書籍カテゴリー:感染症学|臨床薬学

おうちでできる「菌力UP!」エクササイズ 外来編(経口剤)
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おうちでできる「菌力UP!」エクササイズ 外来編(経口剤)

1版

  • 京都薬科大学 臨床薬剤疫学分野 教授 村木優一 著
  • 安城更生病院 薬剤部 奥平正美 著
  • 名古屋セントラル病院 薬剤科 坂野昌志 著
  • 名古屋セントラル病院 薬剤科 吉村昌紘 著

定価:1,980円(本体1,800円+税10%)

  • B5判 137頁
  • 2021年10月 発行
  • ISBN978-4-525-23881-0

概要

抗菌薬の知識を自己学習で高めよう!

 臨床現場で、つねに求められる抗菌薬の知識.学生時代に微生物や薬物療法の講義を受けたものの,ちょっと苦手だなと感じている方の自己学習にオススメです.
 本書は「もう迷わない! 抗菌薬Navi 第3版」の内容をもとに,基本知識の確認だけでなく,実際に知識を活用する臨床現場を想定したさまざまな問題を解きながら,感染症予防と治療のスキルを習得できるように構成しました.
 また,実践的な問題集にするために「外来編」と「入院編」の2分冊とし,本書では主に外来診療で抗菌薬を使用する場面を想定した処方監査・症例問題を掲載! 「もう迷わない! 抗菌薬Navi」とともにくりかえし読み返すことで,よりしっかりと知識の定着が図れます.

序文

新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し,感染症の治療や予防,伝播抑制といった事柄に,医療従事者だけでなく,多くの国民の関心が寄せられる時代となりました.あわせて,感染症に関する教育についても,その重要性が見直され,今後ますます医・歯・薬・看護系学部において精力的に行われるようになると予想されます.また,すでに医療現場の第一線で活躍する医療従事者には,感染症の治療や感染予防対策に関する正確な知識や,実践スキルの修得が求められています.
そのようななか,薬剤師は,薬局や病院など従事する施設にかかわらず,抗菌薬や消毒薬などの適正使用の推進に積極的に関わっていく必要があります.しかし,感染症に使用される治療薬の理解と使いこなしに十分な自信がない薬剤師は少なくありません.また,学生時代に学んだ微生物学や薬物治療学,薬物動態学など,多くの科目の知識を,臨床で直面する疑問や問題にどのように連関させて活用すればよいのか困ることも多いと思います.
これまでに,感染症をテーマにした書籍は数多く販売されていますが,書籍を読むだけでは知識の定着を確認することは難しいと思います.一方,定着していない知識がないか,自分自身で確認することも容易ではありません.そのため,本書は「もう迷わない! 抗菌薬Navi 第3版」の内容をもとに,知識の確認だけでなく,実際に知識を活用する臨床現場を想定したさまざまな問題を解きながら感染症予防と治療のスキルを習得できるように構成しました.また,臨床現場に即したより実践的な問題集にするために「外来編(経口剤)」と「入院編(注射剤)」の2分冊とし,本書では主に外来で抗菌薬を使用する場面に焦点をあてています.本書の各問題に付随する解答・解説だけを読んでも理解は深まるかと思いますが,是非,「もう迷わない! 抗菌薬Navi」を隣に置き,行き来しながら,何度も読み返すことで知識をより定着させてもらえればと思います.
本書が,感染症を学ぼうとする皆さんの自己学習に役立ち,より多くの感染症を患う患者さんの治療に活かされることを期待しています.

2021年9月
著者を代表して
村木 優一

目次

【第1部基本編】
1.ペニシリン系抗菌薬
2.セフェム系抗菌薬
3.カルバペネム系抗菌薬・ペネム系抗菌薬
4.キノロン系抗菌薬
5.マクロライド系抗菌薬
6.テトラサイクリン系抗菌薬
7.抗MRSA薬
8.その他の抗菌薬
9.抗真菌薬
10.抗結核薬
11.抗ウイルス薬

【第2部応用編】
実践問題 1:結核菌の治療と感染対策
実践問題 2:βラクタマーゼ阻害薬配合剤の処方理由
実践問題 3:C型肝炎の治療
実践問題 4:インフルエンザの治療
実践問題 5:TDM対象薬の注意点
実践問題 6:感冒の治療
実践問題 7:抗菌薬投与時の下痢
実践問題 8:尿路感染症の治療
実践問題 9:βラクタム系抗菌薬のアレルギー歴
実践問題10:HIV感染症の診断と治療
実践問題11:不整脈の既往と注意すべき抗菌薬
実践問題12:薬剤熱への対応
実践問題13:ワクチンのよろず相談 “あれこれ”