書籍カテゴリー:内科学一般|総合診療医学/プライマリ・ケア医学

禁煙学
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禁煙学
Tobacco Control Advocacy

第3版

  • 日本禁煙学会 編

定価:4,212円(本体3,900円+税8%)

  • B5判 312頁
  • 2014年11月 発行
  • ISBN978-4-525-20173-9

概要

日本禁煙学会公認テキストの改訂3版.今版では禁煙治療で重視されている心理療法(認知行動療法・動機づけ面接法)の記載を充実させ,喫煙による疾患もより細分化した.また,すぐに利用できる実践的なクリニカルパスを掲載した.禁煙補助薬の最新知見や禁煙に対する国際的な動向も踏まえた,禁煙治療に携わる全ての医療者に最適のテキスト.

序文

本書『禁煙学』の初版が世に出てから,すでに7年がたちました.

この間に日本人の成人喫煙率は25%から20%を切るまでに至り,これは中高生の劇的な喫煙率の低下とあいまって,Global Scienceとしての禁煙学の大勝利といえます.

この第3版は,喫煙と受動喫煙の医学,禁煙の医学,日本をとりまく世界の禁煙状況などが大きく前進したことを受けて,大幅な改訂をいたしました.それは本書の使命として,EBMに則った,できる限り正確な医学でなければならないからです.
これはいわゆるエンストローム論文,Peter Leeの論文などタバコ会社のために作られた虚偽の論文がいまだに意図的に配布されており,一方で私達はあくまでも正確性を重んじていかなければならないからでもあります.

能動喫煙では,タバコ煙には70種類以上の発がん物質が明らかにされていますし,依存症にするための種々のたくらみが一つひとつ暴かれてきました.
また,能動喫煙による個々の疾患につきましては,それぞれの権威の先生方にご執筆いただきました.
受動喫煙では,PM 2.5と受動喫煙,受動喫煙防止の法律,また,受動喫煙防止法が施行された国で起きたことなどの新しい項目を設けました.

禁煙の医学では,ニコチンという依存性薬物が脳内報酬回路を使って「こころ」を支配することがますます確実になってきました.
いくらニコチン依存患者に疾病のことを詳細に伝えても禁煙をするのは難しいのです.
患者の頭の中ではニコチンに占領された「こころ」と論理的な大脳皮質がぶつかり合い,認知性不協和の状態に陥るだけなのです.
これを打ち破るのが動機づけ面接法と認知行動療法です.つまり,自ら考え自ら行うことが何よりも重要ということで,第3版ではこの二つの心理療法についてページ数を拡充し,専門家にご執筆をお願いしました.
また禁煙治療のクリニカルパスも実際的な構成で有用かと思います.

世界の潮流と日本の現状につきましては,タバコ規制枠組条約(FCTC)およびそのガイドラインに従って新たに稿を起こしました.
世界では当然のこととして,すでに行われていることが,日本では行えていないことがよくわかると思います.

口絵ではヘビースモーカーであると,テレビや映画の中でも容易にそれとわかる下口唇の黒色変化を年齢ごとに示しました.
これは禁煙治療のみならず,一般診療をされている先生方のご参考になることと思います.
さらに,タバコによる肺の黒色調の変化を著明に示す写真も掲載いたしました.

Global Scienceに則るこの『禁煙学』が多くの方々のお役に立てることを祈っております.

最後に,タバコフリー活動にご尽力された繁田正子先生が本書編集中に急逝されました.
ご冥福をお祈りするとともに,先生のご遺志を私達が引き継いでいくことをここに誓います.

2014年10月吉日
NPO法人日本禁煙学会?理事長 作田 学

※FCTCの正式名は,WHO Framework Convention on Tobacco Control(タバコの規制に関する世界保健機関枠組条約)ですが,本書では「タバコ規制枠組条約」(FCTC)と略すことにいたします.

