書籍カテゴリー:基礎薬学

薬事法規・制度・倫理マニュアル
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薬学マニュアル
薬事法規・制度・倫理マニュアル

第15版

  • 帝京平成大学薬学部 学部長・教授 亀井美和子 編
  • 大阪医科薬科大学薬学部社会薬学・薬局管理学研究室 教授 恩田光子 編
  • 公益財団法人 日本薬剤師研修センター 専務理事 浦山隆雄 編
  • 中外合同法律事務所 弁護士 赤羽根秀宜 編

定価:4,400円(本体4,000円+税10%)

  • A4判 212頁
  • 2021年3月 発行
  • ISBN978-4-525-71235-8

概要

薬事関係法規・制度を知る包括的テキストの決定版!

本改訂では,前版発刊(2019年4月)以降の法改正,制度改正に伴う内容の修正およびデータの更新を行い,最新の情報を盛り込みました.薬学部6年制学生を対象とした「薬剤師国家試験出題基準」に準拠し関係項目を網羅.また,薬学生のみならず,MRや薬事関係者の知識の習得・整理にも役立つ一冊です.

序文

 「薬事法規・制度・倫理マニュアル」は,薬事関係法規・制度を包括した解説書として1989年(平成元年)に初版(初版から6版までの書名は「薬事関係法規マニュアル」,7版から9版までの書名は「薬事法規・制度マニュアル」)が発行されて以降,多くの薬学生,薬学関係者から,わかりやすく利便性の高い書籍として利用され,高い評価を得ています.初版発刊当時は,薬事関係法規を体系的にまとめて解説した教材はほとんどなく,法律に初めて触れる薬学生や薬学関係者が薬事関係法規を手軽に学習することは困難でした.薬剤師国家試験のための暗記ではなく,法規・制度への理解を深めるために,また,規制内容を知りたいときにすぐに調べられるような実用性を高めるために,本書はさまざまな工夫がされています.
 本書では,複雑で難解な法律・制度を表形式で解説しています.規制項目ごとに,規制内容,根拠条文,注釈を整理している点は,本書の最大の特徴です.また,法の位置づけや法改正の経緯の解説,規制の内容や関係性を表すチャート図を冒頭に示しています.これらの工夫により,本書は薬事法規・制度を視覚的に理解しやすいものとなっています.
 内容については,薬学教育モデル・コアカリキュラムの「薬学と社会」全般に加え,薬剤師国家試験出題基準の「法規・制度・倫理」に該当する領域を網羅しています.また,前版からは,より学習しやすい順序となるように,記載順序を見直しました.版を重ねる毎に,法律の改正点だけでなく工夫を重ねてきたことが,多年にわたり多くの読者に本書を利用していただける理由と考えています.今後も引き続き,知識の習得,薬学領域のコンプライアンス向上に本書を活用していただきたいと願っています.
 最後に,改訂15版の発刊を迎えるにあたり,本書の方針に沿って,必要事項を正確,かつ,わかりやすく執筆いただいた著者の先生方に心より感謝申し上げます.また,出版側としてご尽力をいただいた株式会社南山堂のご担当者の皆様に心より敬意を表します.

2021年3月
編者

目次

1 薬剤師に関わる法令と倫理規範
 1-1 法と倫理
 1-2 医療人としてのこころ構え
 1-3 法の構成

2 薬剤師と医薬品等に係る法規範
 2-1 法的責任
 2-2 製造物責任法(PL法)
 2-3 個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)
 2-4 薬剤師法
 2-5 医師法,歯科医師法,保健師助産師看護師法,臨床検査技師等に関する法律
 2-6 医薬品医療機器等法
 2-7 血液供給体制(安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律)
 2-8 副作用被害と薬害
 2-9 レギュラトリーサイエンス
 2-10 管理薬に関する規制
 2-11 毒物及び劇物取締法
 2-12 医療法
 2-13 今後施行される医薬品医療機器等法の改正部分

3 社会保障制度と薬剤経済
 3-1 社会保障制度
 3-2 医療保険制度
 3-3 高齢者医療制度のしくみ
 3-4 公費負担医療の概要
 3-5 介護保険制度(介護保険法)のしくみ
 3-6 診療報酬,調剤報酬,介護報酬のしくみ
 3-7 薬価基準制度
 3-8 医薬品と医療の経済性

4 地域における薬局と薬剤師
 4-1 医薬分業
 4-2 地域薬局,薬剤師の役割
 4-3 コミュニケーション