他にもたくさんがんばっている.日本人の自分も,たくさんいる英語を母国語としない外国人レジデントの一人なのだ.本書改訂3 版で中川伸生先生が,「本当にそれを求めてやりとげたいと願う心があれば,日本の国家試験に合格する能力のある人であれば誰でも,アメリカでがんばれると信じている」と述べられている.まったく同感である.十分な動機と熱意があれば可能であり,あとは十分な戦略と努力,そして多くの場合周りの方のサポートをもって挑むだけだ.その具体的な内容最近のマッチングの動向43100%75%50%25%0%1982 1985US SeniorsNon-US IMGsOthers1990 1995 2000 2005 2010US IMGs図3-1.Percent Matched