目次

Ⅰ 喫煙の医学
1 タバコ煙の成分
A. タバコ煙に含まれる成分
1.粒子相とガス相の両方に含まれる物質
2.主に粒子相に含まれる物質
3.主にガス相に含まれる物質
B. 依存症にするための製品
1.依存性物質としてのニコチン
2.喫煙という物質摂取経路の意味
3.ニコチンの中枢神経作用の特徴
4.「ライト」,「マイルド」の欺瞞
5.依存性を増強させるための添加物
6.煙の視認性を低下させるための添加物
7.非合法化されるべき製品

2 能動喫煙による疾患
A. 喫煙と寿命
B. 悪性腫瘍
1.国際評価―タバコでがんになることは確立された事実
2.日本人の喫煙と発がん
3.タバコと関連の深い悪性腫瘍
4.タバコ煙中の発がん性物質と発がん
5.タバコ関連肺がん感受性と遺伝子,遺伝子変異の生じ方
6.がんになった場合の予後と負担
7.他の発がん因子との相乗効果
8.環境タバコ煙の発がん性―受動喫煙でもがんのリスクは上昇
9.禁煙とがん死亡の関連
C. 循環器疾患
1.疫学的エビデンス
2.喫煙が循環器疾患発症に関与する機序
3.喫煙と関連する循環器疾患
4.禁煙効果
D. 脳血管障害
1.欧米の報告
2.わが国の報告
3.受動喫煙
4.他の危険因子との相乗効果
5.禁煙の効果
6.脳卒中発症後の喫煙
7.脳卒中・認知症予防のための多角管理
E. COPD(慢性閉塞性肺疾患)    
1.COPDとは
2.COPDとタバコ
3.COPDの臨床像
4.COPDの疫学
5.COPDの診断
6.COPDの治療
7.COPDの予後
F. その他の肺疾患
1.喫煙関連間質性肺疾患(SRILD)
2.気腫合併肺線維症(CPFE)
3.自然気胸
4.呼吸器感染症
5.急性好酸球性肺炎(AEP)
G. 糖尿病  
1.喫煙によるインスリン抵抗性の増加
2.喫煙は糖尿病の合併症進展のリスク
3.動脈硬化リスクとしての喫煙
4.喫煙と糖尿病は歯周病のリスク
H. 消化器疾患
1.食道がん
2.胃食道逆流症(GERD)
3.胃炎,消化性胃・十二指腸潰瘍
4.胃がん
5.大腸がん
6.炎症性腸疾患
7.肝・膵疾患
I. 肝・膵疾患
1.肝疾患
2.膵疾患
J. 腎疾患
1.CKDの概念,定義,重症度分類
2.CKDと喫煙,禁煙
K. アレルギー疾患
1.アレルギー疾患患者における喫煙問題
2.喫煙によるアレルギー炎症亢進のメカニズム
3.喫煙は喘息を悪化させる
4.喫煙は喘息発症を増加させる
5.喫煙は吸入ステロイドの効果を減弱する
6.母親の喫煙と喘息の関連
7.他のアレルギー疾患と喫煙
L. 産婦人科疾患
1.産婦人科領域と喫煙
2.喫煙が女性の内分泌環境に与える影響
3.喫煙と不妊
4.喫煙と感染症
5.喫煙と子宮頸部病変,子宮頸がん
6.その他の婦人科系悪性腫瘍
7.妊娠に及ぼす影響
8.喫煙と胎児・新生児異常との関連性
9.喫煙者における母乳保育の問題
10.禁煙が必要な時期
M. 子どもへの影響
1.出生前(胎児期)における受動喫煙の影響
2.出生後(乳幼児期~思春期)の受動喫煙の影響
3.小児期~思春期の能動喫煙の影響
N. 認知症・精神疾患  
1.認知症と喫煙・禁煙
2.統合失調症と喫煙・禁煙
3.うつ病と喫煙・禁煙
O. 皮膚科および形成外科的疾患(スモーカーズフェース)
1.皮膚自体に与える影響
2.関連する皮膚疾患
3.副流煙による皮膚傷害
P. 耳鼻咽喉科疾患
1.喫煙・受動喫煙と頭頸部がん
2.喫煙・受動喫煙と難聴・中耳炎
3.喫煙と頭頸部感染症
4.喫煙と頭頸部がん手術後合併症
Q. 歯周疾患
1.喫煙と歯周疾患
2.喫煙が歯周疾患に影響を与えるメカニズム
3.禁煙と歯周疾患治療
4.喫煙とう蝕(むし歯)との関連
R. スポーツとタバコ
1.スポーツにおける健康とタバコの関係
2.スポーツとFCTC第十三条

