ブックタイトル薬局6708

ページ
6/32

このページは 薬局6708 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

薬局6708

p9 DDIの基本とピットフォール!エキスパートが答えるQ&Ap66 臨床現場でのDDIマネジメントの即戦力!PISCSを使いこなす!p95 治療域が狭い・副作用が出やすい薬剤におけるDDIマネジメントの実践例!特 集適正なDDIマネジメントを実践するためのポイント大野 能之東京大学医学部附属病院 薬剤部 助教・副薬剤部長特集にあたって医薬品の適正使用には,医師による疾病に対する診断と処方,薬剤師による処方支援,処方監査と正確な調剤ならびに情報提供が不可欠である.1990年代前半に起きた抗ウイルス薬と抗がん薬との薬物相互作用(DDI)により生じたソリブジン事件では,15人もの犠牲者を出し,これを受けて医薬品添付文書の問題点が議論され,DDI記載要領が改定された.2000年代になると,臨床試験がない組み合わせのDDIの強度も予測可能な方法が考案され,2014年に発出された『医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン(最終案)』では,DDIの影響の強度に基づいた相互作用薬と被相互作用薬の分類ごとに注意喚起を行う考え方が新たに取り入れられた.このように,DDI情報の考え方と情報提供のあり方については,大きな転換期を迎えている.そこで今回,DDIにスポットをあて,DDIの基礎知識ならびにピットフォール,DDIの影響の強度を考慮したDDIマネジメントの基礎と実践,および治療域が狭い・副作用の起きやすい薬剤のDDIマネジメントをいかに実践するか,について,わが国を代表するエキスパートの先生方にご解説いただいた.薬剤師としてDDIのマネジメントに本質的にかかわることで,医療の質が向上することに,本特集が少しでもお役に立てれば幸いである.6 2440 薬 局 2016 Vol.67, No.8 薬 局 2016 Vol.67, No.8 2441 7