ブックタイトル症候別漢方治療論 月経関連症候

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症候別漢方治療論 月経関連症候

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症候別漢方治療論 月経関連症候

28第2 章 漢方治療の実際漢方診療の実際漢方所見■■①脈:沈細.②舌:淡紅色,歯痕,白苔.③腹部:腹力軟弱,臍さい動どう悸き 軽度,臍さい傍ぼう圧あっ痛つう.処方決定のポイント(治療目標)■■本症例は「月経不順,抑うつ傾向,頭痛などの症状」から?帰調血飲を選択した.以前に使用した漢方薬も本方であった.■■本症例では月経過多に用いているが,?帰調血飲は産後のあらゆるトラブルに使用できる方剤である.産後の疲労は気血両虚と考える.治療経過■■?帰調血飲を1日3回投与.■■1 ヵ月後,頭痛は改善傾向で,次の月経時の経血量は落ち着いてきたが,だらだらと出血が続いていた.出血過多は少し残ったが,改善傾向にあるので服用を継続.■■4 ヵ月後,月経周期も正常に戻り安定している.本人も月経時の体調がよくなり,通常どおりに仕事ができると嬉しそうであった.経過良好であるため以後も様子をみながら治療を継続.処方変更のヒント■■改善が認められない場合には,下記のチェック項目を参考にして変方する.□ 冷えなし  □ 熱性あり → 通導散□ 皮膚乾燥なし  □ 体力低下あり → 香蘇散□ 皮膚乾燥なし  □ 体力低下なし → 半夏厚朴湯