3 受動喫煙による疾患と対策
A. 受動喫煙の影響
1.大人の受動喫煙
2.子どもの受動喫煙
B. 化学物質過敏症
1.疾患概念
2.発症機序
3.臨床症状
4.診断基準
5.鑑別診断
6.治 療
C. PM 2.5と受動喫煙
1.ロンドンスモッグ事件
2.PM 10からPM 2.5へ
3.PM 2.5の健康影響の大きさ
4.タバコ煙のPM 2.5は,屋外大気のPM 2.5と同じ毒性か?
5.日本の飲食施設内のPM 2.5
6.受動喫煙防止法の効果
D. 受動喫煙症の診断,治療,予防
1.診断のポイントとプロセス
2.受動喫煙による化学物質過敏症
3.サードハンド・スモーキング
4.受動喫煙症の治療
5.受動喫煙症の予防
E. 受動喫煙防止法による効果
1.海外での受動喫煙防止法の衝撃
2.受動喫煙防止法後の急性冠症候群などによる入院の減少―後ろ向き研究―
3.受動喫煙防止法による急性冠症候群の減少―前向き研究―
4.急性冠症候群・心臓突然死減少のメカニズム
5.メタ解析による効果―心疾患,脳卒中,呼吸器疾患による入院の減少―
6.カジノでの救急車出動回数の減少
7.わが国でも受動喫煙防止条例の施行とその効果の検証を!


Ⅱ 禁煙の医学
1 総 論
A. 喫煙率の推移
B. 禁煙治療の意義(一般診療・健康診断での禁煙勧奨)
1.一般診療における禁煙勧奨
2.健康診断(健診)での禁煙勧奨
C. やめ方の基本原則
1.タバコをやめるきっかけ,動機
2.禁煙するつもりのない喫煙者に対して
3.タバコをやめようとする人に対して
4.ニコチン離脱症状とその経過
5.タバコへの渇望に対して
6.再喫煙を防止する
7.タバコをやめて変わること

2 禁煙の心理学
A. タバコの依存性
1.身体的依存
2.精神的依存(心理学的依存,行動的依存)
3.依存症は,回復しても治癒しない
B. 禁煙の心理学:①認知行動療法
1.ニコチン依存症の精神・心理療法
2.認知行動療法
3.認知行動療法の実践例
C. 禁煙の心理学:②動機づけ面接法
1.動機づけ面接法(MI)とは?
2.基本戦略
3.基本技法(OARS)
4.習得のための方法

3 薬局・薬店での禁煙指導・支援
A. 薬の種類,副作用・相互作用
1.薬局・薬店における薬剤師の禁煙指導
B. 薬局・薬店での禁煙指導
1.薬局・薬店での禁煙支援の意義
2.薬局薬剤師による禁煙啓発活動
3.薬局での禁煙支援の方法
4.相談者からの基礎情報の収集
5.OTCによるニコチン置換療法
6.処方箋医薬品
7.禁煙補助薬と併用薬との相互作用
8.禁煙期間中に確認すべき事項

4 医療機関での禁煙指導・支援
A. 禁煙外来に必要な物品
1.禁煙治療(保険適用)に必要な機器・物品
2.禁煙外来・禁煙支援にあると便利な機器・物品
B. 経口治療薬バレニクリンの効果と副作用
1.バレニクリン(チャンピックス R)
C. 保険適用と治療のガイドライン
1.禁煙治療の保険適用の背景
2.禁煙治療の保険適用の実際
3.禁煙に関するガイドライン
D. 5A,5Rなどの指導法
1.動機づけ面接法と5R:やめようとしない患者に対して
2.5A:禁煙したいと思う患者に対して
3.カウンセリングと行動療法
E. ニコチン置換療法(NRT)を使った指導法
1.海外と日本におけるニコチン置換療法(NRT)の歴史
2.NRTの有効性と安全性
3.各種NRT製剤による違い
4.NRTの利点と欠点(局所的副作用)
5.NRTの注意点(全身的副作用)
F. バレニクリンを使った指導法
1.バレニクリンの特徴・効果・適応
2.標準的使用法
3.消化器症状への対応
4.精神症状への対応
5.意識障害・自動車運転について
6.今後の展望
G. 子どもに対する禁煙支援
1.喫煙する子どもの特徴
2.喫煙する子どもの主なタイプ
3.禁煙支援の具体的方法
4.子どもの禁煙を成功に導く対策
H. 女性に対する禁煙支援
1.性差を考える
2.女性の禁煙は難しいのか
3.女性に対する禁煙指導の実際
I. 妊婦に対する禁煙支援
1.妊婦の禁煙は難しいのか
2.禁煙できない要因として考えられること
3.妊婦が禁煙指導に有利である点
4.禁煙の時期
5.妊婦への禁煙指導の実際
6.薬剤使用による禁煙治療
7.再喫煙の予防
J. 精神疾患患者に対する禁煙支援
1.精神疾患の有無の確認
2.精神疾患がある場合の禁煙治療
3.精神疾患患者の禁煙へのアプローチ
4.精神疾患患者における禁煙のメリット
K. 禁煙後の体重増加とその防止
1.喫煙と痩身
2.禁煙後の体重増加
3.禁煙後の体重増加による健康への影響
4.禁煙後の体重増加と再喫煙の問題
5.禁煙後の体重増加への対応
L. 歯科における禁煙支援
1.歯科疾患とタバコ
2.歯科界の現況
3.歯科における禁煙指導の特徴
4.歯科における禁煙指導の進め方
M. 病院・診療所の薬剤師の役割
1.薬剤師が禁煙の重要性を認識する
2.薬剤師による禁煙指導の有用性
3.服薬指導における禁煙指導
4.集団教育における禁煙指導
5.薬学の視点から行う禁煙指導
N. 禁煙外来における看護師の役割
1.禁煙治療に看護師が必要な理由
2.看護師の行う禁煙支援
O. 行政における保健師の役割
1.行政における保健師のタバコ対策活動
2.ハイリスクアプローチとしての特定健診・特定保健指導
3.ポピュレーションアプローチ
P. クリニカルパス(医療者用/患者用)
1.クリニカルパスとは
Q. 外来治療からのドロップアウト防止策
1.外来治療からのドロップアウトの要因
2.ドロップアウト防止は初診から
3.再診時の問題解決方法
4.保険適用による禁煙外来の最終診療時の問題点
5.今後の課題
R. 治療終了後の再喫煙防止
1.ニコチン依存症は再発率の高い慢性疾患
2.禁煙治療終了後の“1本の喫煙”の要因
3.再喫煙の防止策
S. 禁煙推進に果たす医師会の役割
1.医師会の役割
2.地区医師会での取り組み
3.東京都医師会での取り組み


Ⅲ 世界の潮流と日本の現状
1 総 論
A. FCTCの歴史,NCDなどの世界の潮流
1.タバコ規制枠組条約(FCTC)の歴史
2.FCTCの目的(FCTCの前文による)
3.ガイドラインとは何か
4.FCTCの条文
5.NCDとは何か
B. 禁煙推進に果たす政治の役割
1.タバコ利権の構造
2.タバコ規制推進のために政治が果たすべきこと
3.政治を動かす力

2 受動喫煙の防止
A. FCTC第八条と世界の潮流
1.FCTC第八条,受動喫煙防止ガイドラインで求められていること
2.受動喫煙防止の世界の潮流
B. 日本の現状
1.労働安全衛生法「快適職場形成」から「健康障害防止」へ
2.健康増進法第二十五条「受動喫煙の防止」
3.職場の安全配慮義務に関する裁判
4.神奈川県および兵庫県の受動喫煙防止条例の成立
5.罰則つき受動喫煙防止の法律の必要性
C. 大学の禁煙化
1.大学における喫煙対策:屋内禁煙から敷地内禁煙への流れ
2.大学における敷地内禁煙は目標ではなく,出発点
3.禁煙推進のための具体的な取り組み
4.禁煙推進の障害となる事柄
D. サービス産業の禁煙の重要性
1.サービス産業を禁煙にすると病気が減る
2.サービス産業を禁煙にするとプラスの経済効果
3.飲食サービス業労働者の2/3が,未成年者,若年女性,中高年者
4.ロシアと韓国が飲食施設完全禁煙化に
E. 受動喫煙防止の法律
1.受動喫煙防止法制定の請願
2.受動喫煙防止法案の内容
3.タバコ規制枠組条約(FCTC)ガイドライン
4.東京オリンピックに向けた東京都受動喫煙防止条例の必要性

3 禁煙教育
A. FCTC第十二条と世界の潮流
1.FCTC第十二条の概要
2.要求されている課題・3つの柱(教育,国民意識の啓発と底上げ,情報伝達手段)
3.法制化へ向けて
B. 幼稚園・小学校・中学校での教育
1.小・中学生の喫煙行動と禁煙教育
2.教育の現場での防煙・禁煙教育の実際
C. 高校・大学での教育,成人へ向けた無煙教育
1.無煙(禁煙)教育の理論と歴史
2.無煙(禁煙)教育の方法と実際

4 タバコの値上げ
A. FCTC第六条と世界の潮流
1.タバコ税の歴史
2.FCTC第六条の意味
3.タバコ価格の国際比較
4.タバコ税の比較
5.タバコ税増税を実現するには
B. 日本の現状
1.FCTCとわが国のタバコ構造改革
2.健康のためのタバコ増税
3.タバコ税の構造と2010年増税のインパクト
4.今後のタバコ増税策

5 タバコのパッケージ
A. FCTC第十一条と世界の潮流
1.効果的な包装・ラベル規制の策定
2.世界の潮流
B. 日本の現状

6 タバコの広告・販売促進活動・スポンサー活動の禁止
A. FCTC第十三条と世界の潮流
1.タバコの広告,販売促進,スポンサー活動とは
2.禁止されるべき具体的な内容
3.世界の潮流
B. 日本の現状
1.タバコ広告に対する国の指針
2.タバコ広告の自主規制
3.タバコの広告,販売促進,スポンサー活動の禁止を目指して
4.第10回アジア太平洋タバコ対策会議(APACT 2013)の開催
C. 国際条約と矛盾するタバコ産業のCSR
1.JT本社による活動
2.別団体を通じての活動

7 各国が守らねばならないこと
A. FCTC第五条三項と世界の潮流
1.条約の規定とガイドライン
2.世界の潮流(他国の例)
B. たばこ事業法との矛盾
1.財務省(政府)の利益相反
2.財務省(旧大蔵省)官僚の天下り
3.JTから官公庁への天上がり
4.族議員
5.JTによる政策妨害行為
6.政府によるタバコ産業の助長
7.タバコ産業関係者の講演会・シンポジウムへの送り込み
8.タバコ産業の「社会的責任」活動
C. 医学研究者の利益相反問題
1.日本禁煙学会における利益相反規定
2.利益相反の申告・開示が必須・重要な理由
3.医学論文掲載誌はタバコ業界の助成論文は掲載しない動向
4.タバコ製品の有害性に関する世界医師会声明・勧告(2007年10月)
5.日本禁煙学会「タバコ産業からいかなる資金も受け取るべきではない」声明
6.「喫煙科学研究財団関係者を省庁の委員,審査員に選任すべきでない」要請

Ⅳ 日本禁煙学会認定制度
1 日本禁煙学会の認定制度について
1.認定制度の意義
2.禁煙サポーター(禁煙指導ができる日本禁煙学会会員)の認定
3.認定指導者・専門指導者の要件
4.申請書類の送付先
5.更新制度
6.教育施設などの認定
7.研修カリキュラム

2 試験問題例

付 録
禁煙治療の実際(Column)
① 禁煙外来:禁煙の準備状態について
② 禁煙外来:再喫煙してしまった患者をどのようにして禁煙に導いたか
③ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(再度の失敗を乗り越えて卒煙へ)
④ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(多重薬物依存からの回復)
⑤ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(禁煙治療中に減量にも成功)
⑥ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(精神疾患治療中)
⑦ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(統合失調症)
⑧ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(うつ病)
⑨ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(十代,中学生)
⑩ 禁煙外来:禁煙に成功した1例(妊婦)

参考資料:FCTCの条文

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